「提出準備」>「法定調書合計表」画面で「内訳」をクリックすると、従業員の「源泉徴収税額」にマイナスの金額が表示されている場合があります。
原因と対処方法については、以下をご確認ください。
原因
「法定調書合計表」画面の内訳における「源泉徴収税額」は、「年調年税額(25)」から前職の源泉徴収額を差し引いて計算します。
「源泉徴収税額」にマイナスの金額が表示される場合は、年末調整の「対象」となっている従業員の「前職の源泉徴収額」の金額が、本来徴収すべき所得税の金額より大きい可能性があります。
具体例
本項では、「年調年税額(25)」と「前職等 – 源泉徴収額」の金額が以下の場合を例に説明します。
- 「年調年税額(25)」の金額:33,600円
- 「前職等 – 源泉徴収額」の金額:82,950円
上記の場合、内訳の「源泉徴収税額」は「33,600円 – 82,950円 = -49,350円」となり、「源泉徴収額」にもマイナスの金額が表示されます。
Q. 「法定調書合計表」の「支払金額」と「源泉徴収税額」の内訳を教えてください。
対処方法
「法定調書合計表」画面の内訳における「源泉徴収税額」は、年の途中に就職した従業員が就職前に他の支払者から支払を受けた給与等の金額と徴収された源泉徴収税額を含めずに算出しています。
また、最終的に、「法定調書合計表」画面で全従業員の「源泉徴収税額」を合算して調整しています。
そのため、前職の源泉徴収額や本年度に支給された給与や賞与の源泉徴収税額の金額が正しい場合は、「源泉徴収税額」がマイナス表記でも問題ありません。
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