• 作成日 : 2026年2月10日

Wordでラベルシールに「直接入力」して印刷する方法を解説!Excelなしで枠を作成する手順とは?

宛名ラベルや商品管理シールを作成する際、「Excelで住所録を作って差し込み印刷をするのは面倒だ」「数枚だけ手早く作りたい」と思うことはありませんか?

大量のラベルを作るなら差し込み印刷が便利ですが、枚数が少ない場合や、1枚ずつ内容を変えたい場合は、Word上で「直接入力」して作成する方が圧倒的に早くて簡単です。

この記事では、Wordを使ってラベルの枠(テンプレート)を呼び出し、そこに文字を直接入力して印刷する手順について解説します。すべてのラベルに同じ文字を入れる方法と、1枚ずつ違う文字を入れる方法を使い分けて、効率よくラベルを作成しましょう。

Wordでラベルの「枠」を作成する基本手順

まずは、手元にあるラベル用紙(シール用紙)の規格に合わせて、Word上に枠を作成します。

Wordには、エーワン(A-one)やコクヨ(KOKUYO)など、主要メーカーのラベル型番があらかじめ登録されています。インターネットからテンプレートをダウンロードしなくても、設定画面から型番を選ぶだけで、ぴったりの枠を表示させることができます。

1. ラベル設定画面を開く

  1. Wordを起動し、白紙の文書を開きます。
  2. 画面上部の「差し込み文書」タブをクリックします。
  3. 一番左にある「作成」グループの「ラベル」をクリックします。
  4. 「宛名ラベル作成」というダイアログボックスが表示されます。

2. メーカーと型番(品番)を選択する

  1. ダイアログボックス内の「オプション」ボタンをクリックします。
  2. 「ラベルオプション」画面が開くので、「ラベルの製造元」のリストからメーカー名(例:A-One、Kokuyoなど)を選択します。
  3. 「製品番号」のリストから、パッケージに記載されている型番を探して選択します。
  4. 「OK」をクリックして、前の画面に戻ります。

もし該当する型番が見つからない場合は、近いサイズのものを探すか、「新しいラベル」ボタンから自分でサイズを計測して登録することも可能です。

ケース①:すべてのラベルに「同じ内容」を印刷する場合

自分の住所シールや、「取扱注意」「請求書在中」といった共通のシールを作りたい場合は、ダイアログボックスに文字を入力するだけで完了します。

手順

  1. 「宛名ラベル作成」ダイアログボックスの「宛先」欄に、印刷したい文字(郵便番号、住所、氏名など)を入力します。プレビューは見えませんが、後で修正できるのでざっくり入力します。
  2. 「印刷」枠内の設定で、「ラベルの全ページ」が選択されていることを確認します。
  3. すぐに印刷する場合は「印刷」ボタンを押しますが、レイアウトやフォントを調整したい場合は「新規文書」ボタンをクリックします。
  4. 「新規文書」をクリックすると、指定した型番の枠組みに、入力した文字がすべて配置された状態で新しいWordファイルが開きます。
  5. あとはフォントサイズや位置を調整して印刷します。

ケース②:ラベルごとに「違う内容」を直接入力する場合

個別の宛名ラベルや、一つひとつ内容が異なる備品管理シールなどを作りたい場合は、まず「白紙の枠」だけを作成し、そこに表計算ソフトのように入力していきます。

手順

  1. 「宛名ラベル作成」ダイアログボックスを開きます(型番の選択までは基本手順と同じです)。
  2. 「宛先」欄には何も入力せず空欄のままにします。
  3. 画面下部の「新規文書」ボタンをクリックします。
  4. 画面上に、ラベルの形に区切られた透明な枠線(表)が表示されます。
    ※枠線が見えない場合は、「レイアウト(表ツール)」タブの「グリッド線の表示」をオンにしてください。
  5. 表示されたマスの1つ1つに、カーソルを合わせて直接文字を入力していきます。

この方法は、Wordの「表」機能を使っているのと同じ状態です。Tabキーで次のマスへ移動したり、コピー&ペーストで内容を複製したりと、直感的に編集できます。

入力した文字のレイアウトやデザインを整えるには?

