- 作成日 : 2026年1月14日
【初心者向け】ホームページの作り方は?手順・無料ツールの選び方からSEO対策まで解説
初心者がホームページ(Webサイト)を作成する際、もっとも重要なのは目的に合った手段とツールを選ぶことです。
本記事では、ホームページの作り方を4つのステップで体系的に解説します。プログラミング知識が不要なCMSや無料作成ツールを用いた自作方法から、本格的なWebサイト構築の流れまで、失敗しないためのポイントを網羅しました。これからサイト開設を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ホームページの作り方は大きく分けて4種類
ホームページを作成する手段は、スキルレベルや予算に応じて以下の4種類に分類されます。
| 作成方法 | 難易度 | 費用感 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 1. CMS (WordPress) | 中 | 月1,000円〜 | 本格的なブログやビジネス集客を行いたい人 |
| 2. ホームページ作成ツール | 低 | 無料〜 | とにかく早く安く、手軽に作りたい人 |
| 3. HTML/CSS | 高 | サーバー及びドメイン代 | エンジニア志望、Web制作を勉強したい人 |
| 4. 制作会社へ外注 | – | 数十万円〜 | 予算があり、プロに任せたい企業・店舗 |
まずはそれぞれの特徴を理解し、自分の目的に合った方法を選ぶことが成功への近道です。
1. WordPressなどのCMSを利用する方法
CMSとは、HTMLなどの専門知識がなくてもWebコンテンツを管理・更新できるシステムを指します。特に、「WordPress」は世界中で利用されており、デザインのカスタマイズ性が高く、運用次第でSEO(検索エンジン最適化)にも有利となります。
サーバー代などの維持費(月額1,000円程度〜)はかかりますが、集客や収益化を目指すビジネス利用において、コストパフォーマンスと自由度のバランスが優れた選択肢です。
2. ホームページ作成ツールを利用する方法
とにかくコストをかけず、手軽にデザイン性の高いページを作りたい初心者には、ホームページ作成ツールが適しています。これらはプログラミングが一切不要で、用意されたテンプレートを選び、パーツをドラッグ&ドロップで配置するだけで作成できるサービスです。「Wix」や「ジンドゥー」に加え、最近ではデザインツールの「Canva」でもWebサイト公開が可能になりました。
無料プランが用意されている場合が多く、直感的な操作で作れるため、「まずは名刺代わりのサイトが欲しい」「イベント用の告知ページを急ぎで作りたい」といった用途に最適です。
なお、無料プランは「独自ドメインが使えない」「広告が表示される」「一部機能が制限される」ことが多いため、ビジネス用途では有料プランの条件も確認して選ぶと安心です。
3. HTML/CSSでコーディングして自作する方法
HTMLやCSSといったコードを自分で書き、ゼロから構築する方法です。テンプレートに依存しないため、デザインやレイアウトを100%自由に決められるのが最大のメリットですが、専門的な知識の習得と、多くの作業時間を要します。また、更新作業や問い合わせフォームなどを自前で維持する必要があり、運用フェーズの負荷が増えやすい点にも注意が必要です。
実務レベルのスキルを身につけたい人や、既存のツールでは表現できない特殊な構造のサイトを作りたい場合には、この方法で挑戦する価値があります。
4. 制作会社に外注する方法
予算に余裕があり、確実な成果(集客や採用など)と高品質なデザインを求める企業・店舗は、制作会社への外注を選ぶべきです。プロの制作会社やフリーランスに依頼するため、費用は数十万〜数百万円とかかりますが、デザインのクオリティはもちろん、スマホ対応、セキュリティ対策、SEO設計などが万全なサイトが完成します。
「社内に詳しい人材がいない」「本業が忙しく制作時間を確保できない」という場合でも、丸投げでプロ品質のサイトが手に入るため、ビジネスの立ち上げ期において失敗のリスクを最小限に抑えられます。
ただし、要件定義や素材の準備は依頼側でも必要になるため、事前に「何を達成したいサイトか」を整理してから相談するとスムーズです。
ホームページを作成する前に準備すべきことは?
いきなり作り始めるのではなく、以下の4点を整理する「準備段階」がサイトの質を左右します。
1. 目的とターゲットを明確にする
まずは「誰に」「何のために」見せるサイトなのか、サイトのゴール(KGI/KPI)と言語化しましょう。
- 目的:集客、ブランディング、採用、商品販売など
- ターゲット:年齢層、性別、居住地、悩みなど
これらがブレてしまうと、誰にも響かない中途半端なサイトになってしまいます。「30代の地域のお客様に、店舗の雰囲気を伝えて来店予約をしてもらう」など、具体的な文章に落とし込むことが重要です。
2. デザインイメージと構成案を固める
競合サイトや参考サイト(ギャラリーサイト)をリサーチし、自社の目的に合ったデザインの方向性を決定します。
「信頼感のある青色ベース」「親しみやすい暖色系」などイメージを膨らませると同時に、サイトに必要なページ(トップ、会社概要、サービス紹介、お問い合わせなど)を書き出します。これらをまとめた「サイトマップ(構成図)」を作成しておくことで、制作中の迷いを防げます。手書きのメモでも構わないので、どのページからどのページへリンクさせるか、ユーザーの動線を整理しておきましょう。
3. 予算と納期を決める
予算と納期をあらかじめ決定し、リソースを確保します。
- 自作の場合:サーバー代などの実費(月額1,000円〜)に加え、自分の作業時間が最大のコストとなります。
- 外注の場合:制作費(数十万円〜)と制作期間(1ヶ月〜3ヶ月程度)が必要です。無理のないスケジュールと予算組を行うことが、制作途中での挫折を防ぐポイントです。
4. 自作の場合はサーバーとドメインを準備する
ホームページを公開するためのサーバーとドメインを契約します。
無料のホームページ作成ツールを使う場合は不要なこともありますが、WordPressやHTMLで自作する場合は必須の手順です。レンタルサーバー会社(エックスサーバー、ConoHa WINGなど)と契約すると、同時に独自ドメインを取得できるプランが多く便利です。ビジネス利用で信頼性を重視するのであれば、無料ドメインではなく、必ず独自のドメインを取得することを推奨します。
初心者でも失敗しない!ホームページ作成の手順は?
