従業員負担分の計算方法は、保険料の種類によって異なります。
詳細は以下をご確認ください。
設定条件
本ガイドでは、以下の場合を例に従業員負担分の計算方法を説明します。
- 健康保険の種類:協会管掌事業所
- 都道府県:東京都
- 標準報酬月額:410,000円
健康保険料
計算の流れ
- 標準報酬月額に被保険者負担の料率を乗じて、1,000で割る。
- 手順1の計算結果の端数を五捨六入する
具体例
- 「410,000 × 49.55 ÷ 1,000 = 20,315.5」を算出する。
- 端数があるため、五捨六入して「20,315円」となる。
厚生年金保険料
厚生年金保険料は、標準報酬月額と厚生年金保険料率から算出されます。
計算の流れ
- 標準報酬月額に被保険者負担の料率を乗じて、1,000で割る。
- 手順1の計算結果の端数を五捨六入する。
具体例
- 「410,000 × 91.5 ÷ 1,000 = 37,515」を算出する。
- 端数はないため、「37,515円」となる。
介護保険料
介護保険料は、健康保険料と介護保険料を合算した保険料から健康保険料を差し引いて算出されます。
計算の流れ
- 被保険者負担の健康保険料率と介護保険料率を合算し、標準報酬月額に乗じて1,000で割る。
- 手順1の計算結果の端数を五捨六入する。
- 標準報酬月額に健康保険料の被保険者負担の料率を乗じて、1,000で割る。
- 手順3の計算結果の端数を五捨六入する。
- 手順2の計算結果から手順4の計算結果を差し引く。
具体例
- 「410,000 ×(49.55 + 7.95)÷ 1,000 = 23,575」を算出する。
- 端数はないため、「23,575円」となる。
- 「410,000 × 49.55 ÷ 1,000 = 20,315.5」を算出する。
- 端数があるため、五捨六入をして「20,315円」となる。
- 「23,575 – 20,315 = 3,260円」を算出する。
協会管掌事業所の保険料率は、「基本設定」>「事業所設定」画面で登録している都道府県をもとに自動で反映します。
更新日:2025年06月02日
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