ラベル枠はWordの「表」として扱われるため、表の編集機能を活用して、文字を中央に寄せたりフォントを変えたりすることができます。

文字を入力しただけでは、左上に寄っていたり、文字サイズが小さすぎたりして見栄えが悪いことがあります。以下の手順できれいに整えましょう。

文字をラベルの中央(上下左右)に配置する

  1. 表の左上に表示される「十字のマーク」をクリックして、ラベル全体(表全体)を選択します。
  2. 「テーブルレイアウト」タブをクリックします(画面上部の青いタブとは別の、表を選択した時だけ出るタブです)。
  3. 「配置」グループにある9つのボタンの中から、「中央揃え(上下左右の中央)」をクリックします。
  4. これで、すべてのラベルの文字がマスのど真ん中に配置されます。

フォントやサイズを一括変更する

  1. 同様に、十字マークをクリックして表全体を選択します。
  2. 「ホーム」タブから、フォントの種類(明朝体、ゴシック体など)やサイズを変更します。

※宛名ラベルの場合、相手の名前を大きく、住所を小さくしたいことがあります。その場合は、1つのマス内で調整した後、その内容をコピーして他のマスに貼り付けるのが効率的です。

印刷する際の注意点と枠線の扱い

画面上に見えている枠線(グリッド線)は印刷されませんが、位置合わせのために「テスト印刷」を行うことを強くおすすめします。

グリッド線は印刷されない

画面上で点線などの枠が見えていても、それはあくまで「編集用のガイド線」であり、印刷時には出力されません。もし実線の枠を印刷したい場合は、表全体を選択し、「テーブルデザイン」タブの「罫線」で枠線を設定する必要があります。

印刷ズレを防ぐために

ラベル用紙は厚みがあり、プリンターの給紙で滑りやすい傾向があります。

  1. 本番の用紙を入れる前に、普通のA4用紙に一度印刷します。
  2. 印刷した紙とラベル用紙を重ねて、光にかざして位置が合っているか確認します。
  3. 大きくズレている場合は、余白設定などで微調整を行ってから本番印刷を行います。

用途に合わせて「直接入力」を活用する

Excelリストを使わずにWordでラベルを作成する方法について解説しました。

  • 同じ内容の大量生産なら:ラベル作成画面で文字を入力し、「新規文書」で展開する。
  • 個別内容の作成なら:空欄のまま「新規文書」で枠だけ作り、表の中に直接入力する。
  • デザイン調整:表ツールの「配置」機能を使って中央揃えにする。

宛名印刷=差し込み印刷と思われがちですが、数枚〜数十枚程度であれば、今回紹介した「直接入力」の方が手軽でスピーディです。ラベルの枚数や目的に応じて最適な作成方法を選び、効率よく作業を進めてください。

広告

この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】

最後に、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。

経理担当者向け

①Excel関数集 32選まとめブック

Excel関数集 32選まとめブック

経理担当者の方をはじめ、ビジネスパーソンが知っておきたい便利なExcel関数集を初級~上級までギュッと網羅。新人社員の研修用などにもお使いいただけます。Google スプレッドシートならではの関数もご紹介しています。

無料ダウンロードはこちら

②勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)

勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)

勘定科目・仕訳に関する基本知識、および各勘定科目の仕訳例を具体的かつ網羅的にまとめた、50ページを超えるガイドを無料で提供しております。お手元における保存版としてでだけでなく、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。

無料ダウンロードはこちら

人事労務担当者向け

①入社・退職・異動の手続きガイドブック

入社・退職・異動の手続きガイドブック

書類の回収・作成・提出など手間のかかる入社・退職・異動(昇給・昇格、転勤)の手続き。

最新の制度をもとに、よくある質問やチェックポイントを交えながら、各手続きに必要な情報をまとめた人気のガイドですす。

無料ダウンロードはこちら

②社会保険・労働保険の手続きガイド

社会保険・労働保険の手続きガイド ‐入社・退職・異動編‐

企業において社会保険および労働保険の加入・喪失手続きは必ず発生し、手続きを誤れば保険事故が発生した際に従業員が不利益を被る可能性があります。

各保険の基本的な手続き方法を入社・退職・異動のシーン別にギュッとまとめた分かりやすいガイドです。

無料ダウンロードはこちら

総務・法務担当者向け

契約書ひな形まとめ30選

契約書ひな形まとめ30選

業務委託契約書や工事請負契約書…など各種契約書や、誓約書、念書・覚書、承諾書・通知書…など、使用頻度の高い30個のテンプレートをまとめた、無料で使えるひな形パックです。

無料ダウンロードはこちら


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。

関連記事