マネーフォワード クラウド給与(FAQ)

Q. 勤怠項目を60進数にしています。カスタム計算式の設定例を教えてください。

カスタム計算式では、60進数の勤怠項目を計算する場合、「分」の数値が用いられます。
詳細は以下のガイドをご参照ください。

  • 勤怠項目が60進数の場合、カスタム計算式では「1:00 = 60」となります。
  • カスタム計算式の設定方法についてはこちらをご参照ください。

計算の仕組み

60進数の勤怠項目を使用する場合、カスタム計算式では「分」の数値が用いられます。
計算式に10進数と60進数の勤怠項目が混在する場合は、計算式に「* 60」や「/ 60」を加える調整が必要な場合があります。

具体例

本項では、「基本設定」>「勤怠項目設定」画面で各項目の単位を以下のように設定している場合を例に説明します。

  • 所定労働時間(月平均):0.00時間(10進数)
  • 法定外時間(平日):000時間00分(60進数)

設定する計算式

「法定外時間(平日)」は単位を「000時間00分(60進数)」に設定しているため、計算には「分」の数値が用いられます。
「時間」の数値として計算に用いる場合は、「法定外時間(平日)/ 60」として計算式に含める必要があります。

計算したい内容

  1. 「割増基礎」を「所定労働時間(月平均)」の時間数で割り、割増率(1.25)を乗じる。
  2. 手順1の計算結果について小数点以下を切り上げる。
  3. 手順2の計算結果に「法定外時間(平日)」の時間数を乗じる。

計算式の設定内容

「カスタム計算式」を以下のように設定すると、「法定外時間(平日)」を「時間」の数値として計算に用いることができます。

  • カスタム計算式:ROUNDUP(割増基礎 / 所定労働時間(月平均) * 1.25, 0) * (法定外時間(平日) / 60)

計算例

各項目の数字が以下である場合の計算例を説明します。

  • 割増基礎:20万円
  • 所定労働時間(月平均):146.50
  • 法定外時間(平日):10:00 = 600分

各項目に上記の値が反映する場合、設定したカスタム計算式では以下の計算が行われ、「17,070円」が算出されます。

ROUNDUP(割増基礎 / 所定労働時間(月平均) * 1.25, 0) * (法定外時間(平日) / 60)
= ROUNDUP(200,000 / 146.50 * 1.25, 0) * (600 / 60)
= ROUNDUP(1706.4…) * (600 / 60)
= 1707 * (600 / 60)
= 17,070
更新日:2024年07月30日

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