- 更新日 : 2020年6月9日
雑所得とは
雑所得とは、所得税の中での課税所得の1つのことを指す。
以下の項目に該当しないものを指す。
・利子所得
・配当所得
・不動産所得
・事業所得
・給与所得
・退職所得
・山林所得
・譲渡所得
・一時所得
具体的には以下の様なものが含まれる。
1. 公的年金など
2. 非営業用貸金の利子
3. 著述家、作家以外の方が受け取る原稿料、講演料、印税など
4. アフィリエイトによる収入、インターネットオークションの売金など
5. 先物取引所得など
また、雑所得の金額は以下のように計算される。
Ⅰ. 上記「1」での収入金額 – 公的年金などの控除額
Ⅱ. 上記「1」以外の収入金額 – 必要経費
上記「Ⅰ」と「Ⅱ」の合計金額である。
なお、雑所得の申告義務が生じてくるのは、雑所得の合計金額が年間で20万円以上の場合となる。
副業でインターネットビジネスなどを行ない、雑所得を得ているビジネスパーソンは確定申告を忘れてしまわないように注意が必要だ。
関連記事
・確定申告における雑所得の扱い|確定申告の基礎知識
・事業所得と雑所得との区分はどこにある?
・年末調整で雑所得は処理できるか?|給与計算の基礎知識
・副業をしてる場合の確定申告|確定申告の基礎知識
・年金受給者の確定申告|確定申告の基礎知識
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。