• 更新日 : 2026年8月28日

Copilotで画像読み込みするには?アップロードから画像認識の活用例・読み込めない原因まで解説

PointCopilotの画像読み込みでできることは?

Copilotはチャットに画像をアップロードするだけで、OCR・要約・翻訳をまとめて処理できます。

  • 請求書・名刺のテキスト抽出が可能
  • 手書き文字や外国語書類にも対応
  • 無料版でも画像認識機能を利用可

Q. 画像が読み込めない場合の原因は?

A. ファイル形式(JPEG・PNG推奨)やサイズ(50MB以下)の問題、またはブラウザのキャッシュやネットワーク障害が主な原因です。

請求書や名刺、会議のホワイトボードの写真をその場でテキスト化できたら、と感じたことはないでしょうか。手作業での転記に時間を取られているバックオフィス担当者は少なくありません。Microsoft Copilotの画像読み込み機能を使えば、チャット欄に画像をアップロードするだけで、AIの画像認識によりOCR・要約・翻訳までまとめて処理できます。本記事ではCopilotへの画像アップロード手順から画像解析の活用例、読み込めないときの対処法まで実践的に解説します。

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※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。

Copilotの画像読み込みとは?

Microsoft Copilotの画像読み込みは、チャットにアップロードした画像をAIが画像認識・画像解析し、テキスト抽出や要約を行える機能です。2024年5月にOpenAIが発表したGPT-4o(GPT-4 omni)によって、テキストだけでなく画像も入力として扱えるマルチモーダルなビジョン機能がCopilotに組み込まれました。その後もCopilotの内部モデルは順次刷新されており、直近ではGPT-5系のモデルも活用されるようになっています。

画像から何を読み取れるのか(画像解析・ビジョン機能)

Copilotが画像から読み取れる情報はテキストに限りません。物体の識別やグラフの数値読み取り、手書き文字の認識まで幅広く対応しています。主な対応範囲は次のとおりです。

  • 文字認識(OCR):請求書・名刺・資料に記載されたテキストを抽出
  • 内容の要約:図表やスライドの内容をテキストで要約
  • 物体・シーンの認識:写真に写っている物や風景を説明
  • 手書き文字の読み取り:ホワイトボードやメモの手書き文字をテキスト化
  • グラフ・チャートの数値読み取り:棒グラフや円グラフの数値を読み取って解説

例えば、会議後にホワイトボードの写真をCopilotに送り「この内容を箇条書きにして」と指示すれば、手書きの議事メモがテキスト化されます。手入力で書き起こす手間を減らせるでしょう。

従来のOCRツールとの違い

従来のOCR(光学文字認識)ツールは文字抽出に特化していましたが、Copilotの画像読み込みは文脈を理解したうえで要約や翻訳まで一気に行える点が特徴です。

比較項目 従来のOCRツール Copilotの画像読み込み
テキスト抽出 対応 対応
内容の要約 非対応 対応
翻訳 別ツールが必要 チャット内で完結
追加の質問 非対応 対話形式で深掘り可能

抽出したテキストをそのまま「表形式に整理して」「英語に翻訳して」とチャットで続けられる点が、業務効率化の面で大きなメリットです。

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Copilotで画像をアップロードして読み込む手順は?

Copilotへの画像アップロードは、チャット欄から画像ファイルを添付するだけで完了します。Web版・デスクトップアプリ版・モバイルアプリ版のいずれでも操作はほぼ共通で、特別な設定は不要です。

STEP1:Web版で画像をアップロードする

Web版のCopilot(copilot.microsoft.com)で画像を読み込む手順は次のとおりです。

  1. ブラウザでcopilot.microsoft.comにアクセスし、Microsoftアカウントでサインインする
  2. チャット入力欄の「+(開くアイコン)」を押し、「画像またはファイルの追加」を選択する
  3. パソコン内の画像ファイルを選択してアップロードする
  4. 画像が添付された状態でプロンプト(指示文)を入力し、送信する

対応する画像形式はJPEG・PNG・PJP・JFIFなどが中心です。PDF形式のファイルは画像ではなくドキュメントとして処理されるため、基本的にはそのままアップロードできます。特定のページだけを解析したい場合や、スキャンPDFの文字をうまく認識できない場合は、該当ページをJPEGやPNGに変換する方法もあります。

1回のCopilot会話でアップロードできるファイルは最大20個、1ファイルあたりのサイズは50MBまでと案内されています。アップロードしたファイルは最大18か月間安全に保存された後、自動的に削除される仕組みで、モデルのトレーニングには使用されません。

参考:Microsoft Copilotでのファイルのアップロード|Microsoft サポート

STEP2:画像のURLを貼り付けて読み込む

ローカルに保存した画像だけでなく、Web上に公開されている画像のURLをチャット欄に貼り付けて読み込む方法もあります。

  1. 読み込みたい画像のURLをコピーする(画像を右クリック→「画像アドレスをコピー」など)
  2. Copilotのチャット欄にURLを貼り付ける
  3. 「この画像の内容を説明して」などのプロンプトを添えて送信する

