- 作成日 : 2026年1月23日
パワーポイントを閲覧のみにするには?読み取り専用の設定と解除方法を解説
パワーポイント(PowerPoint/PPT)で作成した資料を、他の人に編集されないよう閲覧のみに設定したいと思ったことはありませんか。誤って内容を変更されるのを防いだり、最終版として配布したりする際に便利な機能です。
本記事では、パワーポイントを閲覧のみ(読み取り専用)にする方法から、解除方法まで解説します。
目次
パワーポイントを閲覧のみにするメリット
閲覧のみに設定することで、意図しない編集を防ぎ、資料の内容を保護できます。
プレゼン資料を複数人で共有する際、誤って内容を書き換えられてしまうリスクがあります。特に、最終版として承認された資料や、社外に配布する資料は、編集されないよう保護しておくと安心です。
閲覧のみの設定には複数の方法があり、目的に応じて使い分けられます。単に編集を推奨しない程度の軽い保護から、パスワードがないと編集できない強い保護まで、さまざまなレベルで設定可能です。
パワーポイントを閲覧のみにする方法
読み取り専用の推奨、最終版としてマーク、パスワード保護など、複数の方法があります。
目的や保護レベルに応じた設定方法を紹介します。
方法1:読み取り専用を推奨する
編集せずに開くことを推奨する設定です。
- PowerPointでファイルを開く
- 「ファイル」タブをクリックする
- 「情報」を選択する
- 「プレゼンテーションの保護」をクリックする
- 「常に読み取り専用で開く」を選択する
- ファイルを保存する
この設定を行うと、ファイルを開く際に「作成者は、このファイルを読み取り専用で開くよう推奨しています」というメッセージが表示されます。ユーザーは「編集する」を選べば編集できるため、強制力はありませんが、誤編集を防ぐ注意喚起として有効です。
方法2:最終版としてマークする
ファイルが完成版であることを示す設定です。
- 「ファイル」タブをクリックする
- 「情報」を選択する
- 「プレゼンテーションの保護」をクリックする
- 「最終版としてマーク」を選択する
- 確認メッセージで「OK」をクリックする
- ファイルを保存する
最終版に設定すると、タイトルバーに「[最終版としてマーク済]」と表示され、編集機能が無効になります。ただし、「編集する」ボタンをクリックすれば編集モードに切り替えられるため、こちらも強制力は限定的です。
方法3:書き込みパスワードを設定する
パスワードがないと編集できないよう保護します。
- 「ファイル」タブの「名前を付けて保存」を選択する
- 保存場所を選び、「その他のオプション」をクリックしてダイアログボックスを開き、右下の「ツール」をクリックする
- 「全般オプション」を選択する
- 「書き込みパスワード」欄にパスワードを入力する
- 「OK」をクリックし、確認のためパスワードを再入力する
- ファイルを保存する
この設定を行うと、ファイルを開く際にパスワードの入力を求められます。正しいパスワードを入力しないと読み取り専用でしか開けないため、確実に編集を制限したい場合に有効です。
方法4:読み取りパスワードを設定する
ファイルを開くこと自体にパスワードを設定します。
- 「ファイル」→「情報」→「プレゼンテーションの保護」をクリックする
- 「パスワードを使用して暗号化」を選択する
- パスワードを入力して「OK」をクリックする
- 確認のためパスワードを再入力する
- ファイルを保存する
この設定は閲覧自体にもパスワードが必要になるため、機密性の高い資料を保護する場合に使用します。
方法5:PDF形式で保存する
編集不可の形式で配布します。
- 「ファイル」→「エクスポート」を選択する
- 「PDF/XPSドキュメントの作成」をクリックする
- ファイル名と保存場所を指定して「発行」をクリックする
PDFに変換すれば、PowerPointがなくても閲覧でき、通常の方法では編集できません。配布用の資料として最も確実な方法です。
読み取り専用の解除方法
設定方法に応じた手順で、読み取り専用を解除できます。
閲覧のみの設定を解除して、再び編集可能な状態に戻す方法を説明します。
「読み取り専用を推奨」の解除
同じ手順で設定をオフにします。
- 「ファイル」→「情報」→「プレゼンテーションの保護」をクリックする
- 「常に読み取り専用で開く」を再度クリックしてチェックを外す
- ファイルを保存する
「最終版」の解除
編集モードに切り替えます。
ファイルを開くと、画面上部に「最終版としてマークされています」というバーが表示されます。「編集を継続」ボタンをクリックすると、編集可能になります。この操作だけで「最終版としてマーク」の設定は解除されるため、そのままファイルを保存すれば解除が完了します。
書き込みパスワードの解除
パスワードを削除します。
- ファイルを開く際に正しいパスワードを入力して編集モードで開く
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択し、「その他のオプション」をクリックする
- 開いたダイアログボックスの右下にある「ツール」から「全般オプション」を開く
- 「書き込みパスワード」欄のパスワードを削除する
- 「OK」をクリックしてファイルを保存する
パスワードを忘れた場合、正規の方法での解除はできません。パスワードは安全な場所に記録しておきましょう。
読み取りパスワード(暗号化)の解除
暗号化を解除します。
- 正しいパスワードを入力してファイルを開く
- 「ファイル」→「情報」→「プレゼンテーションの保護」をクリックする
- 「パスワードを使用して暗号化」を選択する
- パスワード欄を空にして「OK」をクリックする
- ファイルを保存する
閲覧のみ設定時の注意点
保護レベルや用途に応じて適切な方法を選びましょう。
閲覧のみの設定を行う際に注意すべきポイントを確認します。
保護レベルを理解する
方法によって保護の強さが異なります。
「読み取り専用を推奨」や「最終版」は、ユーザーが簡単に編集モードに切り替えられるため、注意喚起程度の効果です。確実に編集を防ぎたい場合は、書き込みパスワードの設定またはPDF変換を選びましょう。
パスワードを忘れないようにする
パスワードを忘れると復旧が困難です。
パスワードを設定した場合、忘れてしまうとファイルを編集できなくなる可能性があります。パスワード管理ツールを使うか、安全な場所にメモを残しておきましょう。
共有相手に伝える
保護の意図を共有しましょう。
閲覧のみに設定する理由(最終版のため、参考資料のためなど)を相手に伝えておくと、誤解を防げます。編集が必要な場合の連絡先も伝えておくとスムーズです。
目的に合った保護方法を選ぼう
パワーポイントを閲覧のみにするには、読み取り専用の推奨、最終版マーク、パスワード保護、PDF変換など複数の方法があります。
誤編集を防ぐ程度であれば読み取り専用の推奨、確実に保護したい場合はパスワード設定やPDF変換が有効です。解除方法も把握した上で、目的に合った保護を設定してください。
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