概要
このガイドでは、「育児休業」画面の使い方についてご説明します。
「育児休業」画面では、従業員が育児休業を取得する際に必要な帳票を出力することができます。
「出生時育児休業手続き」画面の使い方については、以下のガイドをご参照ください。
「出生時育児休業手続き」画面の使い方
対象ページ
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド社会保険をご利用中のお客さま
作成できる帳票
目次
画面の説明
「育児休業」画面で表示される項目について説明します。
画像下の「説明を見る」をクリックすると、項目の説明を確認できます。
説明を見る
番号 | 項目名 | 項目の説明 |
---|---|---|
① | 追加 | クリックすると、育児休業手続きを追加できます。 |
② | 作成日 | 手続きの作成日が表示されます。 |
③ | 従業員番号 | 従業員の従業員番号が表示されます。 |
④ | 氏名 | 従業員の氏名が表示されます。 |
⑤ | 性別 | 従業員の性別が表示されます。 |
⑥ | 育児休業開始年月日 | 育児休業を開始した年月日が表示されます。 |
⑦ | 育児休業終了年月日 | 育児休業を終了する年月日が表示されます。 |
⑧ | 手続きステータス | 手続きの管理ステータスを表示します。 「申請届一覧」から変更可能です。 |
⑨ | 各回申請 | 「初回申請」から「12回目申請」(最大2年間)まで、各回の申請の状況や期間を表示します。 2回目以降の申請方法はこちらをご確認ください。 |
⑩ | 編集・申請・削除 | 各手続きについて、「編集」「申請」「削除」の操作が行えます。 |
「育児休業手続き」の追加
- 「育児休業」をクリックします。
- 「育児休業給付手続き一覧」画面で「育児休業手続き」タブを選択し、画面右の「追加」をクリックします。
- 「育児休業受給者の選択」画面で「事業所」と「従業員氏名(従業員番号)」を選択し、「育児休業給付手続きへ」をクリックします。
「育児休業給付手続き」の追加が成功すると、自動的に「育児休業給付手続きの編集」画面に切り替わります。
「育児休業手続き」の編集
「育児休業手続きの編集」画面では、各種情報の閲覧と編集が行えます。
なお、一部の項目は「マネーフォワード クラウド給与」での編集が必要です。
基本情報
- 表示中の申請内容
現在編集している申請の回数が表示されます。
- 従業員情報
育児休業の対象となる従業員の従業員情報を確認することができます。
情報の編集は「従業員一覧」画面で行ってください。
- 申請書に記載する住所・休業中の住所/連絡先
申請書に記載する住所を選択します。
「休業中の住所」を選択した場合は、現住所以外の「休業中の住所/連絡先」を入力できます。
- 申請に係る子の情報
育児休業の対象となる子の情報を入力します。
「出産予定日」と「出産年月日(生年月日)」は必ず入力してください。
- 育児休業
育児休業の開始・終了の予定日を入力します。
予定日に入力した日付は、手続きが終了すると「実際の取得開始日」「実際の取得終了日」に反映します。また、「添付書類」や「育児休業申出書」を登録することができます。
「パパママ育休プラス」制度の適用を受ける場合は、「利用可否」で「利用する」を選択します。
「利用する」を選択することで、「配偶者の雇用保険被保険者番号」の入力や「配偶者の疎明書等配偶者が育児休業の取得を確認できる書類」の添付が可能です。
- 給付金振り込み先口座
育児休業給付金の振り込み先口座を、「銀行等(ゆうちょ銀行以外)」「ゆうちょ銀行」から選択します。
チェックを入れると必要な入力項目が表示されます。
「給付金振込先口座通帳写し」を添付することも可能です。
- 育児休業延長
当初予定されていた育児休業の終了予定年月日より休業期間を延長する場合に入力します。
延長する場合は、「入園不承諾通知書」「配偶者の疎明書等配偶者が育児休業の取得を確認できる書類」「診断書」を添付してください。
最後に画面最下部の「保存」をクリックします。
育児休業給付金支給申請書
- 従業員情報
「基本情報」の「従業員情報」と同じ内容が表示されます。 - 事業所情報
従業員の所属する事業所情報を確認することができます。
情報の編集は「事業所」画面で行ってください。
番号 項目の説明 項目の編集画面 ① 事業所名/フリガナ
電話番号
