時間休を取得した場合、「休暇管理」画面の残数は以下の流れで計算されます。
1.取得した時間休を残数から差し引く
休暇の残数のうち時間数部分※から、取得した時間休の時間数を差し引きます。
時間数部分から引ききれない場合は、取得時点の就業ルールの「時間単位休暇の場合の1日分が何時間に相当するか」をもとに、残日数のうち1日を時間数に換算し、取得時間数を差し引きます。
※休暇の残数が「1日1時間」の場合、「時間数部分」は「1時間」を指します。
具体例
本項では、以下の条件の場合を例に説明します。
- 元々の残数:1日1時間
- 取得した時間休:3時間
- 時間単位休暇の場合の1日分が何時間に相当するか:8時間
元々の残数「1日1時間」の時間数部分である「1時間」から、取得した時間休「3時間」を差し引くことはできません。
そのため、「時間単位休暇の場合の1日分が何時間に相当するか」の設定内容をもとに1日を時間単位に換算します。
上記の場合、「時間単位休暇の場合の1日分が何時間に相当するか」で「8時間」と設定されているため、「8時間」に残数のうち時間数分の「1時間」を加えて「8時間 + 1時間 = 9時間」を計算します。
「9時間」から「3時間」を差し引いた結果、残数は「6時間」となります。
2.最終的な残数のうち時間数部分を日数に換算する
「1.取得した時間休を残数から差し引く」で計算した最終的な残数のうち「時間数部分」は、対象従業員の最新の就業ルールに設定されている「時間単位休暇の場合の1日分が何時間に相当するか」に基づき「0.5日」や「1日」に換算されます。
従業員に設定されている最新の就業ルールは、従業員の編集画面にある「異動履歴」の一番下の就業ルールを確認してください。
具体例
「1.取得した時間休を残数から差し引く」で計算した最終的な残数が「1日6時間」だった場合、以下のように表示されます。
- 「時間単位休暇の場合の1日分が何時間に相当するか」が「8時間」の場合:残数は「1.5日2時間」※として画面に表示される。
- 「時間単位休暇の場合の1日分が何時間に相当するか」が「7時間」の場合:残数は「1日6時間」として画面に表示される。
※「時間単位休暇の場合の1日分が何時間に相当するか」が「8時間」の場合、4時間が0.5日分として換算されます。
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