- 作成日 : 2026年1月23日
パワーポイントでレーザーポインターを使うには?表示方法・色変更・ショートカットを解説
パワーポイント(PowerPoint/PPT)でプレゼン中にスライドの特定箇所を指し示したいと思ったことはありませんか。PowerPointには「レーザーポインター」機能が標準搭載されており、物理的なポインターがなくてもマウス操作でスライド上を指し示せます。
本記事では、レーザーポインターの表示方法、オン・オフの切り替え、色の変更、便利なショートカットキーまで詳しく解説します。
目次
パワーポイントのレーザーポインターとは?
レーザーポインターは、スライドショー中にマウスカーソルを赤い光点に変えて、画面上の特定箇所を指し示す機能です。
プレゼンテーションでは、聞き手の注目を集めたいポイントを示す場面が多くあります。従来は物理的なレーザーポインターを使っていましたが、PowerPointに内蔵されたレーザーポインター機能を使えば、マウスやタッチパッドの操作だけで同じことができます。
この機能は、PCの画面を直接見せるプレゼン、オンライン会議での画面共有、プロジェクター投影など、さまざまな場面で活用できます。物理ポインターを忘れた場合や、電池切れの心配がない点も大きなメリットです。
レーザーポインターでできること
スライドショー中にマウスカーソルがレーザー光のような点に変わり、マウスを動かすとその光点がスライド上を移動します。グラフの特定データ、図の一部、重要なキーワードなどを視覚的に強調でき、聞き手の理解を助けます。
ペン機能や蛍光ペン機能とは異なり、レーザーポインターはスライドに書き込みを残しません。一時的に注目を集めたいだけの場合に最適です。
レーザーポインターを表示する方法
スライドショー中に右クリックメニューから選択するか、ショートカットキーを使って表示できます。
レーザーポインターを使うには、まずスライドショーを開始する必要があります。編集画面では使用できません。
方法1:右クリックメニューから表示する
マウス操作でレーザーポインターを有効にする方法です。
- スライドショーを開始する(F5キーまたは「スライドショー」タブから)
- スライドショー中に画面上で右クリックする
- 表示されるメニューから「ポインターオプション」を選択する
- 「レーザーポインター」をクリックする
- マウスカーソルが赤い光点に変わる
この方法は直感的で分かりやすいですが、右クリックメニューが聞き手に見えてしまう点に注意が必要です。
方法2:スライドショーツールバーから表示する
画面下部のツールバーを使う方法です。
- スライドショーを開始する
- マウスを画面下部に移動すると、半透明のツールバーが表示される
- ペンのアイコン(またはポインターのアイコン)をクリックする
- 「レーザーポインター」を選択する
ツールバーは控えめに表示されるため、プレゼン中でも違和感なく操作できます。
方法3:Ctrlキーを押しながらマウスをドラッグする
最も素早くレーザーポインターを使える方法です。
スライドショー中にCtrlキーを押しながらマウスの左ボタンを押すと、その間だけレーザーポインターが表示されます。ボタンを離すと通常のカーソルに戻ります。一時的に使いたい場面で便利です。
レーザーポインターのオンとオフを切り替える方法
Ctrlキー+マウス操作、ショートカットキー、メニュー選択など、複数の方法でオン・オフを切り替えられます。
プレゼン中にレーザーポインターと通常のカーソルを使い分けたい場面は多くあります。切り替え方法を覚えておきましょう。
Ctrlキー+マウスドラッグで一時的にオンにする
最もスムーズな切り替え方法です。
Ctrlキーを押しながらマウスの左ボタンを押し続けると、その間だけレーザーポインターが有効になります。キーやボタンを離すと自動的にオフになり、通常のカーソルに戻ります。特定の箇所を指し示す瞬間だけ使いたい場合に最適です。
Escキーでオフにする
レーザーポインターモードを解除する方法です。
右クリックメニューやツールバーからレーザーポインターを有効にした場合、Escキーを押すとポインターモードが解除され、通常のカーソルに戻ります。ただし、Escキーを2回押すとスライドショー自体が終了するため、押しすぎに注意してください。
メニューから「矢印」に切り替える
カーソルの種類を明示的に切り替える方法です。
- スライドショー中に右クリックする
- 「ポインターオプション」を選択する
- 「矢印」をクリックする
これでレーザーポインターがオフになり、通常の矢印カーソルに戻ります。同じ手順で再度「レーザーポインター」を選べば、オンに切り替えられます。
カーソルを非表示にする
カーソル自体を消したい場合の設定です。
プレゼン中にカーソルが邪魔に感じる場合は、「ポインターオプション」から「矢印のオプション」→「自動」を選択します。マウスを動かさないときは非表示になり、動かすと再び表示されます。完全に消したままにしたい場合は「非表示」を選択してください。
レーザーポインターの色を変える方法
スライドショーの設定画面で、赤・緑・青の3色からポインターの色を選択できます。
初期設定では赤色ですが、スライドの背景色やデザインに合わせて色を変更できます。赤い背景のスライドでは赤いポインターが見えにくいため、別の色に変更すると視認性が向上します。
STEP1:スライドショーの設定を開く
色を変更する設定画面にアクセスします。
- 「スライドショー」タブをクリックする
