• 更新日 : 2026年8月28日

GitHub Copilotのショートカットとは?VS Code対応キー一覧と使い方を解説

PointGitHub Copilotのショートカットとは?

GitHub CopilotはTabとCtrl+Iの2キーを中心に、補完の確定・切り替え・修正をキーボードだけで完結できます。

  • Tab確定・Escで拒否が基本操作
  • Alt+]で複数候補を素早く切り替え
  • keybindings.jsonでキー割り当て変更可

Q. インラインチャットを起動するキーは?

A. WindowsはCtrl+I、MacはCmd+Iで起動できます。

GitHub Copilotのショートカットキーを使うと、AIによるコード提案の確定・切り替え・拒否をキーボードだけで完結できます。本記事では、VS Code(Visual Studio Code)で使えるGitHub Copilotショートカットの一覧と、GAS・VBAでの業務活用フロー、キー割り当てのカスタマイズ方法までを解説します。

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※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。

GitHub Copilotのショートカットはなぜ重要か?

GitHub Copilotのショートカットキーを覚えると、マウス操作を挟まずにAI補完を受け入れ・修正・切り替えでき、コーディングの流れを止めずに作業を進められます。とくにバックオフィス業務でVBAやGASのコードを書く機会がある方にとって、キー操作の習熟は作業時間の短縮に直結します。

マウス操作よりも作業テンポが崩れにくい

結論として、ショートカット操作はマウスクリックよりもコードを書く手の動きを止めにくい方法です。GitHub Copilotが提案したコードをマウスでクリックして確定する場合、視線とカーソルがエディタとマウスの間を往復するため、思考が一瞬途切れます。

キーボードショートカットであれば、ホームポジションから手を離さずに提案を確定・却下できるため、集中を保ったまま作業を続けられます。GitHub社が2022年に公表した比較実験では、GitHub Copilotを使用したグループが定型的なコーディング課題を対照群より55%短い時間で完了したと報告されており、AI支援そのものの効果に加えて、操作の習熟度も作業速度に影響する要素と考えられます。

提案の確定・切替・拒否を1キーで行える

GitHub Copilotは同じ入力に対して複数のコード候補を生成することがあり、ショートカットならその切り替えを1キー操作で行えます。マウスでは候補の切り替えメニューを探す手間が生じますが、キー操作なら数秒で意図に合った候補にたどり着けます。

例えば、Excelマクロ用のVBAコードを書かせた場合、最初の候補が期待どおりでなければAlt + ](Mac:Option + ])で次の候補へ切り替え、納得できたらTabで確定するだけです。この一連の操作は数回のキー入力で完結します。

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GitHub Copilotの基本ショートカット一覧は?

VS CodeでGitHub Copilotを利用する際のキー操作は、主に「インライン補完」と「AIチャット」の2種類に分けられます。

インライン補完は、入力中にグレーで表示されるコード候補を確定・拒否・切り替える機能です。一方、AIチャットは、自然言語でコードの生成や修正を指示するVS Codeの機能です。操作対象が異なるため、両者を分けて覚える必要があります。

補完操作の基本キー

GitHub Copilotのインライン補完(入力中に表示されるグレー文字の候補)は、次のキーで操作します。

操作内容 Windows Mac
提案を確定する Tab Tab
提案を拒否する Esc Esc
次の候補を表示する Alt + ] Option + ]
前の候補を表示する Alt + [ Option + [

TabとEscの2キーだけでも日常的な補完操作の大半をカバーできます。複数候補がある場合はAlt + ](Mac:Option + ])で順に切り替え、最も適したコードを選びましょう。

参考:IDE の GitHub Copilot のキーボード ショートカット|GitHub ドキュメント

チャット・インライン編集のキー

GitHub Copilot Chat(AIとの対話パネル)やインラインチャット(エディタ上で直接AIに指示を出す機能)にも専用のキーが割り当てられています。

操作内容 Windows Mac
インラインチャットを起動する Ctrl + I Cmd + I
Chat viewを開く Ctrl + Alt + I Ctrl + Cmd + I
Agent modeに切り替える Ctrl + Shift + I Cmd + Shift + I
クイックチャットを開く Ctrl + Shift + Alt + L Cmd + Shift + Option + L

特に使用頻度が高いのがCtrl + I(Mac:Cmd + I)によるインラインチャットです。コード内の任意の位置でこのキーを押すと、その場にAIへの指示入力欄が表示されます。「この関数にエラー処理を追加して」といった自然言語の指示をそのまま入力できるため、プログラミング経験が浅い方にも扱いやすい操作です。

なお、以前「GitHub Copilot Edits」と呼ばれていた複数ファイル横断の一括編集機能は、現在はChat view内のAgent modeに統合されています。Ctrl + Shift + I(Mac:Cmd + Shift + I)でAgent modeに切り替えると、プロジェクト全体への修正指示をまとめて出せます。

参考:GitHub Copilot in VS Code cheat sheet|Visual Studio Code Docs

GitHub Copilotショートカットの業務別活用法は?

