概要
このガイドでは、「休暇ルール」>「有給休暇」画面で有給休暇パターンを作成する方法についてご説明します。
対象ページ
休暇ルール>有給休暇
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド勤怠を「全権管理者」権限でご利用中のお客さま
目次
設定手順
- 「全権管理者メニュー」にカーソルをあわせ、「勤怠ルール」を選択します。
- 左メニューの「休暇ルール」をクリックし、「有給休暇」タブを選択します。
- 「有給休暇」画面で有給休暇の「編集」をクリックします。
- 「有給休暇の追加・編集」画面で有給休暇パターンを設定します。
設定項目についてはこちらの項をご確認ください。
- 画面下部の「保存」をクリックします。
設定項目の詳細
「有給休暇を追加・編集」画面の設定項目については、以下をご確認ください。
有給休暇
「有給休暇名」では、設定する有給休暇パターンの名称を設定します。
有給休暇名は自由に設定できます。
勤続年数0.5年目の前倒し付与
「勤続年数0.5年目の前倒し付与」では、勤続年数0.5年目の有給休暇の付与方法(前倒し付与)を設定します。
「前倒し付与をしない」「任意の時期に付与」「有給休暇起算日に応じた比例付与」のいずれかを選択してください。
「前倒し付与をしない」を選択した場合
「前倒し付与をしない」を選択すると、前倒し付与は行われず、共通設定で設定した「勤続年数0.5年目の付与日数」が有給休暇起算日から6ヶ月目に付与されます。
「任意の時期に付与」を選択した場合
「任意の時期に付与」を選択すると、有給休暇を前倒し付与するタイミングを自由に設定できます。
前倒し付与する時期と付与する日数を指定することで、有給休暇起算日から0.5年目を迎える前に有給休暇の付与が可能です。
有給休暇を付与する時期は、「有給休暇起算日からNヶ月後に付与」または「どちらか最初に到達する日に付与」のいずれか、もしくは両方を設定します。
また、有給休暇起算日の0.5年目までに付与する日数が共通設定の「0.5年目の付与日数」より少ない場合は、残日数が有給休暇起算日の0.5年目に自動付与されます。
【例】
初年度10日付与の場合、前倒し付与を「5日」に設定すると、0.5年を迎えた日に残りの「5日」が付与される。
「有給休暇起算日に応じた比例付与」を選択した場合
「有給休暇起算日に応じた比例付与」を選択すると、従業員の有給休暇起算月に応じて有給休暇を前倒し付与できます。
従業員の週の契約日数ごとに、「勤続年数0.5年目の前倒し付与」の項目を入力することで、有給休暇起算日から0.5年を迎える前に有給休暇の付与が可能です。
有給休暇を付与する時期は、「有給休暇起算日」または「任意の日付」のいずれか、もしくは両方を設定できます。
従業員の有給休暇起算月ごとに、付与する日数を設定することが可能です。
設定例については、以下のガイドをご参照ください。
「勤続年数0.5年目の前倒し付与方法を選択」で「有給休暇起算月に応じた比例付与」を選択した場合の設定例を教えてください。
勤続年数1.5年目以降の付与日
「勤続年数1.5年目以降の付与日」では、勤続年数1.5年目以降に付与する有給休暇の基準日を設定します。
「初回付与日基準」「有給休暇起算日基準」「月日指定(斉一的付与)」のいずれかを選択してください。
初回付与日基準
「初回付与日基準」を選択すると、通常の設定で有休が0.5年で付与された日、もしくは前倒しで有休を付与をした日を基準として、1.5年目以降もその日に付与します。
【例】
有給休暇起算日が4月1日の従業員に対して、有給休暇起算日から3ヶ月後(7月1日)に有給休暇を5日付与した場合、1.5年目の付与も7月1日となる。
マネーフォワード クラウド勤怠で初回付与日を経過していない場合は、自動的に「有給休暇起算日」を基準として1.5年目に有給休暇が付与されます。
そのため、前倒し付与を設定している場合は、「有給休暇自動付与予定一覧」画面で「前倒し付与設定の反映」をクリックしてください。

有給休暇起算日基準
「有給休暇起算日基準」を選択すると、前倒し付与を行っても、有給休暇起算日を基準にして1.5年目以降の有給休暇を付与します。
【例】
有給休暇起算日が4月1日の従業員に対して、有給休暇起算日から3ヶ月後(7月1日)に有給休暇を5日付与した場合、1.5年目の付与は10月1日となる。
月日指定(斉一的付与)
「月日指定(斉一的付与)」を選択すると、有給休暇起算日や前倒し付与を行った日に関わらず、会社の指定した日に有給休暇を付与します。
【例】
有給休暇起算日が4月1日の従業員に対して、有給休暇起算日から3ヶ月後(7月1日)に有給休暇を5日付与した場合、1.5年目の付与は6月1日となる。
有給休暇取得時の労働時間の取り扱い
「有給休暇取得時の労働時間の取り扱い」では、休暇分の時間数を「労働したもの」として扱う「休暇みなし」のカウント方法を設定します。
集計された「休暇みなし」の時間数は、「日次勤怠」画面の「休暇みなし」欄に計上されます。
休暇みなし時間を労働時間としてカウントする
「休暇みなし時間を労働時間としてカウントする」では、有給休暇を取得した日の契約時間数または取得時間数を、「日次勤怠」画面の「休暇みなし」に集計するか否かを設定します。
休暇みなし時間を残業時間にいれる
「休暇みなし時間を残業時間にいれる」では、「休暇みなし時間を労働時間としてカウントする」で「する」を選択した場合に、休暇みなし時間を残業計算に入れるか否かを設定します。
半日単位休暇・時間単位休暇の可否
「半日単位休暇・時間単位休暇の可否」では、有給休暇を「午前休」「午後休」「時間休」などに分けて取得できるようにするか否かを設定します。
「時間単位休暇の可否」にある「上限」が適用される期間は、以下のとおりです。
- 有給休暇起算日から初回付与日※の前日まで
- 初回付与日※から1.5年目の付与日の前日まで
- 1.5年目の付与日から2.5年目の付与日の前日まで
- (以降省略)
※「初回付与日」とは、前倒し付与がある場合は初回の前倒し付与日、前倒し付与がない場合は有給休暇起算日の半年後の日を指します。
残数が0でも取得できるか否か
「残数が0でも取得できるか否か」では、従業員の有給休暇残数がなくても、有給休暇を取得できるようにするか否かを設定します。
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