• 作成日 : 2015年4月13日
  • 更新日 : 2019年10月4日

理美容師の請求書の書き方

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国家資格である理美容師は、厚生労働大臣から免許を受け、理容室または美容室で髪のカットやセット、パーマ、あるいは洗髪、顔剃り・ひげ剃り、メイクアップといったサービスを提供します。多くの場合、サービス終了後に代金を現金で受け取りますが、請求書を発行して報酬を得ることもあります。ここでは、理美容師が発行する請求書の書き方をご紹介します。

理美容師が請求書を書くケース

理美容師とひとまとめにいっても、理容師と美容師では仕事の範囲が異なっています。それぞれ「理容師法」と「美容師法」によって規定されており、それによると、理容師の仕事は主にカットと顔剃りにより容姿を整えること、美容師の仕事はパーマやセット、結髪、着付け、メイクアップなどで容姿を美しくすることと定義されています。
理容師と美容師両方の資格を有していれば話は別ですが、それぞれ別々の国家資格であるため、どちらの免許を所持しているかによって、働く場所が理容室か美容院(ヘアーサロン)か決まってきます。

理容師や美容師(以下、理美容師)は、提供したサービスに対する請求書を発行することがあります。請求を怠っていると、仕事が増える割には現金が手元に入ってこないという状況になりかねません。正確で分かりやすい請求書のタイムリーな発行は、ビジネスで成功するための大切なポイントです。
また、経理や確定申告の計算において請求書は重要な証拠品となりますので、請求書のコピーは大切に保管・整理しておきましょう。

理美容師の請求項目

請求書は提供したサービスの代金を要求するときに発行するものです。お客様に支払いの義務があることを伝え、代金を払う期日を明示し、さらには、支払い期限が近づいていることを知らせる役割もあります。お客様にサービスを提供する際には、あらかじめ料金に消費税が含まれているのか、それとも消費税抜きなのかを明確に伝えることが必要です。
理美容師の請求項目には、以下のようなものがあげられます。

ヘアーカット料(幼児、小中高生、大人料金)やパーマ料、セット料、カラーリング料、縮れ毛矯正料、トリートメント料、ヘッドスパ料、顔剃り・ひげ剃り料、メイクアップ料、出張料などが含まれます。

請求書は、サービスを提供するたびに発行する方法と、月に一度をめどにまとめて請求する方法とがあります。一定期間の分をまとめて請求するよりは、サービスを提供するたびに請求した方が料金の回収率は高くなるでしょう。

理美容師が作成する請求書の書き方

請求書のフォーマットや内容、書き方に厳格なきまりはありませんが、確実に入金してもらうためにも、内容が明確で分かりやすいことが必要です。
まず、請求書の一番上に「請求書」と記します。また、請求書の発行日や支払方法、入金日などについては、請求書を作成する前に、請求先に確認をとっておくならトラブルが少ないでしょう。

(請求書サンプル)

理美容師_請求書
では、請求書の書き方を順番に見ていきましょう。

(1)宛先には、料金を請求するお客様の氏名と住所を書きます。また、不備や誤字のないように前もって確認するようにしてください。

(2)請求する側の社名や店名、住所が入ります。請求書を管理しやすいように、請求書番号を加えます。また、一定の期間の請求代金をまとめて請求する場合、請求書に1-1、1-2、1-3のように枝番号を付けると複数の請求書をまとめやすくなります。そして、料金の請求日と支払いの期限を分かりやすく書きましょう。

(3)提供したサービス内容とその単価、数量を記入します。数量とは、回数として記載する場合もあります。

(4)単価×数量の小計

(5)消費税

(6)小計と消費税額を足した合計金額

さらに内訳には軽減税率の対象とならない品目(10%)と対象となる品目(8%)の小計を分けて記載し、それぞれの消費税額を明らかにします。

(7)銀行振込の場合、振込先を間違えのないように書きましょう。

(8)備考欄にお客様に対する日頃の感謝の言葉を添えると喜ばれます。

 

まとめ

理美容師にとって、請求書はサービスに対する代金をお客様に請求する非常に大切な書類です。スムーズな支払いとお客様との良好な関係を維持するには、コミュニケーションと入金に向けた細かい気配りが重要となります。確実に入金してもらうためにも、記入漏れのない、配慮のある請求書の書き方を学んでください。※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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