• 作成日 : 2026年1月23日

パワーポイントで会社説明会資料を作成するには?新卒採用のデザインのコツを解説

パワーポイント(PowerPoint/PPT)で新卒採用の会社説明会資料を作りたい、学生に響く内容にしたいと思ったことはありませんか。会社説明会は、学生が企業を知る最初の機会であり、この印象が応募意欲を大きく左右します。

本記事では、新卒を惹きつける会社説明会資料の作り方から、必要な項目、デザイン・レイアウトのコツまで詳しく解説します。

新卒向け会社説明会資料はなぜ重要?

会社説明会資料は、学生に自社の魅力を伝え、「この会社で働きたい」と思わせるための重要なツールです。

新卒採用において、会社説明会は学生との最初の接点となることが多い場面です。限られた時間の中で、会社の事業内容だけでなく、働く環境や将来のキャリア、社風までを伝え、学生の心を掴む必要があります。

学生は複数の企業説明会に参加するため、印象に残らなければ選考に進んでもらえません。分かりやすく、魅力的で、記憶に残る資料を作ることが、採用成功の第一歩です。

会社説明会資料と会社紹介資料の違いは?

会社説明会資料は、学生目線で「働くイメージ」を伝えることに重点を置きます。

一般的な会社紹介資料は、取引先や投資家向けに事業内容や実績を中心に構成されます。一方、会社説明会資料は、学生が知りたい情報、つまり「どんな仕事ができるか」「どんな人と働くか」「成長できるか」を中心に構成します。

堅苦しいビジネス文書ではなく、親しみやすいトーンで、学生が自分の将来をイメージできる内容にすることが大切です。

パワーポイントで作る会社説明会資料に必要な項目

会社概要だけでなく、仕事内容、社員の声、キャリアパス、福利厚生など、学生が知りたい情報を盛り込みましょう。

新卒向け会社説明会資料に含めるべき項目を解説します。

表紙

資料の第一印象を決めるページです。

会社名、ロゴ、「会社説明会」「採用説明会」などのタイトル、開催日を記載します。学生の目を引くビジュアルや、会社の雰囲気が伝わる写真を使うと効果的です。堅すぎず、親しみやすいデザインを心がけましょう。

アジェンダ(目次)

説明会全体の流れを示します。

「本日の流れ」として、会社紹介、仕事紹介、先輩社員の話、質疑応答など、説明会のプログラムを示します。所要時間の目安も記載すると、学生が見通しを持って参加できます。

会社概要

基本的な企業情報を簡潔にまとめます。

会社名、設立年、所在地、従業員数、売上高、事業内容などを記載します。学生にとって馴染みのない業界の場合は、業界の説明や市場規模なども加えると理解が深まります。

企業理念・ミッション・ビジョン

会社が大切にしている価値観を伝えます。

経営理念やミッションを紹介し、なぜその事業をしているのか、どんな社会を目指しているのかを説明します。学生は「この会社の考え方に共感できるか」を重視するため、単なるスローガンではなく、背景や想いを伝えましょう。

事業内容・サービス紹介

何をしている会社かを分かりやすく説明します。

主要な事業やサービスを、図やイラストを使って視覚的に紹介します。BtoB企業など学生に馴染みがない場合は、「皆さんの生活にどう関わっているか」という切り口で説明すると、身近に感じてもらえます。

仕事内容・職種紹介

実際にどんな仕事をするかを具体的に示します。

募集する職種ごとに、具体的な業務内容、1日のスケジュール例、やりがい、必要なスキルなどを紹介します。「入社後どんな仕事をするのか」は学生が最も知りたい情報の一つです。抽象的な説明ではなく、具体的な業務イメージを伝えましょう。

先輩社員の紹介・インタビュー

実際に働いている社員の声を届けます。

入社3〜5年目程度の若手社員を中心に、入社理由、現在の仕事内容、仕事のやりがい、学生へのメッセージなどを紹介します。写真付きで掲載すると親近感が増します。可能であれば、説明会当日に先輩社員が登壇して直接話すと、より響きます。

キャリアパス・成長環境

入社後の成長イメージを示します。

入社後の研修制度、配属の流れ、キャリアステップの例、スキルアップ支援制度などを紹介します。「この会社で成長できるか」は学生の大きな関心事です。実際のキャリア事例を示すと、将来像をイメージしやすくなります。

研修・教育制度

新人をどう育てるかを説明します。

新入社員研修の内容と期間、OJT制度、メンター制度、資格取得支援など、教育体制を具体的に紹介します。「しっかり育ててもらえる」という安心感は、学生にとって重要な判断材料です。

社風・働く環境

会社の雰囲気や文化を伝えます。

オフィス環境、チームの雰囲気、社員同士の関係性、社内イベントなどを写真とともに紹介します。「どんな人たちと働くのか」「居心地の良い環境か」は学生が気にするポイントです。実際のオフィス写真や社員の様子を見せると、リアルなイメージが伝わります。

福利厚生・待遇

働く条件を明確に示します。

給与、賞与、昇給、各種手当、休日休暇、福利厚生制度などを記載します。住宅手当、育児支援、リモートワーク制度など、学生が関心を持ちやすい制度は強調して紹介しましょう。ワークライフバランスに関する情報も重要です。

