- 更新日 : 2020年6月9日
控除とは
控除とは、税金の計算をする前に一定額を差し引くことを指す。その差し引かれた金額を控除額という。
控除の種類は以下のとおりである。
1. 所得控除
所得額から住民税や所得税を計算する際に一定条件を満たしている場合、一定の金額を控除・差し引くことができる控除のこと
2. 医療費控除
年間(1月1日から12月31日)の医療費が10万円を超えたときに、確定申告を行なうことで一部が返金される控除のこと
3. 配偶者控除
配偶者に所得がある場合でも38万円以下の場合に受けることができる控除のこと。
4. 配偶者特別控除
配偶者控除の対象外だったとしても、配偶者の所得が76万円未満の際に受けることができる控除のこと
5. 社会保険料控除
自分自身の社会保険料や配偶者、親族の社会保険料を納めたときに受けることができる控除のこと
6. 生命保険料控除
支払った生命保険額に応じて、受けることができる控除のこと
7. 扶養控除
納税者本人と生計を共にしているなど一定の条件を満たした場合に受けることができる控除のこと
8. 勤労学生控除
納税者本人が、特定の学校の生徒・学生であり、一定額以下の所得額の場合に受けることができる控除のこと
9. 寡婦控除
納税者本人が寡婦の場合に受けることができる控除のこと
10. 寡夫控除
男性の納税者が一定の条件を満たした場合に受けることができる控除のこと
11. 障害者控除
納税者本人だけでなく、配偶者・扶養親族が障害者の場合に受けることができる控除
12. 雑損控除
生活に必要な試算(住宅・家財など)が、盗難や災害などによって被害を受けた際に、一定の条件を満たしていれば受けることができる控除
13. 小規模企業共済等掛金控除
小規模共済法や確定拠出年金法などで定められた条件の掛け金を支払った際に、その金額分受けることができる控除
14. 寄付金控除
指定された公的機関や政治機関に寄付をした場合に受けることができる控除
15. 基礎控除
収入がある全ての人が対象である控除
※控除金額は一律で38万円
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