- 作成日 : 2026年1月23日
パワーポイントで作った資料のホチキス位置はどこ?片面・両面印刷別に解説
パワーポイント(PowerPoint/PPT)で作成した企画書や資料を印刷してホチキス留めするとき、どの位置で綴じればいいか迷ったことはありませんか。ホチキスの位置を間違えると、ページをめくりにくかったり、文字が隠れてしまったりします。
本記事では、片面印刷と両面印刷それぞれの場合におけるホチキスの適切な位置と、印刷前に確認すべき余白設定について解説します。
目次
パワーポイントのホチキス位置の基本ルールは?
日本語の横書き資料では左上を1箇所、または左端を2箇所留めるのが一般的です。
ビジネス文書や企画書のホチキス留めには、読みやすさを考慮した基本ルールがあります。ホチキスの位置は、資料の綴じ方向と読む際のページのめくり方によって決まります。
横書き資料の場合
日本語の横書き資料は左から右へ読み進めるため、左側を綴じます。
1箇所留めの場合は左上の角を、左上の角に対して「\」の形になるよう斜め45度で留めるのが標準です。この向きで留めることで、ページをめくった際に紙に無理な力がかからず、スムーズに閲覧できます。
ページ数が多い資料では、左端の上下2箇所を縦に留めると安定します。右側を綴じるとページがめくりにくくなるため避けましょう。
縦書き資料の場合
縦書きの資料は右から左へ読み進めるため、右側を綴じます。
1箇所留めなら右上を斜めに、2箇所留めなら右端を縦に留めます。縦書き資料を左綴じにすると、ページを逆方向にめくることになり読みにくくなります。
片面印刷の場合のホチキス位置
片面印刷では、すべてのページで同じ位置(左側)に余白を確保すればOKです。
片面印刷は設定がシンプルで、ホチキス位置を意識したレイアウトも比較的簡単です。
推奨されるホチキス位置
片面印刷の横書き資料では、左上または左端が基本です。
1箇所留めの場合、用紙の左上から縦に15〜20mm、横に10〜15mmあたりの位置に、45度の角度でホチキスを留めます。2箇所留めの場合は、左端から10〜15mmの位置に、上下均等に2箇所留めます。
余白の設定方法
ホチキスで隠れる部分を考慮して、左側の余白を広めに設定します。
- 「デザイン」タブの「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」を開く
- 印刷用のサイズ(A4など)を設定する
- スライド作成時に、左端から25mm〜30mm程度の十分なスペースを空けて重要な情報を配置するようにしましょう。パワーポイントは印刷時に「用紙サイズに合わせて印刷」の設定を使うと全体が少し縮小されるため、余裕を持ったレイアウト設計が失敗を防ぐコツです。
PowerPointにはWordのような余白設定機能がないため、スライドのレイアウト時に意識的に左側にスペースを空けておくことが重要です。ガイド線を左端から20mmの位置に設定しておくと、配置の目安になります。
印刷時の確認ポイント
印刷プレビューで余白を確認します。
「ファイル」→「印刷」で印刷プレビューを表示し、左端に十分な余白があるか確認してください。文字や図がギリギリまで配置されていると、ホチキス部分で内容が読めなくなる可能性があります。
両面印刷の場合のホチキス位置
両面印刷では、表面と裏面で綴じ側が逆になるため、見開き余白の設定が必要です。
両面印刷は片面印刷よりも設定が複雑です。表面(奇数ページ)は左側、裏面(偶数ページ)は右側が綴じ位置になることを理解しておきましょう。
両面印刷のホチキス位置
左綴じの場合、ホチキス位置は片面印刷と同じく左上または左端です。
ただし、両面印刷では用紙を裏返したときの位置関係を考慮する必要があります。表面の左端と裏面の右端が同じ綴じ位置になるため、奇数ページは左側、偶数ページは右側に余白を多く取ります。
見開きを意識した余白設定
内側(綴じ側)の余白を広くする必要があります。
両面印刷では、見開いたときに左右のページの内側が綴じ部分になります。この内側の余白を「のど」と呼びます。のどの余白が狭いと、綴じた部分が開きにくく、内側の文字が読みにくくなります。
PowerPointで両面印刷を想定した資料を作成する場合、すべてのスライドにおいて左右両方に均等な余白(20〜25mm程度)を確保し、コンテンツを中央に寄せて配置することを推奨します。これにより、印刷時にどちらの面が綴じ側になっても内容が隠れる心配がなく、スライドの順番を入れ替えてもレイアウトが崩れない、ミスのない資料が作成できます。
スライドマスターで余白を管理する
スライドマスターを表示し、左右に20〜25mm程度の「綴じ代」を考慮した共通のガイド線を設定します。すべてのレイアウトでこのガイド線の内側にコンテンツが収まるように設計することで、ページ順を気にすることなく、両面印刷・ホチキス留めに適した資料を効率的に作成できます。
プリンターの両面印刷設定
印刷時に「長辺綴じ」を選択します。
「ファイル」→「印刷」で印刷設定を開き、両面印刷のオプションで「長辺を綴じる」を選択します。A4縦の資料であれば長辺(左右)で綴じる設定になり、左綴じのホチキス留めに対応したページ順で印刷されます。「短辺を綴じる」を選ぶと上下で綴じる形になるため、間違えないよう注意してください。
ホチキス留めをきれいに仕上げるコツ
用紙の揃え方、ホチキスの角度、留める深さに気をつけると仕上がりが良くなります。
ホチキス位置だけでなく、留め方にもコツがあります。
用紙をしっかり揃える
ずれがあると見栄えが悪くなります。
印刷した用紙は、机の上でトントンと揃えてから綴じましょう。特にページ数が多い資料では、用紙がずれやすいため丁寧に揃えることが大切です。
ホチキスの角度を統一する
1箇所留めは45度が基本です。
左上を留める場合、用紙の角に対して45度の角度でホチキスを打つと、めくりやすく見た目も整います。まっすぐ横向きや縦向きに留めるよりも、斜めの方がページをめくる際に引っかかりにくくなります。
適切な深さで留める
端から10〜15mm程度の位置を目安にします。
端に近すぎると用紙が破れやすく、深すぎると本文にかかってしまいます。ホチキスのガイドを活用するか、事前に位置を確認してから留めましょう。
ページ数が多い場合の対処
20ページを超える資料は別の方法を検討します。
通常のホチキスでは10〜15枚程度が限界です。ページ数が多い場合は、中綴じ用ホチキスやクリップ、ファイリングなど別の方法を検討してください。無理に留めると針が貫通せず、破損の原因になります。
印刷前のチェックリスト
ホチキス留めを想定した資料を作成する際に確認すべき項目をまとめます。
左側(綴じ側)に20mm以上の余白があるか、重要な情報が綴じ位置にかかっていないか、両面印刷の場合は奇数・偶数ページで余白位置を調整しているか、印刷プレビューでレイアウトを確認したか、これらをチェックしてから印刷に進みましょう。
正しいホチキス位置で読みやすい資料を
パワーポイントで作成した資料をホチキス留めする際は、横書き資料なら左上または左端を綴じるのが基本です。片面印刷では左側に余白を確保し、両面印刷では奇数・偶数ページで内側の余白を広く取りましょう。
適切な余白設定とホチキス位置で、読みやすく扱いやすい資料を完成させてください。
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