「マネーフォワード ME」から連携された仕訳に添付した証憑は、要件を満たすことで電子帳簿保存法への対応が可能です。
電子帳簿保存法は、帳簿の種類や受領時の証憑の状態によって以下3つの区分に分けられます。
マネーフォワード クラウド確定申告で電子帳簿保存法に対応するために必要な操作は区分ごとに異なるため、それぞれ以下をご確認ください。
電子帳簿保存に関する詳細は、以下国税庁のページをご参照ください。
電子帳簿等保存制度特設サイト|国税庁
電子帳簿等保存
「電子帳簿等保存」に対応するためには、事前に「事業者」画面または「申告情報」画面で設定を行う必要があります。
設定を行うと、帳簿(国税関係帳簿)の電子帳簿保存のうち、「優良電子帳簿」の要件である「訂正・削除履歴の確保」を満たすことが可能です。
「事業者」画面での設定
「各種設定」>「事業者」画面で設定する場合は、「電子帳簿保存法」の「帳簿保存」で「仕訳履歴保存機能を利用する」にチェックを入れて保存してください。
「申告情報」画面での設定
「確定申告書」>「申告情報」画面で設定する場合は、「電子帳簿保存法に関する設定」の「仕訳履歴保存機能を利用する」にチェックを入れて保存してください。
「申告情報」画面における電子帳簿保存法の設定については、以下のガイドをご参照ください。
Q. 「申告情報」の電子帳簿保存法の設定について教えてください。
- ご注意
- また、電子帳簿等保存の要件は複数あり、上記以外にもお客さまにてご対応が必要となる要件もあります。
詳しくは以下のガイドをご参照ください。
【電帳法かんたんガイド】「電子帳簿等保存」に対応するために必要な設定・操作について
スキャナ保存
「マネーフォワード ME」で撮影した画像はOCR処理にのみ使用され、マネーフォワード クラウド確定申告には連携されません。
クラウド確定申告に画像を保存する場合は、改めて証憑を撮影し、「マネーフォワード ME」から連携された仕訳に手動で添付してください。
なお、連携された仕訳に証憑を添付した場合は、事前に「事業者」画面または「申告情報」画面で設定を行う必要があります。
設定を行うことで、「スキャナ保存」の要件である「解像度及び階調情報の保存」と「大きさ情報の保存」に対応するための機能が利用可能です。
「事業者」画面での設定
「各種設定」>「事業者」画面で設定する場合は、「電子帳簿保存法」にある「スキャナ保存」で「スキャナ保存機能を利用する」にチェックを入れて保存してください。
「申告情報」画面での設定
「確定申告書」>「申告情報」画面で設定する場合は、「電子帳簿保存法に関する設定」の「スキャナ保存機能を利用する」にチェックを入れて保存してください。
- ご注意
- 「スキャナ保存」には複数の要件があるため、上記以外にも各事業者での対応が必要です。
詳細は以下ガイドをご参照ください。
【電帳法かんたんガイド】「スキャナ保存」に対応するために必要な設定・操作について
電子取引データ保存
「マネーフォワード ME」で撮影した画像はOCR処理にのみ使用され、マネーフォワード クラウド確定申告には連携されません。
クラウド確定申告に画像を保存する場合は、改めて証憑を撮影し、「マネーフォワード ME」から連携された仕訳に手動で添付してください。
なお、添付した証憑について「電子取引データ保存」に対応する場合は、証憑を添付した各仕訳の「摘要」欄に取引先を入力してください。
- ご注意
- 「電子取引」には複数の要件があるため、上記以外にも各事業者での対応が必要です。
詳細は以下ガイドをご参照ください。
【電帳法かんたんガイド】「電子取引データ保存」に対応するために必要な設定・操作について
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。
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