マネーフォワード クラウド会計Plus使い方ガイド

「移行インポート」の使い方

概要

「移行インポート」画面では「マネーフォワード クラウド会計」などからのデータ移行を行えます。
記載された「1」~「7」の手順に沿って設定とインポートを行ってください。

対象ページ

業務設定>移行インポート

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド会計Plusを「業務管理者」ロールでご利用中のお客さま

目次

操作方法

移行元の会計ソフトからのデータ移行は、「業務設定」>「移行インポート」画面に表示されている「①~⑦」の手順に沿って行います。

①業務設定

はじめに、移行元の会計ソフトの設定にあわせて、会計処理や帳票の設定を行います。
「①業務設定」で「会計処理設定ページへ」や「帳票設定ページへ」をクリックし、それぞれ以下の画面で設定を行ってください。

各画面の詳細については、以下のガイドをご参照ください。
「会計処理設定」画面の使い方
「帳票設定」画面の使い方

②勘定科目をインポート

会計処理や帳票の設定が完了したら、移行元の会計ソフトの設定にあわせて勘定科目を設定します。
「②勘定科目をインポート」で「勘定科目設定ページへ」をクリックし、「勘定科目」画面で設定を行ってください

「勘定科目」画面の操作方法は、以下のガイドをご参照ください。
「勘定科目」画面の使い方

③部門を設定

勘定科目の設定が完了したら、移行元の会計ソフトの設定にあわせて部門を設定します。
「③部門を設定」で「部門設定ページへ」をクリックし、「部門」画面で設定を行ってください。

「部門」画面の操作方法は、以下のガイドをご参照ください。
「部門」画面の使い方

④プロジェクトを設定

部門の設定が完了したら、必要に応じてプロジェクトを設定します。
「④プロジェクトを設定」で「プロジェクト設定ページへ」をクリックし、「プロジェクト」画面で設定を行ってください。

「プロジェクト」画面の操作方法は、以下のガイドをご参照ください。
「プロジェクト」画面の使い方

⑤取引先を設定

プロジェクトの設定が完了したら、必要に応じて取引先を設定します。
「⑤取引先を設定」で「取引先設定ページへ」をクリックし、「取引先」画面で設定を行ってください。

「取引先」画面の操作方法は、以下のガイドをご参照ください。
「取引先」画面の使い方

⑥CSVデータとマスタの照合方法を設定

部門の設定が完了し、必要に応じてプロジェクトや取引先の設定を行ったら、CSVデータとマスタの照合方法を設定します。
「⑥CSVデータとマスタの照合方法を設定」で「仕訳インポート設定ページへ」をクリックし、「仕訳インポート設定」画面でマスタの照合に名称とコードのどちらを使用するかを設定してください。

設定方法の詳細は、以下のガイドをご参照ください。
「仕訳インポート設定」画面の使い方

⑦仕訳をインポート

CSVデータとマスタの照合方法に関する設定まで完了したら、「⑦仕訳をインポート」で移行元の会計ソフトから仕訳データをインポートします。

  1. 「⑦仕訳をインポート」で「ファイルを選択」をクリックし、移行元の会計ソフトからエクスポートした仕訳データを選択します。
  2. 「インポート」をクリックします。
  3. 「会計ソフトのCSVファイルインポート」画面で列の項目を選択し、「確認」をクリックします。
    通常は自動で反映するため、設定する必要はありません。
  4. 各項目の設定画面が表示されたら、「実行」をクリックして個別に「追加」「変換」等の処理を行うか、「一括処理」を押下してまとめて処理します。
    ファイルの入力内容によっては表示されない場合があります。
  5. 「仕訳ファイルインポート」画面でインポート内容に問題がないかを確認し、「保存」をクリックします。
  6. 「移行インポート」画面上部に「インポートが完了しました。」というメッセージが表示されたことを確認します。

ご注意

「移行インポート」画面でインポートした仕訳は、申請や承認の操作を経ずに「承認済」ステータスで登録されます。

インポート履歴の確認

移行インポートの実施後は、「移行インポート」画面下部に「インポート履歴」が表示されます。
「インポート履歴」では、過去にインポートしたファイルの名称やインポート日時を確認できます。

インポートした仕訳の一括削除

インポートした仕訳は、「インポート履歴」に表示されているファイル単位で一括削除できます。

操作手順

  1. 「インポート履歴」で削除するインポート履歴の右側にある「一括削除」をクリックします。
  2. 「移行インポートした仕訳を一括削除しますか?」画面を確認し、問題がなければ「仕訳を一括削除する」をクリックします。
  3. 画面上部に「仕訳の一括削除を開始しました」というメッセージが表示されたことを確認します。
  4. 「インポート履歴」で該当のインポート履歴の「状態」に「仕訳削除済」と表示されたことを確認します。
インポート履歴の削除が完了すると、該当のインポート履歴の「一括削除」はグレーアウトしてクリックできなくなります。

ご注意

  • 「一括削除」をクリックして一定時間が経過しても「状態」が「仕訳処理済」にならない場合は、画面の更新をお試しください。なお、削除処理中に他のメニューで作業を行っている間も、削除処理は実施されています。
  • インポート履歴を削除するためには、「業務設定」ロール内の「移行のインポート」で「閲覧・登録・編集・削除」権限が付与されている必要があります。ロールの設定は、「組織設定」>「ロール一覧」画面で編集できます。ロールの編集手方法はこちらのガイドをご参照ください。

開始仕訳の登録

移行インポートでは、開始仕訳を登録できます。
インポートファイル内の仕訳行の「MF仕訳タイプ」列に「開始仕訳」と入力してインポートすることで、対象の仕訳行が開始仕訳として登録されます。

ご注意

  • 開始仕訳は「仕訳帳」画面で確認できません。「残高試算表」画面の「前期残高」列を確認するか、「仕訳帳」画面でMF形式のCSVファイルをエクスポートして確認してください。
  • 移行インポートによる開始仕訳の登録は、その会計期間において一度のみ実行できます。移行インポートで開始仕訳を登録したあと、再度開始仕訳をインポートしても内容は上書きできません。移行インポートで登録した開始仕訳を修正する場合は、こちらの項の手順で開始仕訳を含むインポート履歴を一括削除をしてから、改めて開始仕訳を含む仕訳データの移行インポートを行ってください。
  • 前会計年度からの次年度繰越などによりすでに開始仕訳が存在する年度に対して、開始仕訳の移行インポートを行うことはできません。
更新日:2025年12月22日

※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。

このページで、お客さまの疑問は解決しましたか?
  • ※お寄せいただいた内容に対する個別の返信はいたしませんので、何卒ご了承下さい。
  • ※上記フォームには評価に対する理由のみをご入力ください。誤った情報を入力されたことにより生じたいかなる損害においても、当サイトは一切の責任を負いません。
評価をご入力いただき、ご協力ありがとうございました。

頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。

お問い合わせをご希望のお客さまへ

操作方法に関するお問い合わせ、製品の導入検討のお問い合わせなど、お客さまの疑問にお答えする各種サポート・サービスについてご案内します。

よく検索されるキーワード: