調書方式で住宅ローン控除を申告する方法

概要

このガイドでは、住宅ローン控除の適用に係る手続きを調書方式で申告する方法についてご説明します。

対象ページ

手続き一覧＞申告書回収・計算＞申告従業員の詳細

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド年末調整をご利用中のお客さま

目次

• 自動判定の入力方法
• 直接入力の方法
• ご注意

自動判定の入力方法

手順

1. 「住宅ローン控除一覧」画面で「＋住宅ローンを追加」をクリックします。
   
2. 「追加方法の選択」画面で「自動計算の判定へ進む」を選択し、「次へ」をクリックします。
   
3. 「自動計算の対象・対象外判定」画面で各項目を選択し、「次へ」をクリックします。
   「年末残高証明書を確認してください」の項目については、こちらの項をご参照ください。
   
4. 「住宅借入金等特別控除証明書1」画面で手元の住宅借入金等特別控除証明書を確認しながら入力し、「次へ」をクリックします。
   
5. 「住宅借入金等特別控除証明書2」画面も同様に、手元の住宅借入金等特別控除証明書を確認しながら入力し、「次へ」をクリックします。
   
6. 「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」画面で手元の「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」を確認しながら入力し、「次へ」をクリックします。
   
7. 「住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書」画面で、手元の住宅借入金等特別控除証明書に記載されている借入金等の年末残高に関する事項や備考を参照して入力し、「次へ」をクリックします。
   
8. 「証明書画像の追加」画面で手元の申告書と証明書の画像をアップロードし、「次へ」をクリックします。
   
「住宅借入金残高証明書の画像」が「必須」となっている場合、画像の省略はできません。
「住宅借入金等特別控除証明書の画像（下部）」と同じ画像などをアップロードしてください。

「年末残高証明書を確認してください」の項目について

調書方式の場合、金融機関から年末残高証明書は交付されません。
そのため、「年末残高証明書を確認してください」では年末時点の借入残高に関する情報が記載された書類（住宅借入金等控除証明書など）を参照し、借入先の数を選択してください。

借入金が1つの場合

借入金が1つの場合は、「年末残高証明書が1枚ある」を選択します。

借入金が2つ以上の場合

借入金が2つ以上の場合は、「年末残高証明書が2枚ある」を選択します。

「住宅借入金等の内訳」は、「住宅借入金等の年末残高に関する事項」を参照し、表示されている項目を選択してください。

手元の控除申告書で「住宅及び土地等」のみに金額が記載されている場合、「住宅借入金等の内訳」は「その他」を選択してください。

出典：国税庁,「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 兼住宅借入金等特別控除計算明細書」を加工して作成（2025年9月30日）

直接入力の方法

1. 「住宅ローン控除一覧」画面で「＋住宅ローンを追加」をクリックします。
   
2. 「追加方法の選択」画面で「直接入力する（自動計算の対象外）」を選択し、「次へ」をクリックします。
   
3. 「2年目以降の住宅ローン控除（住宅借入金等特別控除）の申告内容」画面で、手元の住宅借入金等特別控除申告書と控除証明書の残高情報を確認しながら入力し、「次へ」をクリックします。
   
4. 「住宅借入金等年末残高」の項目に控除証明書に記載されている残高金額を入力します。
   
5. 「住宅借入金等特別控除申告書の画像（上部)」「住宅借入金等特別控除証明書の画像（下部）」「住宅借入金残高証明書の画像（全体）」に、手元の住宅借入金等特別控除証明書の画像をアップロードします。
   
6. 「次へ」をクリックします。
   

ご注意

• 調書方式で申告する場合、金融機関から年末残高証明書は交付されません。「住宅借入金等年末残高」の項目は、控除証明書に記載されている金額を入力してください。初年度の確定申告時にe-Taxでの交付を希望した場合は、控除証明書に年末残高が記載されています。
• 控除証明書に年末残高の記載がない場合は、金融機関から受け取る住宅ローン返済計画表などをもとに申告してください。詳細は税務署などの専門機関にご確認ください。