概要
このガイドでは、「扶養控除等申告書(翌年)」画面で出力可能な「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」に記載する情報の入力箇所についてご説明します。
表面
裏面
- マネーフォワード クラウド年末調整では、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の裏面は出力できません。
- 申告書を拡大して確認する場合は、令和7年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書|国税庁をご参照ください。
対象ページ
手続き一覧>申告書・帳票>扶養控除等申告書(翌年)
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド年末調整を「全権管理者」「一般管理者」「管理者(代理①)」のいずれかの権限でご利用中のお客さま
目次
事業者情報等
事業者情報等には、事業者や従業員本人の情報・管轄の税務署・市区町村などが表示されます。
番号 | 項目名 | 入力欄 | 備考 |
---|---|---|---|
① | 所轄税務署長等 – 税務署長 | 「事業者」>「申告事業所」>「提出先の税務署」 | |
② | 所轄税務署長等 – 市区町村長 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「現住所」または「住民票住所」 | 「管理・設定」>「回収」>「従業員に申告してもらう住所」で選択している住所 |
③ | 給与の支払者の名称(氏名) | 「事業者」>「申告事業所」>「法人名称」 |
|
④ | 給与の支払者の法人(個人)番号 | 「事業者」>「申告事業所」>「法人番号又は個人番号」 | |
⑤ | 給与の支払者の所在地(住所) | 「事業者」>「申告事業所」>「都道府県」等 |
|
⑥ | (フリガナ)あなたの氏名 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「本人」>「氏名と生年月日」 | |
⑦ | あなたの個人番号 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「本人」>「給与担当者側の管理情報(業務情報)」>「マイナンバー」 |
|
⑧ | あなたの住所又は居所 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「本人」>「現住所」または「住民票住所」 | 「管理・設定」>「回収」>「従業員に申告してもらう住所」で選択している住所 |
⑨ | あなたの生年月日 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「本人」>「氏名と生年月日」 | |
⑩ | 世帯主の氏名 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「本人」>「世帯主」 |
|
⑪ | あなたとの続柄 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「本人」>「世帯主」 |
|
⑫ | 配偶者の有無 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「配偶者」>「配偶者の有無」 | |
⑬ | 従たる給与についての扶養控除等申告書の提出 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「本人」>「給与担当者側の管理情報(業務情報)」>「従たる給与についての扶養控除等の申告書の提出」 |
本人・配偶者・扶養親族の情報
本人・配偶者・扶養親族の情報には、本人・配偶者・扶養親族が障害者に該当するかなど、控除に関する情報が表示されます。
A 源泉控除対象配偶者
「A 源泉控除対象配偶者」は、本人の合計所得金額が900万円以下、かつ配偶者の合計所得金額が95万円以下の場合に申告内容が反映します。
番号 | 項目名 | 入力欄 | 備考 |
---|---|---|---|
① | (フリガナ)氏名 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「配偶者」>「来年の配偶者控除対象の確認」>「配偶者の氏名(フリガナ)」 | |
② | 個人番号 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「配偶者」>「来年の配偶者控除対象の確認」>「担当者情報」>「マイナンバー」 |
|
③ | 生年月日 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「配偶者」>「来年の配偶者控除対象の確認」>「配偶者の生年月日」 | |
④ | 所得の見積額 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「配偶者」>「来年の配偶者所得」 | |
⑤ | 非居住者である親族 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「配偶者」>「来年の配偶者控除対象の確認」>「同居・別居の別」 | 「別居(国外)」の場合に「◯」が反映する |
⑥ | 住所又は居所 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「配偶者」>「来年の配偶者控除対象の確認」>「同居・別居の別」 |
|
⑦ | 異動月日及び事由 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「配偶者」>「今年の配偶者控除対象の確認」>「担当者情報」>「異動月日及び事由」 |
B 控除対象扶養親族(16歳以上)
「B 控除対象扶養親族(16歳以上)」は、扶養親族の合計所得金額が48万円以下の場合に申告内容が表示されます。
番号 | 項目名 | 入力欄 | 備考 |
---|---|---|---|
① | (フリガナ)氏名 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の氏名(フリガナ)」 | |
② | 個人番号 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「担当者情報」>「マイナンバー」 |
|
③ | あなたとの続柄 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の続柄」 | |
④ | 生年月日 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の生年月日」 | |
⑤ | 老人扶養親族 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の生年月日」と「扶養親族の続柄」による自動判定 | その年の12月31日時点で70歳以上の場合、「同居老親等」または「その他」にチェックが入る
|
⑥ | 特定扶養親族 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の生年月日」による自動判定 | その年の12月31日時点で19歳以上23歳未満の場合、「特定扶養親族」にチェックが入る |
⑦ | 所得の見積額 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「所得の見積額」 | |
⑧ | 非居住者である親族 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「同居・別居の別」 | チェックが入る条件は以下
|
⑨ | 生計を一にする事実 | 控除対象扶養親族が非居住者の場合、送金額が表示される | |
⑩ | 住所又は居所 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「同居・別居の別」 |
|