ホームページを自作する場合、以下の手順に沿って進めることで、手戻りを防ぎスムーズに公開できます。ここでは、最も一般的なWordPressなどのCMSを利用する場合を想定した標準的なフローを解説します。
1. CMSの初期設定を行う
取得したサーバーにWordPressなどのCMSをインストールし、Webサイトの環境を構築します。最近のレンタルサーバーには「WordPressかんたんインストール機能」がついていることが多く、画面の指示に従うだけで数クリックで導入可能です。
インストール直後に必ず行うべきなのが、通信を暗号化するSSL設定(httpをhttpsにする設定)です。これはサイト訪問者の情報を守るだけでなく、Googleからの評価にも影響するため、必ず設定を完了させましょう。
合わせて管理画面のID・パスワード強化やプラグイン、テーマの更新など、基本的なセキュリティ設定も行うと万全です。
2. デザインとレイアウトを決める
選んだツールやCMSのテンプレート(テーマ)から、目的に近いデザインを選びます。
有料・無料を含め数多くのテーマが存在しますが、利用者が多く情報が豊富なものや日本製のテーマを選ぶと安心です。また、現代のWeb閲覧はスマートフォンが主流であるため、PCだけでなくスマホで見やすく自動調整される「レスポンシブ対応」のテーマであるかどうかも必ず確認してください。この段階で、ロゴの設定や配色の調整も行います。
3. コンテンツ(文章・画像)を作成・配置する
準備段階で作成したサイトマップに基づき、トップページや会社概要などの原稿を作成し、ページに入力していきます。
読者にとって有益な情報を意識し、適切な「見出し」や「画像」を挿入して読みやすくすることが重要です。文章がただ続くだけでは離脱の原因になるため、適度な改行や箇条書きを活用しましょう。最近のツールはブロックを積み上げるように直感的に配置できる機能(ブロックエディタなど)が主流になっており、パズル感覚でページを作り上げることができます。
4. 内容をチェックして公開する
すべてのページの入力が終わったら、PC、タブレット、スマートフォンの各デバイスで表示崩れがないか最終チェックを行います。特に、お問い合わせフォームが正しく動作するかは必ずテスト送信をして確認してください。
公開後は、Googleなどの検索エンジンにサイトの存在を知らせるため、Google Search Consoleへの登録や、XMLサイトマップの送信設定を行いましょう。
ホームページの運用で気をつけるべきSEO対策とは?
ホームページは作って終わりではなく、公開後の運用とSEO対策(検索エンジン最適化)が重要です。
1. ユーザーの検索意図を満たすコンテンツを追加する
検索エンジンは、ユーザーの質問や悩みに的確に答えているページを高く評価します。そのため、ターゲットユーザーが検索しそうなキーワード(クエリ)を意識し、役立つ情報を定期的に発信し続けることが重要です。
例えば、「ホームページ 作り方」で検索する人は「手順を知りたい」と思っているため、その手順を詳しく解説した記事を用意するといった施策を継続的に行いましょう。
2. ページの表示速度とモバイルフレンドリー化を徹底する
スマホでの閲覧のしやすさと、読み込み速度の速さは検索順位に直結する重要な要素です。
高画質の画像をそのまま使うと表示速度が遅くなるため、画像サイズを圧縮して軽量化する工夫が必要です。また、スマホ画面で文字が小さすぎないか、ボタンが押しやすいかといったユーザビリティも確認しましょう。Googleが提供する「PageSpeed Insights」などの無料ツールを使って、定期的にサイトのパフォーマンスを計測し、改善を繰り返すことがテクニカルSEOの基本です。
ホームページの作り方に迷ったら目的とリソースで判断を
本記事では、ホームページの作り方について、準備から作成、公開後の運用まで全体像を解説しました。
時間と手間をかけてでもコストを抑えたいなら、WordPressでの自作は有力な選択肢です。HTMLなどのスキルを身につけたいなら、コードを書いて自作に挑戦しましょう。一方で、予算を使ってでもクオリティと成果を保証したいなら、制作会社への外注が正解です。
まずは「何のために作るのか(目的)」と「予算・納期」を書き出し、ご自身に最適なルートを選んでみてください。その第一歩が、あなたのWeb活用を大きく前進させるはずです。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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