マネーフォワード クラウド勤怠使い方ガイド

有給休暇で「勤続年数1.5年目以降の付与日」を設定する方法

概要

このガイドでは、有給休暇で「勤続年数1.5年目以降の付与日」を設定する方法についてご説明します。
「勤続年数1.5年目以降の付与日」を設定すると、設定内容に応じて1.5年目以降の有給休暇を自動で付与できます。

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目次

「初回付与日基準」を選択した場合

「勤続年数1.5年目以降の付与日」で「初回付与日基準」を選択すると、初めて有給休暇を付与した日から1年後に1.5年目の有給休暇が自動で付与されます。

  • 前倒し付与する設定が行われている場合:前倒し付与日(初回付与日)から1年後
  • 前倒し付与する設定が行われていない場合:有給休暇起算日の6ヶ月後から1年後

設定例①:「前倒し付与をしない」を選択した場合

以下の設定例では、「勤続年数0.5年目の前倒し付与」で「前倒し付与をしない」を選択した場合を例に説明します。

2016年4月1日入社の場合、有給休暇は以下のように付与されます。

  • 初回付与:2016年10月1日に10日付与される。
  • 初回付与日から1年後:2017年10月1日に11日付与される。

設定例②:有給休暇起算日から3ヶ月後に4日付与する場合

以下の設定例では、「勤続年数0.5年目の前倒し付与」で「任意の時期に付与」を選択し、有給休暇起算日から3ヶ月後に4日付与する場合を例に説明します。

有給休暇起算日が2016年4月1日の場合、有給休暇は以下のように付与されます。

  • 初回付与:2016年7月1日に4日付与される。
  • 前倒し付与を除いた0.5年目分の付与:2016年10月1日に6日付与される。
  • 初回付与日から1年後:2017年7月1日に11日付与される。

設定例③:8月1日と2月1日のどちらか最初に到達する日に3日付与する場合

以下の設定例では、「勤続年数0.5年目の前倒し付与」で「任意の時期に付与」を選択し、「8月1日」と「2月1日」のどちらか最初に到達する日に3日付与する場合を例に説明します。

有給休暇起算日が2016年4月1日の場合、有給休暇は以下のように付与されます。

  • 初回付与日:2016年8月1日に3日付与される。
  • 前倒し付与を除いた0.5年目分の付与:2016年10月1日に7日付与される。
  • 初回付与日から1年後:2017年8月1日に11日付与される。

設定例④:有給休暇起算日から3ヶ月後に4日付与し、かつ8月1日と2月1日のどちらか最初に到達する日に3日付与する場合

以下の設定例では、「勤続年数0.5年目の前倒し付与」で「任意の時期に付与」を選択し、有給休暇起算日から3ヶ月後に4日付与、かつ「8月1日」と「2月1日」のどちらか最初に到達する日に3日付与する場合を例に説明します。

有給休暇起算日が2016年4月1日の場合、有給休暇は以下のように付与されます。

  • 初回付与日:2016年7月1日に4日付与される。
  • 最初に到達した日:2016年8月1日に3日付与される。
  • 前倒し付与と最初に到達した日を除いた0.5年目分の付与:2016年10月1日に3日付与される。
  • 初回付与日から1年後:2017年7月1日に11日付与される。

「有給休暇起算日基準」を選択した場合

「勤続年数1.5年目以降の付与日」で「有給休暇起算日基準」を選択すると、「有給休暇起算日」を基準として有給休暇起算日の6ヶ月後から1年ごとに有給休暇が付与されます。

「有給休暇起算日基準」を選択した場合、前倒し設定の有無に関わらず、有給休暇起算日の6ヶ月後の1年後が付与日となります。

設定例

以下の設定例では、「勤続年数0.5年目の前倒し付与」で「任意の時期に付与」を選択し、有給休暇起算日から3ヶ月後に4日付与、かつ「8月1日」と「2月1日」のどちらか最初に到達する日に3日付与する場合を例に説明します。

有給休暇起算日が2016年4月1日の場合、有給休暇は以下のように付与されます。

  • 初回付与日:2016年7月1日に4日付与される。
  • 最初に到達した日:2016年8月1日に3日付与される。
  • 前倒し付与と最初に到達した日を除いた0.5年目分の付与:2016年10月1日に3日付与される。
  • 初回付与日から1年後:2017年7月1日に11日付与される。

「月日指定(斉一的付与)」を選択した場合

「勤続年数1.5年目以降の付与日」で「月日指定(斉一的付与)」を選択すると、「付与日」で指定した月日に1.5年目分の有給休暇が付与されます。

「月日指定(斉一的付与)」を選択した場合、前倒し設定の有無に関わらず、「付与日」で指定した月日が1.5年目の付与日となります。

設定例

以下の設定例では、「勤続年数0.5年目の前倒し付与」で「任意の時期に付与」を選択し、有給休暇起算日から3ヶ月後に4日付与、かつ「8月1日」と「2月1日」のどちらか最初に到達する日に3日付与する場合を例に説明します。

有給休暇起算日が2016年4月1日であり、「勤続年数1.5年目以降の付与日」の「付与日」で「11月1日」を指定した場合、有給休暇は以下のように付与されます。

  • 初回付与日:2016年7月1日に4日付与される。
  • 最初に到達した日:2016年8月1日に3日付与される。
  • 前倒し付与と最初に到達した日を除いた0.5年目分の付与:2016年10月1日に3日付与される。
  • 指定した日付に1.5年目:2016年11月1日に11日付与される。

前倒し付与の設定方法については、以下のガイドをご参照ください。
有給休暇パターンを作成する方法

更新日:2024年08月27日

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