概要
このガイドでは、「決算・申告」>「次年度繰越」画面の操作方法についてご説明します。
「次年度繰越」画面で次年度繰越を行うことで、次年度の仕訳を入力できるようになります。
対象ページ
決算・申告>次年度繰越
対象ユーザー
マネーフォワード クラウド会計をご利用中のお客さま
目次
「次年度繰越」とは
貸借対照表を作成するためには、今年度の期末残高を次年度の期首残高に繰り越す必要があります。
「次年度繰越」機能とは、この繰り越し手続きを行うための機能です。
データを繰り越さずに次年度を作成する
「データを繰り越さずに次年度を作成」の操作を行うと、今年度のデータを繰り越さずに次年度を作成できます。
- 左メニューの「決算・申告」をクリックし、「次年度繰越」を選択します。
- 「次年度繰越」画面の「yyyy年度のデータを繰り越さずに次年度を作成」で「1.帳簿保存の設定」を設定します。
次年度で「仕訳履歴保存」機能を利用する場合は、「仕訳履歴保存機能を利用する」にチェックを入れてください。
「帳簿保存の設定」についてはこちらをご確認ください。
- 「データを繰り越さずに次年度を作成」ボタンをクリックします。
- 「データを繰り越さずに次年度を作成し、次年度へ切り替えますか?」というメッセージが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。
- 次年度の「ホーム」画面に切り替わります。
画面上部に「yyyy年度を作成しました」というメッセージが表示されたことを確認します。
データを繰り越して次年度を作成する
「データを繰り越して次年度を作成」の操作を行うと、今年度の期末残高や固定資産台帳のデータを繰り越して次年度を作成できます。
- 左メニューの「決算・申告」をクリックし、「次年度繰越」を選択します。
- 「次年度繰越」画面の「yyyy年度のデータを繰り越して次年度を作成」で必要な項目にチェックを入れます。
各項目の詳細はこちらをご確認ください。
- 「データを繰り越して次年度を作成」ボタンをクリックします。
- 「データを繰り越して次年度を作成し、次年度へ切り替えますか?」というメッセージが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。
- 次年度の「ホーム」画面に切り替わります。
画面上部に「yyyy年度を作成しました」というメッセージが表示されたことを確認します。
各項目の詳細
1.次年度へ繰り越すデータを選択
「1.次年度へ繰り越すデータを選択」では、次年度へ繰り越すデータを選択できます。
チェックを入れたデータのみ、次年度に繰り越すことができます。
詳細は以下の表をご確認ください。
データ | 内容 |
---|---|
期末残高 | チェックを入れると、今年度の期末残高を次年度の開始残高として反映します。 次年度で開始残高を登録している場合は上書きします。 |
固定資産台帳 | チェックを入れると、「固定資産台帳」画面に登録されている固定資産を次年度にコピーします。 次年度で固定資産を登録している場合は上書きします。 次年度に「固定資産台帳」画面で作成した減価償却の仕訳が登録されている場合は繰り越せないため、該当の仕訳を削除してください。 |
部門別の期末残高 | チェックを入れると、部門ごとの期末残高を次年度の部門別開始残高として反映します。 次年度で部門別開始残高を登録している場合は上書きします。 |
- 「固定資産台帳」と「部門別の期末残高」は、今年度に登録がある場合にのみ表示されます。
- 「繰越利益剰余金」の期末残高は「共通費(部門なし)」で繰り越されます。部門ごとに繰り越すことはできません。
2.仕訳入力を制限する/しない
「2.仕訳入力を制限する/しない」では、「仕訳入力の期間制限」機能を利用するかどうかを設定できます。
チェックを入れて「データを繰り越して次年度を作成」の操作を行うと、会計年度の末日で仕訳入力の制限日付が設定されます。
「仕訳入力の期間制限」機能については、以下のガイドをご参照ください。
「帳簿管理」画面の使い方
3.帳簿保存の設定
「3.帳簿保存の設定」では、次年度で「仕訳履歴保存」機能を利用するかどうかを設定できます。
チェックを入れて「データを繰り越して次年度を作成」の操作を行うと、次年度で「仕訳履歴保存」機能を利用する設定になります。
- 次年度で仕訳が1件でも登録されている場合、チェックを入れることはできません。
- 「仕訳履歴保存」機能を利用するためには「ビジネス」プランのご契約が必要です。
- 仕訳履歴保存機能の詳細はこちらをご確認ください。
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