概要
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Webで仕訳登録 | スマホで仕訳登録 | マネーフォワード MEとの連携 |
パソコンの大画面で仕訳登録 金融機関とデータを連携すれば明細を自動で取得し、勘定科目も提案。 | スキマ時間に仕訳登録 金融機関とデータを連携すれば明細を自動で取得し、勘定科目も提案。 | マネーフォワード MEの明細から、仕訳を作成。 改めて仕訳を作成する必要ナシ! |
面倒な仕訳入力(取引明細の入力)も、スタイルに応じて選択できます。
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スマホで電子申告 | e-Taxで申告 | 税務署の窓口に持参 | 郵送 |
・65万円の青色申告特別控除が受けられる ・外出不要で24時間いつでも申告できる ・カードリーダー不要 ※スマートフォンがマイナンバーカードの読み取りに対応している必要があります | ・65万円の青色申告特別控除が受けられる ・外出不要で24時間いつでも申告できる | ・原則、平日の8:30~17:00時間外収受箱への投函もOK ・相談コーナーや申告相談会場で不明点を聞くことができる ・マイナンバーカード不要 | ・4月15日の消印有効 ・マイナンバーカード不要 |
また、提出方法も用途に合わせて様々な方法をご用意しています。
このページでは、マネーフォワード MEの明細連携機能を使って副業(雑所得)の確定申告をする方向けの確定申告の流れをご紹介します。
なお、雑所得の申告については、申告義務があるかご確認のうえで申告するようにしてください。
ご不明な場合には、税務署で相談されることをおすすめします。
2020年版 雑所得を理解しよう!副業別の確定申告やり方
プロフィール(Dさん)
- 会社員として働きながら、クラウドソーシングなどの副業を行っている
- 医療費控除を申告する予定
特徴
- 申告内容はシンプル、副業の売上と経費の申告
- 事業所得ではなく「雑所得」で申告予定
- スマホで申告予定
申告までの流れ
マネーフォワード クラウド確定申告には、マネーフォワード MEで入力した明細を連携し、確定申告書の雑所得や医療費控除に反映させる機能があります。
この機能を使い、MEからクラウド確定申告に明細を取り込む方法と、確定申告書を完成させる手順を案内します。
マネーフォワード MEで入力した明細を「雑所得」ではなく、「事業所得」や「不動産所得」で申告する場合の手順は、下記のケースを参考にしてください。
マネーフォワード MEの明細から確定申告する方にオススメの確定申告書作成手順
STEP1.マネーフォワード MEの入力
マネーフォワード MEで売上や経費を入力
このステップは、マネーフォワードMEで操作します。
副業の収入・経費の入力
マネーフォワード MEで、副業に関する収入(売上)や経費を入力します。
副業の場合、明細入力の際に選択するカテゴリは以下の3つのみです。ほかのカテゴリを選択するとクラウド確定申告に連携されません。
確定申告のスイッチはオフにしてください。
反映内容 | MEの中カテゴリ項目 |
---|---|
雑所得の「収入」 | 事業・副業 |
雑所得の「経費」 | 事業経費 |
雑所得の「経費」 | 事業原価 |
※確定申告のチェックがオフになっている必要があります
医療費の入力
次に、医療費控除のための医療費を入力します。
医療費控除としてクラウド確定申告に反映されるカテゴリは以下の2つのみです。ほかのカテゴリを選択するとクラウド確定申告に連携されません。
また、健康保険団体から発行される「医療費の通知書」はMEでは入力せず、クラウド確定申告で入力してください。
確定申告のスイッチはオフにしてください。
反映内容 | MEの中カテゴリ項目 |
---|---|
医療費控除・セルフメディケーション | 医療費 |
医療費控除・セルフメディケーション | 薬 |
※確定申告のチェックがオフになっている必要があります
雑所得とは、事業所得や給与所得などに該当しないその他の収入を申告する際に利用する項目です。副業の収入を受け取った場合などにもこの項目を使用します。
Dさんは、以下の内容をマネーフォワード MEで登録し、確定申告の対象にしました。
- クラウドソーシングなどの副業の収入
- 打合せの交通費などの経費
- 医療費の明細
STEP2.初期設定
ここからは、マネーフォワード クラウド確定申告アプリで操作します。
アプリのインストールがまだの場合には、App Store・Google Play ストアで「マネーフォワード クラウド確定申告」をインストールしてください。
ログイン
マネーフォワード クラウド確定申告アプリを起動します。
