債権総額管理表

得意先毎に、期日未到来の入金データを含めた債権総額や与信残高を表示する管理帳票です。
手形や小切手の回収予定額の確認や、得意先の与信管理を行う場合にご利用ください。

目次

• 事前設定
• 操作手順
• 各項目の計算方法
• 照会結果の出力/計算方法の変更　

1.事前設定

得意先の与信残高を確認したい場合

得意先マスターにて、与信限度額を設定します。

小切手や手形の入金データに、期日を登録したい場合

①区分マスターにて使用する区分の「期日入力を行う」をオンにします。
② 入金データ登録時に期日を登録します。

2.操作手順

①サイドメニューバーの【管理帳票】、サブメニューから【債権総額管理表】を選択します。

②検索を行う年月を指定し、「照会」ボタンをクリックします。

残高タイプ
・会計帳簿の締日残高
全ての得意先に対して、「会社設定」で設定した締日時点での残高を計算します。
・得意先ごとの締日残高
指定した締日を得意先マスタ内にもつ得意先のみを対象とし、締日時点での残高を計算します。
与信残高がマイナスのもののみ表示 　 ※得意先集計方法が「債権代表者/得意先」「債権代表者」の場合
・債権代表者の総計額で判定
与信残高をグループ単位で計算します。
・子会社の個別残高で判定
与信残高をグループに属する得意先単位で計算します。
請求区分
請求区分を1つ指定でき、請求区分ごとにデータを確認できます。

③処理月時点での得意先ごとの債権総額管理表が作成されます。

3.各項目の計算方法

■得意先ごとに表示した場合

当月債権総額　＝　当月未決済残高　＋　当月請求残高

・当月未決済残高

消込された手形や小切手などの期日を持つ入金データのうち、処理月時点で期日が未到来の入金データの合計額

・当月請求残高

指定月末時点での請求残高　※得意先毎の締日を指定した場合は、指定月の前月締日～指定月締日までの集計

・XX月期日到来

消込された手形や小切手などの期日を持つ入金データのうち、期日が到来する入金データの合計額

当月与信残高　＝　与信限度額　－　当月債権総額

・与信限度額

得意先マスタで設定をした与信限度額です。

■債権代表者ごとに表示した場合

当月債権総額　＝　当月未決済残高　＋　当月請求残高　＋　子会社の当月債権総額

・当月未決済残高

消込された手形や小切手などの期日を持つ入金データのうち、処理月時点で期日が未到来の入金データの合計額

・当月請求残高

指定月末時点での請求残高　※得意先毎の締日を指定した場合は、指定月の前月締日～指定月締日までの集計

・XX月期日到来

消込された手形や小切手などの期日を持つ入金データのうち、期日が到来する入金データの合計額

当月与信残高　＝　与信限度額合計　－　当月債権総額

・与信限度額

後述の「出力設定」にて得意先マスタで設定をした債権代表者と得意先の与信限度額の集計、得意先マスタで設定をした債権代表者の与信限度額のいずれかを設定できます。

4.照会結果の出力/計算方法の変更　

設定を変更することで、照会結果の出力内容/計算方法を変更できます。
変更を行う場合は画面右上の【出力設定】をクリックします。

選択すると【出力設定】が表示されます。
設定値を変更し【登録】をクリックすると設定が反映されます。

設定できる項目は以下の表を参考に設定をしてください。