データ連携の仕組み
マネーフォワード クラウドのデータ連携は、お客さまの代わりにネットバンキングやクレジットカードのホームページにログインします。そしてシステムが明細を取得して、仕訳候補として表示させる仕組みです。
マネーフォワード クラウドでは、IDパスワード方式、電子証明書方式、API方式の3つの方式で明細を取得しています。
連携方式
IDパスワード方式
お客さまからネットバンクなどにログインするためのIDとパスワードを預り、マネーフォワード クラウドのシステムがお客さまの代わりにログインし明細を取得する方式です。
電子証明書方式
法人の銀行口座など、電子証明書を使用しログインする方式のネットバンクに対応した方式です。
電子証明書がインストールされたパソコンに電子証明書連携ソフトという専用ソフトをインストールし、電子証明書を使用して取得をおこないます。
パソコンが常時起動していない環境の場合、定期的に手動取得をおこないます。
API方式
マネーフォワード クラウドと金融機関の間にAPIという専用のルートを作り、明細を取得する方式です。
定期的にAPIの再連携という手続きを行う必要があります。
データの取得期間
データ連携機能はネットバンクと連携し明細を取得するため、ネットバンキングに表示されていない明細については取得することができません。
ネットバンキングの明細表示期間は、おおむね1ヶ月から3ヶ月程度と比較的短い期間であるため、例えば12月にデータ連携を開始した場合、1月の明細を取得することはほとんどの金融機関で行えません。
また、長期間取得エラーとなっているような場合にも、明細を取得できない期間が生じてしまうことがあります。
2.取得できない期間を作らないために
まず、仕訳として入力した銀行口座やサービスがある場合、できるだけ早く連携設定を行うようにしてください。
連携設定後は、取得できない期間を作らないために、定期的に取得状況を確認するようにしてください。登録済一覧ページのステータスが「正常」になっていれば、正常に取得が行えています。
また、電子証明書を使用する金融機関や、毎回ワンタイムパスワードを要求される金融機関については、手動での定期的な再取得が必要です。ステータスだけではなく、最終取得日にも気を配るようにしてください。
なお、クレジットカードについては、一般的に金融機関よりも取得できる期間が長いようなので、取得できなかった期間については、クレジットカードの明細から仕訳登録ができないかも、検討してみてください。
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