Q. 法定調書合計表の「支払金額」と「源泉徴収税額」の内訳を教えてください。　

法定調書合計表の「1,給与所得の源泉徴収票合計表（375）」に表示されている「支払金額」と「源泉徴収税額」では、各従業員ごとの内訳を確認できます。

確認方法の詳細は、以下をご参照ください。

• 「支払金額」の内訳の確認方法
• 「源泉徴収税額」の内訳の確認方法

「支払金額」の内訳の確認方法

本項では「(A)俸給、給与、賞与等の総額」を例にお伝えしていますが、「(B)源泉徴収票を提出するもの」も同様に確認できます。

手順

1. 「1,給与所得の源泉徴収票合計表（375）」で「(A)俸給、給与、賞与等の総額」の「内訳」をクリックします。
   
2. 「A欄の内訳」画面で従業員ごとの支払金額を確認します。
   

各従業員の支払金額の参照先について

各従業員の支払金額は、該当従業員の「還付追徴額」画面で確認できます。
「本年度給与（インポートした年間給与額)」にある「課税支給額」の「給料・手当等」と「賞与等」の「合計額」をご参照ください。



ご注意

「支払金額」には、以下の金額は含まれません。

• 前職の支給金額
• 「非居住者区分」が「非居住者」の従業員の支払金額

「源泉徴収税額」の内訳の確認方法

本項では「(A)俸給、給与、賞与等の総額」を例に説明していますが、「(B)源泉徴収票を提出するもの」も同様に確認できます。

手順

1. 「1,給与所得の源泉徴収票合計表（375）」で「(A)俸給、給与、賞与等の総額」の「内訳」をクリックします。
   
2. 従業員ごとの源泉徴収税額を確認します。
   

ご注意

• 「源泉徴収税額がない者」に「◯」が反映する条件については、こちらのガイドをご参照ください。
• 「源泉徴収税額」には、「非居住者区分」が「非居住者」の従業員の源泉徴収税額は含まれません。

各従業員の源泉徴収税額の参照先について

従業員の源泉徴収税額の確認箇所は、年末調整の対象・対象外により異なります。
詳細は以下をご確認ください。

年末調整の対象の場合

1. 「申告書回収・計算」をクリックします。
   
2. 確認する従業員の氏名をクリックします。
   
3. 「申告従業員の詳細」画面で「還付追徴額」タブをクリックします。
   
4. 「年調年税額(100円未満切り捨て)」の「年調年税額(25)」を確認します。
   

年末調整の対象で前職の源泉徴収税額がある場合

年末調整の対象で前職の源泉徴収税額がある場合、源泉徴収税額は「年調年税額(25)」から前職の源泉徴収税額を引いた金額となります。
計算結果がマイナスとなった場合は、「0」と表示されます。

例えば、「年調年税額(25)」が「67,700円」、前職の源泉徴収額が「80,000円」の場合、「67,700 – 80,000 = -12,300」となるため、「0」と表示されます。

各項目での表示については以下をご参照ください。

「法定調書合計表の内訳」での表示

「確認」画面での表示

年末調整の対象外の場合

1. 「申告書回収・計算」をクリックします。
   
2. 確認する従業員の氏名をクリックします。
   
3. 「申告従業員の詳細」画面で「還付追徴額」タブをクリックします。
   
4. 「本年度給与（インポートした年間給与額)」で「源泉徴収税額」の「給料・手当等」と「賞与等」の合計額を確認します。
   

年末調整の対象外で前職の源泉徴収税額がある場合

年末調整の対象外で前職の源泉徴収税額がある場合、「給料・手当等」と「賞与等」の「源泉徴収額」を合計した金額を確認します。

各項目での表示については以下をご参照ください。

「法定調書合計表の内訳」での表示

「確認」画面での表示