請求フリーインポーターの取込設定とは、ご利用中のシステムから出力される請求データファイルを取込む際に、取込レイアウトを自在に設計できる機能です。
この設定を行うことで、様々なレイアウトのファイルをインポートすることができます。
マネーフォワード クラウド債権管理へCSVファイルをインポートするためには、この取込設定をする必要があります。
※取込自体の操作方法を確認する場合は、請求フリーインポーターの記事を参照してください。
■目次
取込設定の方法
選択すると【請求フリーインポーター取込設定】が表示されます。
パターンNo.の指定と名称の設定
取込するCSVファイルのレイアウトに応じてパターン化でき、管理をパターンNoで行っております。
取込画面ではそのパターンNoを指定して使うことができます。
パターンを複数設定する場合、識別しやすいように名称を登録できます。
参照新規
新規フリーインポーターの設定時、「参照新規」ボタンより、設定済みのインポーターの設定を反映することができます。
現在使用している項目を転用する場合にご活用ください。
取込開始行の指定
取込するCSVファイルのレイアウトによってはタイトル行が入っている場合があり、その行を読み飛ばす時に設定します。
同様に最終行についても読み飛ばしが可能です。
得意先マスターを自動生成
マネーフォワード クラウド債権管理上で存在しない得意先の請求データを取込した際、得意先マスターを自動で登録できる機能です。
CSVファイルの取込は、得意先マスターに存在しない請求データが含まれていると取込できません。
こちらをオンにすると、請求データ取込の際に得意先マスターの登録も行われるようになります。
※自動生成をオンにする場合、設定必須項目が増えます。
重複データをスキップする
重複データが存在する場合、重複したデータをスキップし、重複していないデータのみを取込します。
チェックがオフの場合、ファイルごと取込ができません。
取込列指定の設定
取込列指定に表示されている項目はマネーフォワード クラウド債権管理で利用可能な項目が表示されています。
この利用可能な項目に対して取込するCSVファイル内の何列目に該当するのかをマッピングしていきます。
※重複・上書についての詳細は該当記事をご参照ください⇒Q.重複と上書の違いはなんですか?
例えばCSVファイルの5列目に請求金額がある場合、システム項目名【請求金額】の項目番号には「5」と入力していきます。
※マネーフォワード クラウド債権管理では以下の項目が必須となりますので必ず指定してください。
- 得意先コード
- 請求日
- 請求金額
- 請求区分(固定値設定可)
また必須項目以外の項目を取込したい場合は「取込有無」を「取込有」に変更すると、「項目番号」が入力できるようになります。
※項目によって「取込有無」で選択可能な項目は異なりますのでご注意ください。
(参考:取込有無の内容)
取込無…項目を取込しません。項目は空白、もしくは()内の情報が付与されます。
取込有…指定したCSVの項目番号を取込します。
固定値…指定した数値が一律で付与されます。
マネーフォワード クラウド債権管理上のマスター項目はその数値(虫眼鏡アイコンで検索可)、
締日は2桁(日付。末日は99など)、入金予定日は3桁(月日。翌月末回収は199など)の数値を入力します。
※備考欄等の取込最大文字列は「100字」です。
登録
マッピングの入力が終わったら「登録ボタン」をクリックします。
登録が正常に完了するとメッセージが表示されます。
エラーメッセージが表示されたら、それに従ってマッピング情報を修正して、再度「登録ボタン」をクリックしてください。
得意先マスター自動生成について
得意先マスターを自動生成する場合、「得意先設定」で設定した得意先を設定します。
固定値を変更する場合は、フリーインポーター右上の「得意先設定」より、基本設定の内容を修正して「登録」ボタンをクリックしてください。
【インポーターでの設定必須内容】
・入金予定日(数字3桁)
・請求締日(数字2桁)
・営業担当者
・得意先名称
・得意先コード
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