2023年分（令和5年分）確定申告特集ページ

このガイドでは、2023年分（令和5年分）の確定申告の概要や、マネーフォワード クラウド確定申告を利用した申告方法についてご説明します。

対象ページ

決算・申告＞確定申告書

※画面名をクリックしても対象画面に移動できない場合は、マネーフォワード クラウド確定申告にログインし、「確定申告書」画面を開いてから再度お試しください。

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド確定申告をご利用中のお客さま

目次

• 申告期間について
• クラウド確定申告での申告の流れ
• クラウド確定申告の直近のアップデート内容
• 今年の主な確定申告の変更点とクラウド確定申告の対応

申告期間について

2023年分（令和5年分）の確定申告期間は、2024年2月16日（金）から3月15日（金）までです。

クラウド確定申告での申告の流れ

マネーフォワード クラウド確定申告で確定申告書を提出するまでの流れは以下のとおりです。

具体的な流れは、申告内容に応じて以下のガイドをご参照ください。

• 事業収入・不動産貸付がある申告の場合：確定申告はじめてガイド（事業収入・不動産貸付）
• 雑所得や控除のみの申告の場合：確定申告はじめてガイド（雑所得や控除のみ申告）

クラウド確定申告の直近のアップデート内容

「医療費集計フォーム」のインポートに対応

「医療費控除」画面において、国税庁が配布しているその年中において支払った医療費の内容を入力する「医療費集計フォーム」をインポートするための機能を追加しました。

「医療費集計フォーム」のインポート機能を使用することで、医療費の入力件数が多い場合なども医療費控除の入力が効率的に行えます。

「医療費集計フォーム」のインポートについては、以下のガイドをご確認ください。
Q. 「医療費集計フォーム」のインポートには対応していますか？

また、「医療費集計フォーム」については、以下の国税庁のページをご参照ください。
医療費集計フォーム｜国税庁

認定住宅等の「（特定増改築等）住宅借入金等特別控除額の計算明細書」の作成に対応

「住宅借入金等特別控除（住宅ローン控除）」の申告において、認定住宅等の「（特定増改築等）住宅借入金等特別控除額の計算明細書」を作成できるようになりました。

「（特定増改築等）住宅借入金等特別控除」画面の「取得した住宅の種類」で申告する住宅の種類を選択して入力を進めることで、「（特定増改築等）住宅借入金等特別控除額の計算明細書」が自動で作成できます。

「住宅借入金等特別控除（住宅ローン控除）」機能の詳細な操作方法については、以下のガイドをご確認ください。
住宅借入金等特別控除（住宅ローン控除）の入力方法

前年度コピー機能の拡充

「確定申告書」機能の一部画面では、「前年分の情報を追加」ボタンをクリックすることで前年度のデータを現在の年度にコピーできます。
2023年度の「確定申告書」機能では、以下の画面でも前年度コピー機能を利用することが可能です。

• 「申告書」＞「所得から差し引かれる金額」＞「社会保険料控除」画面
• 「申告書」＞「所得から差し引かれる金額」＞「小規模企業共済等掛金控除」画面
• 「申告書」＞「所得から差し引かれる金額」＞「生命保険料控除」画面
• 「申告書」＞「所得から差し引かれる金額」＞「地震保険料控除」画面
• 「申告書」＞「税金の計算」＞「（特定増改築等）住宅借入金等特別控除」画面

前年度からコピーできる画面の詳細は、以下のガイドをご参照ください。
Q. 前年度の確定申告データをもとに今年度の確定申告書を作成したいです。操作方法を教えてください。

各画面に使い方ガイドへのリンクを追加

「確定申告書」機能の各画面右上に、該当画面のガイドを確認できる「このページのガイド」を追加しました。
操作方法を確認する場合にご活用ください。

今年の主な確定申告の変更点とクラウド確定申告の対応

本項では、2023年分（令和5年分）確定申告の主な変更点とマネーフォワード クラウド確定申告の対応についてご説明します。

2023年分（令和5年分）の確定申告の説明と書き方等の詳細は、以下の国税庁のページをご参照ください。
令和５年分所得税及び復興特別所得税の手引き｜国税庁

申告書第二表「配偶者や親族に関する事項(20)～(23)」の親族欄の一部変更

2023年度から、国外居住親族の扶養控除の要件が変更となりました。
それに伴い、確定申告書第二表「配偶者や親族に関する事項(20)～(23)」の親族の「国外居住」欄は、区分に応じて該当する数字を記載する必要があります

