入金グループ(旧:入金部門)オプションは、入金データをグループごとに管理する機能です。
経理担当者や営業担当者ごとに担当する請求・入金データが分かれている場合、入金グループ管理を行うことで担当者に対して入金・請求データの参照制限や、消込画面でのグループ絞込をかけることが可能です。
ここでは入金グループ管理を活用するために、関連マスターの初期設定を行います。
■目次
1.入金グループマスター作成
最初に入金グループマスターにて入金データに付与されるグループコードの作成を行います。
設定方法:【マスター】「入金グループマスター」をご確認ください。
2.入金データにグループコードを付与する
入金グループ管理を行う場合、入金データへのグループの付与は必須です。
入金データ入力以外の方法で登録を行う場合、以下の初期設定を行ってください。
入金EBデータ取込
銀行口座マスター内で銀行口座に入金グループを紐づけます。
入金フリーインポーター
取込設定の「取込有」か「固定値」にて入金グループコードの取込を行います。
入金データ自動連携
「口座詳細」にて連携口座に入金グループを紐づけます。
3.経理ユーザーに請求・入金データの部門絞込をかける
部門絞込をかけることで、最初から自部門のデータだけを画面上に表示させることができます。
入金データの場合
入金グループ・担当者対応マスターにて入金グループとログインユーザーの紐づけを行います。
設定方法:【マスター】「入金グループ・担当者対応マスター」をご確認ください。
消込画面に遷移した時、照合条件にログインユーザーに紐づけた入金グループが自動でセットされます。
※入金グループの指定は「選択」ボタンからも行うことができます。
入金データ検索時、「入金グループ対応マスターを表示」にチェックをいれて検索した場合、
ログインユーザーに対して紐づけた入金グループのデータのみ表示されます。
チェックボックスをオンにしない状態で検索を行った場合は全てのデータが表示されます。
請求データの場合
※事前に「入金グループ・担当者対応マスター」の設定を行ってください。
入金グループ・担当者対応マスターにて入金グループと部門の紐づけを行います。
設定方法:【マスター】「入金グループ・部門対応マスター」をご確認下さい。
消込画面に遷移した時、照合条件に「ログインユーザーに紐づけた入金グループ」に紐づけた部門が最初からセットされます。
同じく、「選択」ボタンからも部門の絞込を行うことができます。
請求データ検索時、「入金グループ対応マスターを表示」にチェックをいれて検索した場合、
「ログインユーザーに紐づけた入金グループ」に紐づけた部門のデータのみ表示されます。
チェックボックスをオンにしない状態で検索を行った場合は全てのデータが表示されます。
(参考)担当外部門データの閲覧
ログインユーザーに紐づいた入金グループ以外の、入金データ・請求データ閲覧制限が設定可能です。
【メンテナンス】「権限・セキュリティ」>セキュリティ権限
「担当外部門データの閲覧・入力」をオフにしたユーザーレベルを設定します。
該当ユーザーに割振された部門以外のデータは、請求/入金データ検索・一括消込・未消込請求/入金データ削除など、各メニューで閲覧できなくなります。
4.営業ユーザーに不明入金データの部門絞込をかける
営業ユーザーに「不明入金一覧表示を許可」している場合、全ての不明入金が表示されてしまいます。対応する入金グループの不明入金のみを表示させたい場合、入金グループでの絞込が可能です。
入金グループ・担当者対応マスターにて入金グループとログインユーザーの紐づけを行います。
設定方法:【マスター】「入金グループ・担当者対応マスター」をご確認下さい。※手順は経理ユーザーと同様です。
不明入金一覧の画面で、入金グループに紐づく未処理入金データが閲覧可能となります。
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