バックオフィス担当者がGitHub Copilotショートカットを活かしやすい場面は、ExcelマクロのVBAやGAS(Google Apps Script)によるスプレッドシート集計です。ここではインラインチャットとTab操作を組み合わせた具体的な流れを紹介します。

Excel VBA作成をインラインチャットで指示する

月次の売上集計や請求書の自動生成をVBAで自動化したい場合、以下の手順で進めると効率的です。

  1. STEP1:VS Codeで.basまたは.vbaファイルを新規作成する
  2. STEP2Ctrl + I(Mac:Cmd + I)でインラインチャットを起動する
  3. STEP3:「売上シートのA列からD列を集計する表を作成するVBAマクロを書いて」のように日本語で具体的に指示する
  4. STEP4:Enterを押して指示を送信し、GitHub Copilotが生成したコードや変更内容を確認する
  5. STEP5:意図と異なる場合はAlt + ] でインラインを操作し、次の候補に切り替え、再度確認して確定する
  6. STEP6:作成した.basファイルをExcelのVBEにインポートし、マクロを実行して動作を確認する

ポイントは、指示を出す段階で「どのシートの」「どの範囲を」「どう加工するか」を具体的に伝えることです。曖昧な指示だと候補の精度が下がり、候補切り替えの回数が増えてしまいます。この考え方は、ChatGPTなど他のAIで自然言語からVBAを生成する場合にも共通します。

GASの集計スクリプトをTab操作で仕上げる

GAS(Google Apps Script)でGoogleスプレッドシート(Google Sheets)のデータを集計するケースでも、GitHub Copilotは関数の続きを自動補完します。関数名を入力した時点でデータ取得・集計のロジックが提案されるため、Tabで確定しながら数分でスクリプトを組み立てられます。

途中で処理内容を変更したい場合は、該当箇所でCtrl + Iを押してインラインチャットに修正指示を出せます。マウスでのコピー&ペーストを繰り返すよりも作業が途切れにくくなります。既存のVBA資産をGASへ移行したい場合は、変換の考え方や手順を押さえておくとスムーズです。

GitHub Copilotのショートカットをカスタマイズするには?

VS Codeの設定画面、またはkeybindings.jsonファイルを編集すれば、GitHub Copilotのキー割り当てを自由に変更できます。他の拡張機能とキーが競合する場合や、自分の手になじむ配置にしたい場合に活用しましょう。

キーボードショートカット設定画面から変更する

GUIで手軽に変更したい場合は、VS Codeの設定画面を使う方法が向いています。

  1. STEP1Ctrl + K の後に Ctrl + S(Mac:Cmd + K の後に Cmd + S)でキーボードショートカット設定画面を開く
  2. STEP2:検索バーに「copilot」と入力し、関連コマンドを絞り込む
  3. STEP3:変更したいコマンドの行をダブルクリックする
  4. STEP4:新しいキーの組み合わせを実際に押して入力し、Enterで確定する

変更前のキーが他のコマンドにも割り当てられている場合、画面下部に競合を知らせる表示が出ます。表示が出たら、競合先のコマンドも合わせて調整しておくと安心です。

参考:GitHub Copilotの環境設定|GitHub Docs

keybindings.jsonで細かいキー割当を指定する

より細かい条件付きのキー割当を行いたい場合は、keybindings.jsonを直接編集します。キーボードショートカット設定画面の右上にあるアイコンをクリックすると、このファイルが開きます。

例えば、インラインチャットの起動キーを変更したい場合は、以下のような記述を1行ずつ追加します。

例えば、エディタのインラインチャットをCtrl+Shift+Cで起動したい場合は、keybindings.jsonに次のように記述します。

[

{

“key”: “ctrl+shift+c”,

“command”: “inlineChat.start”,

“when”: “editorTextFocus”

}

]

すでにほかのキー割り当てが記述されている場合は、既存の配列内にオブジェクトを追加します。各設定を波括弧で囲み、設定同士をカンマで区切る必要があります。

whenには、ショートカットを有効にする条件を指定できます。上記のeditorTextFocusは、コードエディタに入力フォーカスがあるときだけショートカットを有効にする条件です。