⑪ | 異動月日及び事由 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「担当者情報」>「異動月日及び事由」 |
※配偶者が控除対象外の場合、配偶者の「同居・別居の別」が「同居」となるため、扶養親族の「住所又は居所」に「同上」と表示されます。
C 障害者、寡婦、ひとり親又は勤労学生
本人・配偶者・扶養親族が障がい者に該当するか、または本人が寡婦・ひとり親・勤労学生に該当するか等の情報が表示されます。
障害者
「C 障害者、寡婦、ひとり親又は勤労学生」は、本人・配偶者・扶養親族が障害者に該当するか、本人が寡婦・ひとり親・勤労学生に該当するか等の情報が表示されます。
扶養親族が障害者の場合は、()内に人数が表示されます。
寡婦
従業員本人の性別が女性、かつ合計所得金額が500万円以下の場合、選択した内容に応じてチェックが入ります。
チェックが入る選択肢は以下をご確認ください。
婚姻状況 | ひとり親控除に該当する生計を一緒にする子供がいますか? | 住民票に未届けの夫・妻・その他、生計を一緒にしている人はいますか? | 備考 |
---|---|---|---|
死別後再婚していない | いいえ | いいえ | |
離婚後再婚していない | いいえ | いいえ | 扶養親族の入力が必要 |
配偶者の生死が明らかでない | いいえ | いいえ |
ひとり親
従業員本人の合計所得金額が500万円以下の場合、選択した内容に応じてチェックが入ります。
チェックが入る選択肢は以下をご確認ください。
婚姻状況 | ひとり親控除に該当する生計を一緒にする子供がいますか? | 住民票に未届けの夫・妻・その他、生計を一緒にしている人はいますか? |
---|---|---|
結婚したことがない | はい | いいえ |
死別後再婚していない | はい | いいえ |
離婚後再婚していない | はい | いいえ |
配偶者の生死が明らかでない | はい | いいえ |
勤労学生
「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」画面の「本人」で「勤労学生」を選択している場合にチェックが入ります。
障害者又は勤労学生の内容
項目名 | 入力欄 | 備考 |
---|---|---|
障害者又は勤労学生の内容 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」の「本人」「配偶者」「扶養親族」のいずれかの「障がい者区分」 |
|
異動月日及び事由 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「本人」>「給与担当者側の管理情報(業務情報)」>「異動月日及び事由」 |
※1 障害者の内容は「本人」「配偶者」「扶養親族」について表示されます。
※2 勤労学生の内容は「本人」についてのみ表示されます。
※3 「勤労による所得」と「その他所得」についてはこちらのガイドをご参照ください。
D 他の所得者が控除を受ける扶養親族等
「D 他の所得者が控除を受ける扶養親族等」には、他の所得者が控除を受ける扶養親族の情報が表示されます。
番号 | 項目名 | 入力欄 | 備考 |
---|---|---|---|
① | 氏名 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の氏名(フリガナ)」 | |
② | あなたとの続柄 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の続柄」 | |
③ | 生年月日 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の生年月日」 | |
④ | 住所又は居所 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「同居・別居の別」 |
|
⑤ | 控除を受ける他の所得者 – 氏名 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「他の所得者の氏名」 | 「控除を受ける他の所得者がいる」にチェックを入れると入力欄が表示される |
⑥ | 控除を受ける他の所得者 – あなたとの続柄 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「他の所得者の続柄」 | 「控除を受ける他の所得者がいる」にチェックを入れると入力欄が表示される |
⑦ | 控除を受ける他の所得者 – 住所又は居所 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「控除を受ける他の所得者」欄で入力した住所 | 「控除を受ける他の所得者がいる」にチェックを入れると入力欄が表示される |
⑧ | 異動月日及び事由 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「担当者情報」>「異動月日及び事由」 |
※配偶者が控除対象外の場合、配偶者の「同居・別居の別」が「同居」となるため、扶養親族の「住所又は居所」に「同上」と表示されます。
住民税に関する事項
「住民税に関する事項」には、16歳未満の扶養親族等に関する情報が表示されます。
16歳未満の扶養親族
番号 | 項目名 | 入力欄 | 備考 |
---|---|---|---|
① | (フリガナ)氏名 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の氏名」 | |
② | 個人番号 | 「「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「本人」>「給与担当者側の管理情報(業務情報)」>「マイナンバー」 |
|
③ | あなたとの続柄 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の続柄」 | |
④ | 生年月日 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の生年月日」 | |
⑤ | 住所又は居所 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「同居・別居の別」 |
|
⑥ | 控除対象外国外扶養親族 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「同居・別居の別」 | 「〇」が反映する条件は以下
|
⑦ | 所得の見積額 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「所得の見積額」 | |
⑧ | 異動月日及び事由 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「担当者情報」>「異動月日及び事由」 |
※配偶者が控除対象外の場合、配偶者の「同居・別居の別」が「同居」となるため、扶養親族の「住所又は居所」に「同上」と表示されます。
退職手当等を有する配偶者・扶養親族
番号 | 項目名 | 入力欄 | 備考 |
---|---|---|---|
① | (フリガナ)氏名 |
| |
② | 個人番号 |
|
|
③ | あなたとの続柄 | 「手続き」>「申告書回収・計算」>「申告書内容」>「扶養親族」>「来年の扶養親族」>「扶養親族の続柄」 | |
④ | 生年月日 |
| |
⑤ | 住所又は居所 |
|
|
⑥ | 非居住者である親族 |
| |
⑦ | 令和6年中の所得見積額 |
| |
⑧ | 障害者区分 |
| |
⑨ | 異動月日及び事由 |
| |
⑩ | 寡婦又はひとり親 | チェックの判定に関してはこちらの項をご確認ください。 |
※配偶者が控除対象外の場合、配偶者の「同居・別居の別」が「同居」となるため、扶養親族の「住所又は居所」に「同上」と表示されます。
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