次年度繰越を行おうとした際に、「未確定勘定」が使用されている仕訳が残っているため、次年度繰越を行うことができません。と表示された場合、登録済の仕訳を修正する必要があります。
メッセージ内にある「こちら」のリンクをクリックしていただくことで、修正が必要な仕訳をご覧いただけます。
修正については、状況に応じて各手順をお試しください。
前提
「未確定勘定」とは何か
「未確定勘定」とは、仕訳登録の段階ではまだ内容が確定しない取引に対して仮に選択しておくための科目です。
そのため、この科目が選択された仕訳が存在する状態のままでは次年度繰越は行えない仕組みとなっており、次年度繰越を行う前に何らかの科目に変更していただく必要があります。
状況別の対処法
[A]修正が必要な仕訳の中に「未確定勘定」が「ある」場合
[B]修正が必要な仕訳の中に「未確定勘定」が「ない」場合
[A]修正が必要な仕訳の中に「未確定勘定」が「ある」場合
修正が必要な仕訳の中に「未確定勘定」という科目が「ある」場合は、仕訳の内容に応じて必要な科目へ修正をしてください。
「編集」ボタンより修正が可能です。
また、まとめて仕訳を修正したい場合は、「一括編集」機能をご活用ください。
「一括編集」機能の詳細については下記のガイドもご参照ください。
[B]修正が必要な仕訳の中に「未確定勘定」が「ない」場合
修正が必要な仕訳の中に「未確定勘定」という科目が「ない」場合は下記の手順をお試しください。
前提
なぜエラーが表示されるのか
初期設定時の名称である「未確定勘定」の科目名を変更して仕訳登録に利用している可能性があります。
「未確定勘定」は名称を変更して利用をしても、次年度繰越時点で「内容が確定しない取引」とシステム上で判断され、該当のエラーメッセージが表示されます。
対処法
[例]「未確定勘定」の名称を「諸口」に変更してしまった場合の修正手順
1.勘定科目の設定で、現在「未確定勘定」と判別されている科目(諸口)を「未確定勘定」に変更する。
※「決算書科目」名称や税区分も変更されていれば、適宜変更をお願いします。
2.画面下部の「+決算書科目追加」ボタンより「カテゴリ:諸口」に「決算書科目:諸口」「勘定科目:諸口」という名称で決算書科目と勘定科目を作成する。
3.登録済の仕訳を新しく作成した勘定科目に変更する。
仕訳が多数ある場合は、下記の「一括編集」機能をご利用ください。
「一括編集」変更前の科目に「未確定勘定」を指定し、変更後の科目に先ほど作成した科目(諸口)の名称を指定し、登録済の仕訳をまとめて修正します。
※貸方・借方を同時に編集することはできないため、貸方で1回、借方で1回、計2回の操作を行います。
「次年度繰越」の画面でエラーメッセージの表示がなくなりました。
「一括編集」機能の詳細については下記のガイドもご参照ください。
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