クラウド確定申告の対応について

「基本情報」＞「家族や親族」画面の「同居区分」で「国外居住」を選択すると、「国外居住親族について^※」欄が表示されます。
表示された「国外居住親族について」を選択することで、申告書第二表「配偶者や親族に関する事項(20)～(23)」欄の親族の「国外居住」欄に区分に応じた数字が反映します。
※2023年12月31日時点で30歳以上70歳未満の家族や親族の情報を入力した場合のみ表示されます。

扶養控除の詳細は、以下国税庁のページをご参照ください。
No.1180 扶養控除｜国税庁

特定口座の配当所得・譲渡所得の課税方式の廃止

これまで、特定口座の配当所得・譲渡所得を申告する場合、所得税と個人住民税で異なる課税方式を選択することが可能でした。
しかし、2023年度の申告より廃止となり、所得税と個人住民税の課税方式を統一することになりました。
それに伴い、申告書第二表「住民税・事業税に関する事項」の「特定配当等・特定株式等譲渡所得の全部の申告不要」欄が廃止されました。

クラウド確定申告の対応について

2023年度の「確定申告書」機能では、「申告書」＞「住民税・事業税」＞「住民税・事業税に関する項目」画面の設定項目を削除しました。

青色申告決算書に「売上（収入）金額の明細」「仕入金額の明細」欄を新設

インボイス制度の開始に伴い、青色申告決算書（一般用）に「売上（収入）金額の明細」「仕入金額の明細」欄が追加され、決算書のレイアウトも一部変更となりました。

クラウド確定申告の対応について

「青色申告決算書」＞「事業収入について」＞「売上（収入）金額・仕入金額」画面で必要内容を入力することで、青色申告決算書（一般用）の「売上（収入）金額の明細」「仕入金額の明細」欄に反映します。
また、2023年度の青色申告決算書（一般用）の内容にも対応しています。

収支内訳書の「売上（収入）金額の明細」「仕入金額の明細」欄の一部変更

インボイス制度の開始に伴い、収支内訳書（一般用）の「売上（収入）金額の明細」「仕入金額の明細」欄に「登録番号（法人番号）」が追加され、決算書のレイアウトも一部変更となりました。

クラウド確定申告の対応について

「収支内訳書」＞「事業収入について」＞「売上（収入）金額・仕入金額の明細」画面の「登録番号または法人番号」で選択・入力することで、収支内訳書（一般用）の「売上（収入）金額の明細」「仕入金額の明細」欄の「登録番号（法人番号）」に反映します。
また、2023年度の収支内訳書（一般用）の内容にも対応しています。

「（特定増改築等）住宅借入金等特別控除の計算明細書」の「重複適用の特例」欄の廃止

2023年度の「（特定増改築等）住宅借入金等特別控除の計算明細書」では、一面の「重複適用の特例」欄、および二面の「震災特例法の重複適用の特例を受ける場合」欄が廃止されました。

クラウド確定申告の対応について

「申告書」＞「税金の計算」＞「（特定増改築等）住宅借入金等特別控除」画面の「東日本大震災の被災による特例の区分」を削除しました。

東日本大震災による住宅の再取得等に係る特例の適用を受ける場合は、「東日本大震災による住宅の再取得等に係る特例の適用」欄で「適用がある」を選択してください。

なお、クラウド確定申告は東日本大震災による住宅の再取得等に係る特例を受ける場合の計算明細書は作成されません。
計算明細書を作成する場合は、計算明細書の様式を国税庁のページからダウンロードし、必要事項を記入して控除金額を算出してください。

計算明細書の出力に対応していない場合の入力方法は、以下のガイドをご確認ください。
住宅借入金等特別控除（住宅ローン控除）の入力方法