アカウントは明細を入力したマネーフォワード MEと同じアカウントでログインします。アカウントが別々の場合には連携できませんのでご注意ください。
初回ログイン時は「はじめに」画面が表示されます。
「個人または個人事業主」を選択し、お名前を入れてください。事業者名がある場合には「お名前と事業者名は同じものを利用する」チェックを外し、入力してください。
事業所得 or 不動産所得を選択
申告する所得の種類を選択します。
「雑所得」を申告する副業の方は「事業所得」を選びます。
申告区分を選択
副業の方は、「青色」のままで構いません。
設定完了後「サービスの利用を開始する」をタップしてください。
なお、こちらの設定はサービスの利用開始後も、左上の三本線のメニューにある事業者情報>編集からいつでも編集できます。
提出方法の選択
トップページの「設定をはじめる」をタップしてください。提出方法や申告内容などを選択する画面に移動します。
なお、こちらの設定はサービスの利用開始後も、左上の三本線のメニューにある事業者情報>編集からいつでも編集できます。
提出方法の選択
トップページの「設定をはじめる」をタップしてください。提出方法や申告内容などを選択する画面に移動します。
マネーフォワード クラウド確定申告では3種類の提出方法を用意しています。ページ下部に一覧表を載せています。
スマホで電子申告
確定申告アプリを使って、直接確定申告書を提出する方法です。
この申告には、「マイナンバーカード」と「マイナンバーカードの読み込みに対応したスマートフォン」が必要です。
お手持ちのスマートフォンが電子申告に対応しているかは、以下のページで確認してください。
iPhone対応状況
Android対応状況
e-Taxで電子申告
国税庁が提供する電子申告サービス(e-Tax)で提出する方法です。ソフトウェア版は申告書の内容を変更できます。Web版は送信のみ可能です。
郵送・窓口で申告
クラウド確定申告からPDFファイルをダウンロード・印刷し、郵送または持ち込みで税務署に提出する方法です。
Dさんは、「スマホで電子申告」を選択しました。
申告内容の選択
事業所得(収入)や不動産所得(収入)を申告せず、副業や医療費のみ申告する場合には「副業など雑収入や控除のみ申告」を選択してください。
Dさんは副業と医療費控除の申告なので、「副業など雑収入や控除のみ申告」を選択しました。
その他、必要な設定がないかチェック
以下に該当する場合には、別途設定が必要です。
分離課税・損失繰越がある場合
分離課税・損失繰越がある場合には、注意点があります。
詳しくはこちら
STEP3.雑所得の明細の取り込み
確定申告アプリで、マネーフォワード MEで作成した明細を取り込みます。
ホームの「申告書を作る」をタップし、「雑所得(その他)」もしくは「雑所得(業務)」をタップしてください。
収入の取り込み
雑所得には「業務」と「その他」というふたつの項目があり、それぞれ入力できます。項目は異なりますが、操作の流れは同じです。
雑所得については令和四年分の申告から雑所得を「業務で得た収入」と「それ以外」に分け、業務で得た収入の収入金額に応じて、「領収書などの書類保存」や「収入と必要経費を記載した書類の添付」を義務化すると発表しています。詳しくは下記のページの「注意点」を参照してください。
マネーフォワード MEのデータ取得(雑所得)
「収入について」項目にある「MEの明細を取得」をタップします。
明細一覧が表示されるので、取り込みたい明細をタップします。タップした明細はすべて合算され、1つの明細として確定申告書に記載されます。
講演会は講演会、個人年金は個人年金など、まとめたい明細ごとにタップし取り込んでください。
今回の例では2件とも「講演料」なので、2件をタップし、「反映」をクリックします。
合計300,000円として反映しました。
経費の取り込み
必要経費についても、「MEの明細を取得」ボタンから取り込めます。
収入に対応した経費をタップし、「反映」ボタンをタップしてください。
今回は交通費3,000円を経費として計上します。
必要経費が反映しました。
明細ごとに繰り返し、雑所得の入力を完了させてください。
今回は収入300,000円、必要経費3,000円が反映し、297,000円が雑所得として確定申告書に計上されます。
源泉徴収税額を経費としてマネーフォワード MEで入力している場合には、必要経費として反映・計上させるのではなく、「源泉徴収税額」の欄に金額を手入力してください。
STEP4.医療費控除の明細の取り込み
ホームの「申告書を作る」をタップし、「医療費控除」をタップしてください。
医療費控除の取り込み
医療費のタブを選択し、「医療費の明細(医療費通知に関する事項以外)」の「追加」ボタンをタップします。