ただし、社内ポータルやログインが必要なサイトなど、アクセス制限がかかっている画像はURLだけでは読み込めません。その場合は画像をいったんパソコンに保存してからアップロードする方法に切り替えてみてください。

STEP3:モバイルアプリのカメラで画像認識させる

スマートフォンのCopilotアプリ(iOS / Android対応)では、端末のカメラで撮影した画像をそのまま読み込ませることもできます。外出先で受け取った名刺や紙の書類をその場でテキスト化したいときに便利な方法です。

  1. Copilotアプリを開き、チャット画面のメガネアイコンをタップする
  2. カメラが起動したら対象の書類や画像を撮影する
  3. 撮影後にプロンプトを入力して送信する

撮影時は手ブレに気をつけ、文字が読み取れる程度の解像度を確保するのがコツです。暗い場所ではフラッシュを使うよりも、明るい場所に移動して撮影するほうが認識精度は高くなる傾向があります。

Copilotの画像読み込みの活用例は?

Copilotの画像読み込みは、紙の書類やスキャンデータからの転記作業を減らす用途に幅広く活用できます。

請求書や領収書からデータを抽出する

Copilotに請求書画像を読み込ませると、取引先名・金額・日付を表形式で抽出できます。経理担当者であれば、スキャンした請求書の画像をアップロードして「この請求書の取引先名、請求日、合計金額、税額を表形式で抜き出して」と指示すると、整理されたテーブル形式で回答が返ってきます。手入力で会計ソフトに転記していた作業を効率化できるでしょう。ただし、AIによるデータ抽出には誤認識のリスクがあるため、最終的な数値は必ず目視で確認してから入力するようにしてください。

名刺の情報を一括でテキスト化する

Copilotに名刺の画像を読み込ませると、氏名・会社名・連絡先を数秒でテキストデータに変換できます。展示会や商談で受け取った名刺を1枚ずつ手入力するのは時間がかかりますが、「氏名・会社名・部署・電話番号・メールアドレスを抜き出して」と指示すれば、素早くテキスト化できます。複数枚をまとめて処理したい場合は、専用の名刺管理ツールとの併用も選択肢の一つです。

グラフや図表の内容を要約する

Copilotにグラフや図表の画像を読み込ませると、数値の傾向や注目すべき変化を短くまとめてくれます。報告書やプレゼン資料に含まれるグラフの画像を読み込ませ、「このグラフのポイントを3行で要約して」と依頼すれば、資料作成時のコメント案として活用できるでしょう。

外国語の書類を翻訳する

Copilotに外国語の書類画像を読み込ませ「日本語に翻訳して」と指示するだけで全文翻訳が得られます。海外の取引先から届いた英文の請求書や契約書の画像でも、別途翻訳ツールを立ち上げてテキストをコピー&ペーストする手間を省けます。

Copilotで画像が読み込めない・アップロードできない原因は?

画像読み込みがうまくいかない場合、原因としてはファイル形式・サイズの問題、アカウントのプランによる制限、ネットワーク環境などが挙げられます。設定や画像を見直すことで解決するケースが多くを占めます。

ファイル形式やサイズが対応範囲外になっている

Copilotが対応している画像形式はJPEG・PNG・GIF・WebPが中心で、TIFFなどそれ以外の形式は読み込めないケースがあります。また、1ファイルあたり50MBを超える場合はアップロードに失敗しやすくなります。

対処法としては次が挙げられます。

  • 対応外の形式の場合はJPEGまたはPNGに変換する
  • ファイルサイズが大きい場合は画像圧縮ツールで50MB以下に縮小する
  • 解像度を落としすぎると文字認識の精度が下がるため、72〜300dpi程度を目安にする

アカウントのプランで機能が制限されている

Copilotの画像読み込みは無料版でも利用できますが、無料版には一定の利用上限が設けられており、上限に達すると送信が一時的に制限される場合があります。個人向けの有料プランは、2026年7月時点でMicrosoft 365 Personal・Family・Premiumの3プラン体系に整理されており、旧来「Copilot Pro」と呼ばれていた高度な機能はMicrosoft 365 Premiumに統合されています。

項目 無料版 Microsoft 365 Personal Microsoft 365 Family Microsoft 365 Premium
画像読み込み 利用可能(使用制限あり) 利用可能 利用可能 利用可能
Copilotの利用枠 標準的な使用制限 無料版より高い使用制限 無料版より高い使用制限 もっとも高い使用制限
高度なAI機能 一部利用可能 一部利用可能 一部利用可能 Premium限定機能を含めて利用可能
月額料金 0円 2,130円 2,740円 3,200円