住所
氏名/フリガナ「事業所」>「基本設定」画面 ② 健康保険/事業所整理記号
厚生年金/事業所番号
厚生年金/事業所整理記号「事業所」>「社会保険」画面 ③ 労災保険/労働保険番号
雇用保険/事業所番号「事業所」>「労働保険」画面 - 支給単位期間その1・支給単位期間その2・最終支給単位期間
育児休業を申請する支給単位期間を入力します。
申請時点で育児休業が終了している場合は、最終支給単位期間を含む3ヶ月分を申請できます。
- 職場復帰年月日
育児休業の申請時点で育児休業が終了している場合は、職場への復帰年月日を入力します。
支給対象となる期間を延長する場合には、延長に関する情報を入力してください。
2回目以降の申請では、「パパママ育休プラス」の項目が表示されます。
- 備考
賃金の締切日や支払日、通勤手当に関する情報を入力します。
- 事業主証明年月日
事業主の方は、記載事実に誤りがないことの証明する日付けを入力します。
最後に画面最下部の「保存」をクリックします。
雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書
どの添付書類を提出すべきかは提出先によって異なる場合があるため、事前に管轄の労働局等へご確認ください。
電子申請での添付についてはこちらをご参照ください。
- 従業員情報・事業所情報
「従業員情報」および「事業所情報」と同じ内容が表示されます。 - 休業等を開始した日
「雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書」に記載する「休業等を開始した日」を入力します。
入力した日付は、「育児休業給付金支給申請書」の「5.育児休業開始年月日」に反映します。
- 休業等を開始した日前の賃金支払い状況等
育児休業を開始する前の賃金支払い状況について、期間や日数・賃金額を入力します。
行が足りない場合は「追加」をクリックしてください。
「給与から賃金額を取り込む」をクリックすると、クラウド給与から「⑨ 賃金支払対象期間」「⑩ ⑨の基礎日数」「⑪ 賃金額」の情報を取り込むことができます。
なお、給与計算を確定する際の給与形態によって、「⑪ 賃金額」の反映欄が異なります。- 「月給」の場合:「A」欄に反映
- 「時給」「日給」の場合:「B」欄に反映
- 賃金に関する特記事項・(休業開始時における)雇用期間
3ヶ月以内の期間ごとに支払われる賃金がある場合に入力します。
あわせて、雇用期間の定めの有無について選択します。
最後に画面最下部の「保存」をクリックします。
申請
「育児休業手続きの編集」画面での編集が終了したら、「育児休業手続き一覧」画面で「申請」をクリックします。
「育児休業受給者の確認と申請」画面では、各タブを切り替えて操作してください。
申請
番号 | 項目名 | 項目の説明 |
---|---|---|
① | 申請届出名 | 申請届書類の名称が表示されます。 |
② | 提出方法 | 「電子申請」「紙」「提出なし」から選択します。 |
③ | 提出日 | 提出方法で「紙」を選択した場合に入力します。 |
④ | ステータス | 申請のステータスが表示されます。 |
⑤ | 完了 | チェックを入れて「保存」をクリックすることで、「手続き一覧」画面の「手続きステータス」が「完了」となります。 「完了」状態になると手続きの「編集」「削除」は行えなくなります。 手続きの「編集」「削除」を行う場合は、チェックを外して「保存」をクリックします。 操作方法の詳細は、こちらをご参照ください。 |
申請届PDF
「申請届PDF」では、紙で申請するためのPDFファイルを作成できます。
「最終更新日」には、「更新」をクリックした時点の時刻が反映します。
「申請届の更新」が「完了」になると、「ダウンロード」をクリックして帳票を確認できます。
事前にダウンロードする帳票にチェックを入れ、「ダウンロード」をクリックしてください。
一括ダウンロードができない場合は、ご利用のブラウザでポップアップが許可されているかご確認ください。ブラウザの設定変更ができない場合は、個別でのダウンロード操作をお願いいたします。
電子申請
「申請届」の「提出方法」で「電子申請」を選択すると、「電子申請」のボタンが表示されます。
「電子申請」以外を選択した場合、「電子申請」のボタンは表示されません。
電子申請する方法
手順
