• 作成日 : 2026年1月5日

パワーポイントにアイコンを挿入するには?魅力的なプレゼンを作るテクニック

プレゼン資料を作っていて、「文字ばかりで読みづらい」「スライドが地味で要点が伝わりにくい」と感じることはありませんか。そんな時に役立つのがアイコンです。

「虫眼鏡」で検索、「電球」でアイデア、「握手」で信頼といったように、アイコンを使えば直感的に意味を伝え、視覚的にメリハリのある資料を作成できます。

パワーポイントには高品質なアイコン機能が標準搭載されており、誰でも簡単にプロ並みのデザインを取り入れることが可能です。

本記事では、パワーポイント標準機能を使ったアイコンの挿入方法から、色やサイズを自由に変更するカスタマイズ術、さらに標準機能では物足りない場合の外部フリー素材サイトの活用法までを解説します。アイコンを使いこなし、一目で伝わる魅力的なプレゼンテーションを実現しましょう。

パワーポイントの標準機能でアイコンを挿入する手順

PowerPoint 2019以降(永続ライセンス版)およびMicrosoft 365には、数千種類以上の高品質なアイコン素材が標準で搭載されています。これらは画像ではなく「グラフィックス形式」として扱われるため、拡大しても画質が荒れず、色も自由に変えられるのが特徴です。

STEP1:挿入タブからアイコンを選択する

スライドを開いた状態で、画面上部の「挿入」タブをクリックします。メニューの中にある「アイコン」というボタン(鳥と葉っぱのマークなど)をクリックすると、専用のウィンドウが開き、アイコンギャラリーが表示されます。 Microsoft 365版を使用している場合、このライブラリはクラウド経由で定期的にアップデートされており、常に新しいデザインやトレンドを反映した素材を利用できます。

STEP2:キーワード検索で目的の素材を探す

アイコンギャラリーは「人物」「商売(ビジネス)」「分析」「矢印」などのカテゴリーに分類されていますが、数が膨大なため、検索ボックスを活用するのが効率的です。 例えば、売上の向上を示したい場合は「グラフ」や「上昇」、セキュリティについてなら「鍵」や「盾」といったキーワードを入力します。関連するアイコンが一覧表示されるので、イメージに合うものを探します。

STEP3:複数選択して一括挿入する

使いたいアイコンが見つかったらクリックして選択状態にします。この際、一つずつ挿入する必要はありません。Ctrlキーを押す必要もなく、欲しいアイコンを次々とクリックしていけば、右下の「挿入」ボタンに選択した個数が表示されます(例:挿入(5))。 最後に「挿入」ボタンを押せば、選択したすべてのアイコンがスライド上にまとめて配置されます。

STEP4:配置とバランスを整える

挿入直後のアイコンは重なって表示されることがあるため、ドラッグして適切な位置に配置します。 複数のアイコンを並べる際は、すべてを選択した状態で「配置」メニューの「整列(上揃えや左右に整列)」機能を使うと、均等な間隔できれいに並べることができます。スマートガイド(赤い点線)が表示される場合、それを目安にすると簡単に位置合わせができます。

挿入したアイコンの色やサイズをカスタマイズする方法

パワーポイントの標準アイコンは「図形」と同じように扱えるため、ブランドカラーに合わせて色を変えたり、画質を劣化させずに拡大縮小したりと、自由自在な編集が可能です。

ブランドカラーやテーマに合わせて色を変える

アイコンを選択すると、リボンメニューに「グラフィックス形式」というタブが表示されます。ここにある「グラフィックスの塗りつぶし」をクリックし、カラーパレットから好きな色を選べば、アイコンの色が瞬時に変わります。 企業のロゴカラーや、スライドのテーマカラー(メインカラー)と同じ色に設定することで、資料全体に統一感が生まれ、洗練された印象になります。また、「グラフィックスの枠線」を設定して、白抜きのアイコンに枠をつけるといったアレンジも可能です。

画質を落とさずにサイズを調整する

標準アイコンは「SVG(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)」という形式に近いデータです。そのため、写真を拡大した時のようにギザギザ(ピクセル)が見えることはありません。 アイコンの四隅にあるハンドルをドラッグすれば、比率を保ったまま好きな大きさに変更できます。スライドのワンポイントとして小さく使うことも、表紙の背景として巨大に配置することも、画質劣化を気にせずに行えます。

応用:アイコンを「図形」に分解して加工する

さらに高度な編集をしたい場合は、アイコンを選択して「図形に変換」を実行します。 これにより、アイコンが複数のパーツ(図形)の集合体に分解されます。例えば、「人物アイコンのネクタイだけ赤くしたい」「時計アイコンの針の位置を変えたい」といった場合に、パーツごとに色や形を編集できるようになります。

標準機能で足りないときは外部のアイコンサイトを活用

標準搭載のアイコンだけではイメージに合うものがない場合や、より独自性の高いデザインを求める場合は、Web上のフリー素材サイトを活用します。その際は、商用利用の可否やファイル形式に注意して選びましょう。

