マネーフォワード クラウド確定申告(FAQ)

Q. 青色申告と白色申告の違いについて教えてください。

「青色申告はなんとなく大変そう」と、青色申告のメリットを知りつつも毎年白色申告で済ませている方も多いと思います。
マネーフォワード クラウド確定申告を使うと、青色申告の65万円を取るために必要な複式簿記の帳簿が簡単に作成できます。また、青色申告には様々なメリットがあります。

青色申告と白色申告の違いについて

下記のサイトで解説をしておりますので、ご参照ください。
青色申告と白色申告の違いを解説!

出力される書類

青色申告:青色申告決算書
白色申告:収支内訳書

専従者控除の計算方法

青色申告:実際に支払った金額を必要経費にできる※要件あり
白色申告:法律で定められた事業専従者控除額を控除する

配偶者や親族に払うお給料である「専従者給与」は、青色申告の場合には一定の要件の下に実際に支払った給与の額について経費にできる特例が認められています。
一方で、白色申告の場合には、親族に対して実際に支払った給与の額ではなく、一定の金額で控除ができる特例が認められています。

それぞれの要件については、下記をご参照ください。
No.2075 青色事業専従者給与と事業専従者控除|国税庁

青色申告特別控除について

青色申告:青色申告特別控除を受けることができる
白色申告:青色申告特別控除を受けることができない

青色申告で最もメリットがあるのがこの65万円(55万円)控除です。
電子申告(または電子帳簿保存対応)の場合には65万円、そうでない場合には55万円の控除がつきます。

青色申告特別控除額の違いについては、下記のガイドをご参照ください。
Q. 青色申告特別控除65・55・10万円の違いについて教えてください。

青色申告特別控除については、下記をご参照ください。
No.2072 青色申告特別控除|国税庁

赤字の繰り越しについて

青色申告:赤字を翌年以降の確定申告に繰り越すことができる(損失申告)
白色申告:赤字を翌年以降の確定申告に繰り越すことができない

青色申告では、赤字になった年の損失分を繰り越せます。黒字の年に赤字分を相殺できるので、より経営が安定します。
クラウド確定申告では、「確定申告書 第四表 (損失申告用)」に対応しています。
Q. 確定申告関連で対応している書類を教えてください。

仕訳の記載方法は白色申告の場合、簡易な方法でも認められていますが、クラウド確定申告の場合、青色申告でも、白色申告でも複式簿記になります。
※複式簿記は、「借方」「貸方」という概念を用いて、作成される帳簿付けになります。

青色申告を行う際の手続き

青色申告承認申請書を税務署に提出する必要があります。
提出期限は、青色申告で確定申告をしようとする年の3月15日まで(新たに事業を開始した年は開業日から二ヶ月以内)となるため、今年の確定申告と一緒に提出しましょう。
[手続名]所得税の青色申告承認申請手続|国税庁

マネーフォワード クラウド確定申告での設定

青色申告特別控除額は、確定申告機能内「申告情報」の「申告区分」で「青色申告」を選択した際に表示される「青色申告特別控除」から選択できます。

申告情報画面の操作については、下記のガイドをご参照ください。
「申告情報」画面の使い方

更新日:2024年02月21日

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