ほかの機能を割り当てる場合は、目的に応じて次のコマンドIDを指定します。

操作 コマンドID
エディタのインラインチャットを開く inlineChat.start
Chat viewを開く workbench.action.chat.open
次のインライン補完候補を表示する editor.action.inlineSuggest.showNext

例えば、Chat viewを開くキーを変更する場合は、commandにworkbench.action.chat.openを指定します。インライン補完で次の候補を表示するキーを変更する場合は、editor.action.inlineSuggest.showNextを指定します。

なお、インラインチャットとインライン補完は別の機能です。inlineChat.startはAIへ自然言語で指示する入力欄を開くコマンドであり、editor.action.inlineSuggest.showNextは入力中に表示されるインラインコード候補を切り替えるコマンドです。

GitHub Copilotのショートカットが効かないときは?

ショートカットキーが反応しない主な原因は、キー競合・フォーカス位置のずれ・拡張機能の干渉です。以下のチェックポイントを順番に確認すると、多くのケースで解決できます。

拡張機能やOSとのキー競合を確認する

他の拡張機能が同じキーを使っていると、GitHub Copilotのショートカットが上書きされて動作しないことがあります。

  1. Ctrl + K の後に Ctrl + S でショートカット設定画面を開く
  2. 検索バーに問題のキー(例:ctrl+i)を入力する
  3. 同じキーに複数のコマンドが表示されていないか確認する
  4. 競合がある場合は、不要な方のキーバインドを解除する

Windows環境では、IME(日本語入力ソフト)がCtrl + Spaceなどのキーを占有しているケースもあります。その場合はIME側の設定を見直すか、GitHub Copilot側のキーを別のものに変更しましょう。

エディタのフォーカス位置を見直す

画面を分割していたり、ターミナルパネルを開いていたりすると、フォーカス(入力のアクティブ位置)がエディタ以外に移っていることがあります。GitHub Copilotのインライン補完はエディタにフォーカスがある状態でのみ動作するため、ショートカットが効かないと感じたらまずエディタ部分をクリックしましょう。

また、GitHub Copilotの拡張機能自体が無効化されている場合もあります。画面右下のステータスバーにGitHub Copilotアイコンが表示されているか、斜線が入っていないかを確認してください。

GitHub Copilotショートカットのよくある質問

GitHub Copilotのショートカットに関して、よく寄せられる疑問をQ&A形式で取り上げます。

無料プランでもショートカットは使えますか?

使えます。GitHub Copilot FreeプランでもTabCtrl + Iなどのキー操作自体は有料プランと同じ挙動です。ただし、月間の補完回数やチャットメッセージ数には上限が設けられているため、日常的に多用する場合は上位プランの利用も検討するとよいでしょう。

Chat viewとインラインチャット、Agent modeの違いは?

インラインチャットはエディタ上のカーソル位置で完結する対話、Chat viewはサイドバーで会話履歴を保持できるパネル、Agent modeは複数ファイルにまたがる修正をまとめて指示できる機能という違いがあります。目的に応じて使い分けると、細かい修正はインラインチャット、大規模な変更はAgent modeという棲み分けがしやすくなります。

JetBrains系IDEでも同じ操作ができますか?

IntelliJ IDEAやWebStormなどJetBrains系IDEでもGitHub Copilotプラグインが利用でき、Tabで確定・Escで拒否という基本操作は共通しています。ただし、チャット関連のキー割り当てはJetBrains独自の設定になっているため、VS Codeのキーとは異なる点に注意が必要です。設定はSettings内のKeymapから「GitHub Copilot」を検索すると確認・変更できます。

最新バージョンでキー操作は変わりましたか?

基本操作であるTabによる確定やCtrl + Iによるインラインチャット起動は継続して同じキーが使われています。一方で、以前は別パネルだった機能がChat viewやAgent modeに統合されるなど、周辺機能の呼び出し方は変更されることがあります。アップデート後に挙動が変わったと感じたら、VS Codeのリリースノートでキーバインドの変更有無を確認するとよいでしょう。

GitHub Copilotのショートカットで作業テンポを保つために

GitHub Copilotのショートカットキーを習得すれば、補完の確定・切り替え・修正をキーボードだけで完結でき、コーディング中の集中を途切れさせずに作業を進められます。まずはTabとCtrl + Iの2つから日常業務に取り入れ、VBAやGASの自動化スクリプト作成で使い慣れていくとよいでしょう。キー割り当てはkeybindings.jsonで自由に変更できるため、自分の作業環境に合わせた設定もあわせて検討してみてください。


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