おすすめの無料アイコンサイト

世界中で利用されている「Flaticon」や「Icons8」は、圧倒的な数とデザインのバリエーションが魅力です。また、日本の資料作成においては、シンプルで使いやすい「ICOOON MONO」や、フラットデザインに特化した「FLAT ICON DESIGN」なども人気があります。 これらのサイトでは、単色(モノクロ)だけでなく、カラー付きのアイコンや、手書き風、3D風など、多様なスタイルの素材が入手できます。

ダウンロード時の形式は「SVG」か「PNG」

パワーポイントで使用する場合、ダウンロード形式は「SVG」または「PNG」を選びます。

  • SVG形式(推奨):
    最新のパワーポイントなら標準アイコン同様に色変更や拡大縮小が自由にできるため、最もおすすめです。
  • PNG形式:
    多くの環境で使える画像データです。背景が透明になっているものを選びましょう。色はパワーポイント上で自由に変えられないため、ダウンロード時にサイト側で色指定する必要があります。

著作権とライセンスの確認

外部サイトを利用する際は、必ず利用規約を確認してください。 「無料で使えるがクレジット表記(出典元)が必要」「商用利用は有料プランのみ」といった条件がサイトごとに異なります。特に社外向けのプレゼン資料や、Webで公開する資料に使用する場合は、著作権トラブルを避けるために「商用利用可(クレジット不要)」の素材を選ぶか、正規のライセンスを取得することが重要です。

挿入したアイコンの色やサイズをカスタマイズする方法

パワーポイントの標準アイコンは「図形」と同じように扱えるため、ブランドカラーに合わせて色を変えたり、画質を劣化させずに拡大縮小したりと、自由自在な編集が可能です。

ブランドカラーやテーマに合わせて色を変える

アイコンを選択すると、リボンメニューに「グラフィックス形式」というタブが表示されます。ここにある「グラフィックスの塗りつぶし」をクリックし、カラーパレットから好きな色を選べば、アイコンの色が瞬時に変わります。 企業のロゴカラーや、スライドのテーマカラー(メインカラー)と同じ色に設定することで、資料全体に統一感が生まれ、洗練された印象になります。また、「グラフィックスの枠線」を設定して、白抜きのアイコンに枠をつけるといったアレンジも可能です。

画質を落とさずにサイズを調整する

標準アイコンは「SVG(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)」という形式に近いデータです。そのため、写真を拡大した時のようにギザギザ(ピクセル)が見えることはありません。 アイコンの四隅にあるハンドルをドラッグすれば、比率を保ったまま好きな大きさに変更できます。スライドのワンポイントとして小さく使うことも、表紙の背景として巨大に配置することも、画質劣化を気にせずに行えます。

応用:アイコンを「図形」に分解して加工する

さらに高度な編集をしたい場合は、アイコンを選択して「図形に変換」を実行します。 これにより、アイコンが複数のパーツ(図形)の集合体に分解されます。例えば、「人物アイコンのネクタイだけ赤くしたい」「時計アイコンの針の位置を変えたい」といった場合に、パーツごとに色や形を編集できるようになります。

プレゼン資料でアイコンを使う3つのメリット

アイコンは単なる飾りではありません。文字を読む負担を減らし、情報の理解スピードを劇的に向上させる機能的な役割を持っています。

0.1秒で意味を伝える(直感的な理解)

人間の脳は、文字を読むよりも画像を認識する方がはるかに速いと言われています。 例えば、「注意事項」と文字で書くよりも「!」マークのアイコンがあった方が、視線は瞬時にそこに集まり、警戒すべき内容だと認識されます。スライド内の文字数を減らし、アイコンで意味を補完することで、聴衆はスライドを「読む」のではなく「見る」感覚で理解できるようになります。

情報の構造と階層を整理する

箇条書きの頭文字(ブレットポイント)の代わりにアイコンを使うと、それぞれの項目が独立したトピックであることが明確になります。 また、大きいアイコンを章のタイトルに、小さいアイコンを詳細説明に使うなど、サイズの大小で情報の重要度(階層)を表現することも可能です。これにより、複雑な情報でも構造が整理され、すっきりと見やすいレイアウトになります。

言葉の壁を越えて伝える

グローバルなビジネス環境や、専門用語が多いプレゼンにおいて、アイコンは共通言語として機能します。 「メール」「電話」「Wi-Fi」「設定(歯車)」などの普遍的なアイコンは、言語に関係なく誰にでも通じます。海外向けの資料や、様々な背景を持つ人が集まる場では、テキストの説明をアイコンで補足することで、ミスコミュニケーションを防ぐ効果が期待できます。

アイコンを活用して「伝わる」プレゼンを作ろう

パワーポイントでのアイコン活用は、資料の見た目を良くするだけでなく、相手に情報を短時間で正確に伝えるための強力な武器です。

まずはパワーポイントの「挿入」タブにある標準アイコンを使ってみてください。色をテーマカラーに合わせるだけで、統一感のあるプロフェッショナルなスライドに仕上がります。さらに表現の幅を広げたい時は、外部のフリー素材サイトからSVG形式で取り入れるのがおすすめです。適切なアイコン配置で「伝わる」資料作成を目指しましょう。

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