次の画面にある、「MEの明細を取得」をタップします。
表示される明細のなかから、医療費控除として申告する明細を選び、「反映」をタップします。
※医療費控除は明細ごとの記入が原則のため、まとめて選択することはできません。
支払った医療費の額と日付が反映されます。
残りの必須項目を記入し、「保存」をタップしてください。
セルフメディケーション税制の取り込み
セルフメディケーション税制のタブを選択し、「特定一般用医薬品等購入費の明細」の「追加」ボタンをタップします。
次の画面にある、「MEの明細を取得」をタップします。
表示される明細のなかから、セルフメディケーション税制として申告する明細を選び、「反映」をタップします。
※セルフメディケーション税制は明細ごとの記入が原則のため、まとめて選択することはできません。
支払ったセルフメディケーション税制の額と日付が反映されます。
残りの必須項目を記入し、「保存」をタップしてください。
STEP5.確定申告書の作成
確定申告書の作成に必要な情報を入力していきます。
ホームの「申告書を作る」をタップしてください。
入力が必要な箇所
メニューの「基本情報」欄については、基本的には入力が必要な箇所です。
「氏名・住所等」から順番に該当する項目を入力してください。
そして、収入・所得欄以下は、必要な内容を選んで記入する箇所です。当てはまる設問にチェックを入れ、入力していきましょう。
Dさんは、社会保険料を入力しました。
また、生命保険料控除も入力。
Dさんは会社から給与をもらっているため、給与所得も入力します。
申告書>収入・所得>給与
入力の詳しい方法は、下記のガイドもご確認ください。
確定申告書への「源泉徴収票」の転記方法
記載内容の確認
確定申告書にどのように反映されているかは、トップページの「申告書を提出する」をタップし、PDFファイルをダウンロードすればいつでも確認できます。
STEP6.確定申告書の確認・提出
確認・提出メニューを開くと、確定申告書を提出するための設定ができます。
入力内容の確認
確定申告書に入力内容がどのように反映されているかは、「申告書を提出する」をタップし、「提出書類を確認」ボタンからPDFファイルをダウンロードすればいつでも確認できます。
スマホで電子申告
スマホで電子申告するには、事前に以下の用意が必要です。
- マイナンバーカードの準備
- 利用者識別番号の取得とマイナンバーカードとの紐付け
- スマホが電子申告に対応しているかの確認
詳しくは下記のページをご参照ください。
Q. 電子申告をするために、事前準備は必要ですか?
e-Taxで電子申告
Dさんはもともとマイナンバーカードと利用者識別番号を持っていたので、マイナポータルを使ってマイナンバーカードと利用者識別番号を紐付け、スマホで電子申告を終わらせました。
申告後は、マイナポータルアプリからe-Taxに繋ぎ、送信が確実にできていることを確認しました。
他の申告方法
確定申告方法について表にまとめました。どの申告方法が適切かわからないときにお役立てください。
申告方法 | 申告種別 | xtxファイルインポート | 備考 | |
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スマホで電子申告 | 電子申告 | 不要 | 三表、四表など非対応の書類あり 対応するスマホとマイナンバーカードが必要 | 詳細 |
PDFを印刷 | 紙で申告 | 不要 | 三表、四表など非対応の書類は別途作成要 | 詳細 |
e-Tax(インストール版) | 電子申告 | 可能 | Windowsのみで提供されるアプリを利用 ソフト内で申告書の編集可能、三表などの非対応の書類も作成可能 カードリーダーとマイナンバーカードが必要 | 詳細 |
e-Tax(Web版) | 電子申告 | 可能 | 対応ブラウザを利用 ソフト内での申告書の編集不可(三表・四表など作成不可) インポートしたxtxファイルの送信のみに対応 | 詳細 |
確定申告書作成コーナー(PDFを印刷) | 紙で申告 | 不可 | 国税庁の用意する確定申告サービス、ほとんどの書類がチュートリアルで作成可能 クラウド確定申告のデータインポート不可(.dataは非対応)のため、決算書の内容を転記する必要あり | 詳細 |
確定申告書作成コーナー(ID/パスワード方式) | 電子申告 | 不可 | マイナンバーカード不要で電子申告できる方式 確定申告書作成コーナーが利用できるため、三表、四表などの非対応の書類を作成する必要がある方はこの方式がオススメ クラウド確定申告のデータインポート不可(.dataは非対応)のため、決算書の内容を転記する必要あり | 詳細 |
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