概要
このガイドでは、健康保険料・介護保険料・厚生年金保険料・厚生年金基金掛金の被保険者負担分と会社負担分の金額を、固定の金額で設定する方法についてご説明します。
対象ページ
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド給与を「給与担当者」権限でご利用中のお客さま
目次
想定している利用例
本機能は、以下のような場合に利用することを想定しています。
- 社会保険料を自動計算して控除する従業員と、手入力した固定金額分を控除する従業員をそれぞれ分けて設定する。
- 健康保険および厚生年金保険で、「二以上事業所該当被保険者※」の被保険者負担分と会社負担分の金額を設定する。
- 「基本設定」>「社会保険設定」画面の「健康保険の種類」で「国民健康保険組合」を設定している事業所の会社負担額を設定する。
- 介護保険の「特定被保険者」の介護保険料控除金額を設定する。
※「二以上事業所該当被保険者」とは、複数の事業所で社会保険に加入している被保険者を指します。保険料をそれぞれの事業所で按分して徴収する必要があります。
設定手順
以下の手順では、健康保険料の被保険者負担分と会社負担分を設定する場合を例に説明します。
- 「従業員情報」>「給与情報」画面で「社会保険料」の「編集」をクリックします。
- 「手入力で設定する」を選択し、「保険料(本人)」「保険料(会社)」の両方に金額を入力して「更新する」をクリックします。
- 「社会保険料を更新しました。」と表示されたことを確認します。
ご注意
- 「基本設定」>「社会保険設定」画面で「健康保険の種類」を「国民健康保険」と設定している事業所は、「手入力で設定する」のみ表示されます。
- 「マネーフォワード クラウド社会保険」を利用して定時決定や随時改定を行う場合は、「従業員情報」>「給与情報」画面の「健康保険 / 厚生年金保険」で「資格取得年月日」と「標準報酬月額」の登録が必要です。
- 二以上事業所の社会保険料の自動計算には対応していないため、「手入力で設定する」を選択して設定してください。
- 手入力した金額は「賞与計算」画面には反映しません。
- 「手入力で設定する」を選択した場合、「給与計算」画面には資格取得日・生年月日に関わらず設定した金額が表示されます。控除対象外の従業員※については、手入力の金額を「0円」に変更してください。
※控除対象外の従業員とは、健康保険料を手入力で設定している75歳以上となった従業員や、介護保険料を手入力で設定している65歳以上となった従業員などのことです。
更新日:2024年07月09日
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。
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