各種CSVデータのインポート時に取込ができない場合は、下記メッセージが表示され、自動でエラーログが出力されます。
エラーログの内容に沿って取込設定やデータを修正し、再度取込をお試しください。
なおメッセージ背景がオレンジの場合は、ログは出力されますがそのまま登録ができます。
ログの内容「請求額が0のためスキップされました。」「キーワード”○○”によりスキップされました。」が該当します。
■目次
エラーログが出力されない場合
エラーログ自体が出力されない、またはログに「サーバーエラーが発生しました」と出る場合は、下記をご確認ください。
■ダブルクォーテーションが含まれている項目がある
「エラー! CSVファイルのXX行目が不正です。」のメッセージが表示されている場合に該当します。
得意先名や備考などにダブルクォーテーション(”)などが入っている場合に発生します。
該当行に入っているダブルクォーテーション等を削除し、再度取込をお試しください。
■取込ファイルがCSVではない
Excelのデータは.xlsそのままでは取り込めません。
Excel上で名前を付けて保存→拡張子を「.csv(コンマ区切り)」で保存し、取込をお試しください。
※CSV保存したファイルを再度Excel上で開くと、前ゼロが落ちて数値が変化する場合があります。
CSV保存したファイルは開かず、そのままマネーフォワード クラウド債権管理へ取り込んでください。
■取込ファイルのデータ量が重くなっている
特に取込ファイルが1,000KB以上ある場合は、空白データが混在している場合がございます。
空白行を削除したりデータを分割したりするなど、お試しください。
マネーフォワード クラウド債権管理上の「読込件数」と「取込不可件数」がほぼ同一数の場合
■インポーターの取込設定とCSVファイルの列がずれている
各インポーター取込設定の「項目番号」が、CSVの取込列とすべて一致しているか確認してください。
ずれている場合、各インポーター右上「取込設定」にて取込項目を修正してください。
■マネーフォワード クラウド債権管理上のマスターデータとファイルのデータが異なっている
Excelで編集したデータだと、CSVの前ゼロが落ちている可能性があります。
特に得意先コードについて、元データと相違ないか確認してください。
主なエラーログの内容と解決策
※スキップ可…エラーログは排出されますが、設定によってはその行を無視して他のデータを登録できるエラー内容です。
■「0のため、インポートできません。」※スキップ可
金額が0になっています。
1以上を入力して再度取込を行ってください。
もしくは、取込設定にて0円データを取り込まない設定に変更してください。
■「空白のためインポートできません。」※スキップ可
指定行の項目にデータが存在していません。
取込データに情報を入力してから再度取込を行ってください。※金額などが空白で取り込む必要がない場合は、除外設定で空白を除外とする、もしくは該当の行自体を削除してください。
■「存在しないため、インポートできません。」
得意先コードや区分など、指定した項目番号の内容がマネーフォワード クラウド債権管理内に存在していません。
列ズレや各種マスターに存在するか、設定を確認した後、再度取込をお試しください。
特に区分マスターを追加し、区分コード以外の数値や文字を取込する場合、<外部コード>欄に取込内容の登録も行う必要があります。
■「〇桁以上のため、インポートできません。」
規定の登録限界数を超えています。
元データを規定の桁数以内に加工するか、取込可能な有効桁数を増やします。
※取込可能桁数はユーザー様では修正できません。恒常的に必要な場合は、お手数ですが担当CSまでご相談ください。
■「フォーマットが異なるため、インポートできません。」
日付の形式が異なっています。
(ex.2020/01/01のデータをyymmdd形式で取り込もうとしていた)(左記例の場合、本来は200101を想定)
取込設定の属性情報を、取込したい形式に変更してください。
■「不正な文字が入力されています。」
漢字など、取り込めない文字がデータに入っています。
元データを加工するか、外部コード変換をご利用ください。
■「重複データがありますのでインポートできません。」
同一のキーを持つデータが既にクラウド債権管理内に1つ以上、もしくは取込するファイルに2つ以上存在しています。
(各種取込設定で「重複」にチェックを入れた項目のうち、すべてが重複しているものが対象です。)
必要に応じて取込ファイルから該当のデータを削除して取り込んでください。
■「入金予定日は請求締日より大きい値を入力してください。」
入金予定日<請求締日となっています。
取込列や各日付の相違がないかご確認ください。
補足:取込設定にて「請求締日」に<0:取込無(得意先マスタの締日から算出)>を設定している場合
請求締日に請求日から算出した値が自動でセットされ、エラーが発生する場合がございます。
例)締日99(末日)の得意先の場合 請求日:2022/4/1 入金予定日:2022/4/28 請求締日:2022/4/30 ⇒入金予定日<請求締日となり、本エラーが発生
上記例の場合、取込設定にて請求締日を「取込有」にし、項目番号にて請求日と同じ項目番号・属性を指定し、再取込をお試しください。
もしくは【設定】「管理設定」>「入金予定日の日付制限」を<0>として登録し、再度フリーインポーターでの取込をお試しください。
(参考)CSVをExcelで加工した時の注意点・解決策
データが重い場合(CSVなのに1,000KB以上)
→不要なセルがあるので削除して保存
前ゼロが落ちる場合
→桁数を指定してから保存
1.Excelで該当ファイルを開きます。
2.0が落ちるので、前に0が付く桁を指定します。
下記⑤の種類で入れるゼロの数を、本来の桁数にしてください。(8桁の数字の場合、0を8個入れる)
3.文字が入っている最後のセルの一つ下の行を選択し、キーボードの「Ctrl」+「Shift」+「↓」を押します。
(100万行下まで選択されます)
その状態で選択されている行を削除します。
4.保存。前ゼロが落ちず、かつブランクのデータが削除されて、データ量が軽くなります。
【関連項目】
請求フリーインポーター
入金フリーインポーター
得意先マスター
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