一括消込画面で照合ボタンをクリック後、入金情報の欄が赤くなっている時があります。
入金情報のカナと一致する得意先名カナをもった得意先コードが複数ある、かつ該当の振込依頼人名に対して学習履歴が全くない場合に発生します。
同名の別会社があったり、得意先コードが支店ごとに分かれている初期に多く発生します。
上記は「ハイウェイ」から¥73,400の入金が1本だけあります。
紐づく請求の得意先カナが複数あるため、分裂して見えているような状態です。
同名の別会社であるパターンと、同じ会社の合算入金パターンの処理方法をご紹介します。
A.同名の別会社の場合
該当の請求データのみで消込します。
<操作方法>
個別「…」を押し、個別消込画面に入ります。
請求データと入金データが1:1で表示されています。
そのまま消込すると、得意先コードと振込依頼人名の組み合わせを学習します。
入金データに仕向銀行の情報がある場合、仕向銀行・仕向支店の組み合わせも学習します。
※入金自動連携で取得したデータには仕向情報が付与されていない為、カナ情報のみが学習されます。
次月以降は消し込んだ得意先ごとに、入金データが紐づいて照合されます。
履歴は【設定】「学習履歴データ管理」で確認できます。
B.同じ会社の場合(合算入金)
対応する請求データを呼出し、まとめて消込します。その際はグルーピングも自動で行われます。
<操作方法>
個別「…」を押し、個別画面に入ります。
右上の「請求検索」を押し、請求データの検索欄を呼出します。
得意先名など、条件を指定し検索します。
該当する請求データが表示されます。
金額や請求日などを確認し、消込したい請求データにチェックを入れます。
その後「消込」ボタンをクリックします。
債権代表者を選択するポップアップが表示されます。親にしたいコードを選択してください。
特に決まっていない場合、一番若い得意先コードを推奨します。
※表示されていない得意先マスターを債権代表者にしたい場合(本社コードが別にある等)、消込の前に【マスター】「債権代表者マスター」での登録を推奨します。
登録ボタンがオンとなりますのでクリックします。
消込メモの画面は必要があれば入力し、「はい」を押してください。
消込が完了し、画面が更新され消込したデータは画面から消えます。以上で消込処理は完了です。
消込完了後、グルーピングがなされ、同時にカナ学習も行われます。
次回からは請求データを呼出することなく、 まとめての消込が可能です。
支店が増えた場合なども、請求データを呼び出してからまとめて消込すると、グルーピングされます。
(債権代表者マスター)
(学習履歴データ管理)
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。
頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。