業務で頻繁に画像を読み込む場合は、Microsoft 365 Personal以上へのアップグレードを検討する余地があるでしょう。

参考:個人向け Copilot の価格プラン|Microsoft

ネットワークやブラウザの問題で送信が失敗する

画像アップロード時にエラーが出る場合、通信環境やブラウザのキャッシュが影響しているケースもあります。以下の対処法を試してみてください。

  • Wi-Fiの接続状況を確認し、不安定であれば再接続する
  • ブラウザのキャッシュとCookieをクリアしてから再度アクセスする
  • 別のブラウザ(Edge・Chromeなど)で試す
  • VPN利用時はVPNを一時的にオフにして送信する

これらを試しても解決しない場合、Microsoft側でサービス障害が発生している可能性もあります。Microsoftのサービス正常性ダッシュボードで障害情報を確認してみましょう。

Copilot画像読み込みのよくある質問

Copilotの画像読み込みに関して、利用者から寄せられやすい疑問をまとめました。

無料版でも画像認識は使える?

使えます。無料のMicrosoft Copilotでも画像読み込み機能を利用できます。Microsoftアカウントでサインインしていれば、Web版・アプリ版いずれも画像アップロードが可能です。ただし無料版には利用量の上限があり、混雑時にはAIモデルの処理速度が遅くなる場合があります。

1回に読み込める画像の枚数に上限はある?

1回のCopilot会話でアップロードできるファイルは、画像を含めて最大20個です。複数枚の画像を比較・解析したい場合も、この上限の範囲内でやり取りする必要があります。20個を超える場合は、会話を新しく立ち上げるか、複数回に分けてファイルをアップロードしましょう。

参考:Microsoft Copilotでのファイルのアップロード|Microsoft サポート

読み込んだ画像のデータはどこに保存される?

アップロードした画像は最大18か月間安全に保存された後、自動的に削除されます。Microsoftはこの画像データをAIモデルのトレーニングには使用しないと案内しています。機密性の高い書類を扱う場合は、組織のIT管理者にCopilotの利用ポリシーを確認しておくと安心です。

Copilotの画像認識を使いこなすには?

Copilotの画像解析で精度の高い結果を引き出すには、プロンプトの書き方と画像の品質がカギになります。ちょっとした工夫で回答の質は変わることがあります。

プロンプトの工夫で精度を上げる

画像を添付する際、「この画像を見て」だけでは抽象的すぎて期待どおりの結果が返ってこないケースが少なくありません。精度を上げるには、出力形式と抽出項目を明示するのが効果的です。

パターン プロンプト例
曖昧な指示(精度低) この画像の内容を教えて
出力形式を指定 この画像のテキストを箇条書きで抜き出して
抽出項目を限定 この名刺の氏名・会社名・メールアドレスを表形式にして
用途を伝える この請求書の金額データをCSV形式で出力して。会計ソフトに取り込む用途です

「何を」「どの形式で」「何のために」を伝えるだけで、出力の精度と使い勝手が向上しやすくなります。

画像の品質を整えてから読み込む

撮影した画像が暗い、ピントがぼけている、文字が小さすぎるといった状態では、プロンプトを工夫しても認識精度は上がりにくくなります。アップロード前に確認したいチェック項目は次のとおりです。

  • 明るさ:文字やグラフがはっきり見える明るさになっているか
  • ピント:文字がぼけずに読み取れるか
  • 傾き:書類が大きく傾いていないか(多少の傾きはAI側で補正される)
  • 解像度:72dpi以上あるか(300dpi程度が理想)
  • 不要な背景:書類の周囲に余計なものが写り込んでいないか

スマートフォンで書類を撮影する場合、真上から平行に撮ると歪みが少なくなります。スキャンアプリで補正してからCopilotに送ると、さらに精度が向上しやすくなります。

用途に合わせてプランを選ぶ

個人で月に数回使う程度であれば、無料版のCopilotで十分対応できます。一方、毎日のように請求書処理や資料の読み込みを行う場合は、Microsoft 365 Premiumを導入すると利用量の上限を気にせず使いやすくなります。組織全体でCopilotを活用する場合は、法人向けのMicrosoft 365 Copilotを導入すると、WordやExcelとの連携機能も利用できるようになります。自社の利用頻度と予算をふまえて、段階的にプランを切り替えるのが現実的な進め方といえるでしょう。

Copilotの画像読み込みで業務効率化を進めるために

Copilotの画像読み込みは、チャット欄への画像アップロードだけで請求書の数値抽出や名刺のテキスト化、グラフの要約まで対応できます。Web版・モバイルアプリ版いずれも特別な設定は不要で、AIの画像認識による手書き文字の読み取りや外国語書類の翻訳にも活用できます。まず手元の書類一枚を試しに読み込ませ、本記事で紹介したプロンプトの工夫も合わせて試すと、精度の違いを実感しやすいでしょう。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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