募集要項・選考フロー

応募に必要な情報を明示します。

募集職種、応募資格、選考スケジュール、選考ステップ(エントリー→書類選考→面接→内定など)を記載します。次のアクションが明確になるよう、エントリー方法や締め切りも忘れずに記載しましょう。

質疑応答・アンケート

最後に質問を受け付けます。

「よくある質問」をスライドにまとめておくと、学生の疑問を解消できます。説明会後のアンケートや、質問用のQRコードを掲載するのも効果的です。

連絡先・問い合わせ先

採用担当への連絡手段を明記します。

採用担当の部署名、電話番号、メールアドレス、採用サイトのURLなどを記載します。QRコードを入れておくと、スマートフォンからすぐにアクセスできます。

会社説明会資料のデザイン・レイアウトのコツ

学生に響くデザインは、親しみやすさ、分かりやすさ、印象に残るビジュアルがポイントです。

新卒向け資料ならではのデザインのコツを紹介します。

親しみやすいトーンを意識する

堅すぎないデザインと言葉遣いを心がけます。

ビジネス文書のような堅い印象ではなく、学生が読みたくなるような親しみやすいトーンにしましょう。写真やイラストを多用し、文字ばかりにならないよう工夫します。ただし、カジュアルすぎると信頼感を損なうため、バランスが大切です。

企業カラーを活かしつつ明るい配色に

コーポレートカラーをベースに、フレッシュな印象を加えます。

会社のブランドカラーを基調としながら、アクセントカラーで明るさや活気を演出しましょう。暗い色ばかりでは重たい印象になるため、白や明るい色を効果的に使います。

写真を効果的に使う

社員や職場の写真で雰囲気を伝えます。

オフィスの様子、働いている社員、研修風景、社内イベントなど、実際の写真を多く使いましょう。フリー素材ではなく、自社のリアルな写真を使うことで、信頼感と親近感が高まります。笑顔の写真は特に効果的です。

1スライド1メッセージを徹底する

情報を詰め込みすぎないようにします。

学生が短時間で理解できるよう、1枚のスライドには1つのメッセージに絞りましょう。説明会では口頭で補足できるため、スライドには要点だけを記載し、詳細は話しながら伝えます。

フォントサイズは大きめに設定する

会場の後ろからでも読めるサイズにします。

説明会では大人数が参加することが多いため、スクリーンに投影しても読みやすい文字サイズにしましょう。タイトルは32〜44pt、本文は20〜28pt程度が目安です。小さすぎる文字は避けてください。

数字やキーワードを目立たせる

印象に残るポイントを視覚的に強調します。

「平均残業時間10時間」「有給取得率90%」「研修期間3ヶ月」など、学生の関心を引く数字は大きく目立たせましょう。記憶に残りやすくなります。

社員の顔が見えるデザインにする

人を前面に出すレイアウトを心がけます。

先輩社員の紹介ページでは、写真を大きく配置し、名前や部署、コメントを添えます。「人」が見えることで、学生は「自分もこの会社で働くイメージ」を持ちやすくなります。

アニメーションは控えめに

過度な演出は逆効果になることも。

アニメーションを使いすぎると、本題の内容から注意がそれてしまいます。使う場合もシンプルな効果に留め、重要なポイントの強調程度にしましょう。

スライドマスターで統一感を出す

全ページのデザインを一貫させます。

タイトルの位置、フォント、配色、ロゴの位置などをスライドマスターで設定し、全体で統一します。ページごとにデザインがバラバラだと、プロフェッショナルな印象が薄れます。

会社説明会を成功させるためのポイント

資料だけでなく、プレゼンの進め方や当日の雰囲気づくりも重要です。

資料作成以外のポイントも押さえておきましょう。

時間配分を計画する

各パートの所要時間を決めておきます。

会社紹介に時間をかけすぎて、学生が最も知りたい仕事内容や質疑応答の時間が足りなくなるケースがあります。事前にリハーサルを行い、適切な時間配分を確認しましょう。

双方向のコミュニケーションを意識する

一方的な説明だけにならないようにします。

途中で質問を投げかけたり、簡単なアンケートを取ったりして、学生が参加できる場面を作りましょう。オンライン説明会の場合は、チャット機能を活用すると効果的です。

資料は配布または共有する

説明会後も見返せるようにします。

説明会で使用した資料をPDFで配布したり、採用サイトからダウンロードできるようにしたりすると、学生が後から復習できます。ただし、配布用に情報を追加・調整した版を用意することをおすすめします。

定期的に内容を更新する

最新の情報を反映させます。

社員数、実績、福利厚生など、変化する情報は定期的に更新しましょう。先輩社員の紹介も、毎年新しい社員を加えるとフレッシュな印象を維持できます。

魅力的な会社説明会資料で優秀な人材を惹きつけよう

パワーポイントで会社説明会資料を作成する際は、学生目線で「働くイメージ」が湧く内容を意識しましょう。事業内容だけでなく、仕事内容、先輩社員の声、キャリアパス、福利厚生など、学生が知りたい情報を盛り込みます。

親しみやすいデザイン、社員の写真、印象に残る数字を効果的に使い、「この会社で働きたい」と思わせる資料を作成してください。

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