- 「電子申請」する申請届出名にチェックを入れます。
- 添付ファイルを提出する場合は、「添付ファイルの追加」をクリックします。複数のファイルを追加することが可能です。
- 「電子申請」をクリックします。
- 「電子申請」画面で申請者の選択を行います。「電子証明書パスワード(PIN)」の項目が表示された場合は、パスワードを入力のうえ「申請する」をクリックします。
「説明を見る」をクリックすると、項目の説明を確認できます。説明を見る
項目名 項目の説明 申請者の選択 「事業者」>「電子申請設定」>「登録名」に登録した申請者から選択します。 電子証明書パスワード(PIN) 電子証明書を取得したときの「電子証明書パスワード」を入力します。詳細はこちらをご参照ください。 - 画面上部に「電子申請が完了しました」と表示されたことを確認します。
電子申請が完了すると、手続きの「削除」は行えなくなります。
申請届の電子ファイルをダウンロードする方法
電子申請する申請内容は、ZIPファイル形式の電子ファイルとしてダウンロードできます。
- 「申請内容をダウンロード」をクリックします。
- 「電子申請のデータをダウンロードする」画面で必要な情報を入力して、「ダウンロード」をクリックします。
- ダウンロード先のフォルダに移動し、ZIPファイルを確認します。
電子申請の取下げ
- 電子申請については、「取下げ」をクリックすることで申請の取り下げが可能です。
※「取下げ」がグレーアウトしている場合は、取下げを行うことができません。
- 「電子申請の取下げ」画面では、「申請者の選択」を選択します。「電子証明書パスワード(PIN)」の項目が表示された場合は、パスワードを入力のうえ「取下げ」をクリックします。
- 画面上部に「電子申請の取り下げが完了しました」と表示されたことを確認します。
申請後のステータスについて
申請データはe-Govに送付され、順次処理が行われます。
各ステータスの内容については、以下のガイドをご参照ください。
電子申請を行った後のステータスについて教えてください。
分割取得について
育児休業は分割して取得することができます。
すでに申請した育児休業がある場合は、新たな手続きを追加して必要な項目を選択してください。
- 「育児休業給付手続き一覧」画面で「追加」をクリックします。
- 「育児休業受給者の選択」画面で、育児休業を分割取得する従業員を選択し、「育児休業給付手続きへ」をクリックします。
- 「育児休業受給者の編集」画面の「基本情報」タブを選択します。
「過去に同一の子について出生児育児休業または育児休業取得の有無」で「有」にチェックを入れて、画面最下部の「保存」をクリックします。
回数制限の例外事由に該当する場合のみ、「育児休業再取得理由」を選択してください。
- 「有」を選択した場合は、「雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書」タブに入力した情報は申請されません。
- 「有」を選択した場合は、「雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書」は作成されません。
- 選択した内容で一度でも電子申請を行うと、それ以降は変更できません。
2回目以降の申請について
申請中の手続きが「完了」ステータスになると、次回以降の申請が可能となります。
初回申請が完了して2回目の申請を行う流れを、以下でご説明します。
- 初回申請の「申請」をクリックします。
- 「育児休業受給者の確認と申請」画面で「申請」タブを選択します。
- 「申請届」で「提出方法」を選択し、「完了」にチェックを入れて「保存」をクリックします。
保存が終了すると、「育児休業受給者の確認と申請」画面に戻ります。
- 「育児休業給付手続き一覧」画面に移動し、「初回申請」が「完了」になったことを確認して「2回目申請」の「申請追加」をクリックします。
- 2回目の申請を登録することが可能となります。
「現在編集している申請書」が追加した回数であることを確認してください。
2回目以降の申請の削除方法
2回目以降の申請を削除する場合は、「育児休業給付手続き一覧」画面で操作することが可能です。
各回申請の「申請削除」をクリックし、申請を削除してください。
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