- 「設定」グループの「スライドショーの設定」をクリックする
- 「スライドショーの設定」ダイアログボックスが表示される
STEP2:レーザーポインターの色を選択する
好みの色を指定します。
ダイアログボックス内に「レーザーポインターの色」という項目があります。ドロップダウンメニューをクリックすると、「赤」「緑」「青」の3色から選択できます。希望の色を選んで「OK」をクリックします。
STEP3:色の変更を確認する
設定が反映されているか確認します。
スライドショーを開始し、レーザーポインターを表示して色が変わっているか確認してください。スライドの配色に合わせて、最も見やすい色を選びましょう。
色選びのポイント
背景色との組み合わせを考慮して選択します。
白や明るい背景には赤がよく映えます。赤系の背景や暖色系のデザインには緑や青が見やすくなります。プロジェクターで投影する場合は、実際の投影環境で色の見え方を事前にテストしておくことをおすすめします。
レーザーポインターを大きくする方法
PowerPointの標準機能ではポインターサイズを変更できませんが、Windowsの設定でマウスポインター全体を大きくすることで対応できます。
残念ながら、PowerPointにはレーザーポインターのサイズを個別に変更する機能がありません。しかし、いくつかの代替方法でポインターを目立たせることができます。
方法1:マウスポインター(矢印)を大きくして代用する
レーザーポインター機能自体のサイズは変更できません。代わりに、Windowsの設定で通常の「矢印(マウスカーソル)」を大きくし、それをポインターとして使う方法があります。
- Windowsの「設定」を開く
- 「アクセシビリティ」から「マウスポインターとタッチ」を選択する
- 「サイズ」のスライダーで矢印を大きくする
スライドショー中にレーザーポインターへ切り替えず、この巨大化した「矢印」のまま指し示すことで、レーザーポインターと同等かそれ以上に視認性を高めることができます。
方法2:ペン機能で丸を描く
強調したい箇所を囲む方法です。
レーザーポインターの代わりに、スライドショー中のペン機能を使って注目箇所を丸で囲む方法があります。ポインターより視認性が高く、聞き手の注目を集めやすい場合があります。Ctrl+Pでペンモードに切り替えられます。
方法3:ズーム機能と併用する
特定箇所を拡大表示する方法です。
スライドショー中に画面左下のズームアイコンをクリックするか、特定のショートカットを使って、スライドの一部を拡大表示できます。レーザーポインターと組み合わせることで、細かい部分も見やすく示せます。
方法4:アニメーションで強調する
事前に注目箇所を設定しておく方法です。
プレゼン内容が決まっている場合は、強調したい箇所にアニメーション効果(強調、拡大、色の変更など)を設定しておく方法もあります。レーザーポインターに頼らず、視覚的な演出で注目を集められます。
レーザーポインターのショートカットキー
Ctrl+Lで即座にレーザーポインターを表示でき、Escで解除できます。ショートカットを覚えるとスムーズにプレゼンを進行できます。
キーボードショートカットを使いこなすと、マウス操作よりも素早くポインターを切り替えられます。
主要なショートカットキー一覧
スライドショー中に使えるポインター関連のショートカットです。
「Ctrl+L」はレーザーポインターを表示するショートカットです。一度押すとマウスカーソルがレーザーポインターに切り替わります。元の矢印カーソルに戻したい場合は「Ctrl+A」を押すか、「Esc」キーで解除してください。
「Ctrl+左クリック+ドラッグ」は、押している間だけレーザーポインターを表示します。手を離すと自動的に通常カーソルに戻ります。
「Ctrl+P」はペンモードに切り替わり、スライドに書き込みができます。「Ctrl+I」は蛍光ペンモードになり、マーカーのように線を引けます。「Ctrl+A」は通常の矢印カーソルに戻します。「Esc」は現在のポインターモードを解除します。「E」はペンや蛍光ペンで書いた内容をすべて消去します。
ショートカットを使った効率的なプレゼン
ショートカットを組み合わせてスムーズに進行できます。
たとえば、スライドの説明中はCtrl+左クリック+ドラッグで一時的にポインターを表示し、書き込みが必要な場面ではCtrl+Pでペンに切り替え、書き込みが終わったらCtrl+Aで通常カーソルに戻す、という流れがスムーズです。
発表者ツールとの併用
発表者ツールを使うとさらに便利です。
発表者ツールを有効にすると、手元の画面でノートを確認しながらポインター操作ができます。聞き手の画面にはスライドとポインターだけが表示され、操作画面は見えません。「スライドショー」タブで「発表者ツールを使用する」にチェックを入れておきましょう。
レーザーポインターを使いこなして効果的なプレゼンを
パワーポイントのレーザーポインター機能は、スライドショー中に特定箇所を指し示すのに便利なツールです。右クリックメニューやショートカットキーで簡単に表示でき、色の変更も可能です。
サイズ変更は標準機能にはありませんが、Windowsの設定やペン機能で代替できます。ショートカットキーを覚えておくと、聞き手の注目を集めながらスムーズにプレゼンを進行できます。物理ポインターがなくても、PowerPointの機能を活用して効果的なプレゼンテーションを行いましょう。
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