概要
このガイドでは、「休職管理機能」の使い方についてご説明します。
「休職管理機能」は、休職に伴う支給額や社会保険料の計算を自動で行うことができる機能です。
対象ページ
目次
事前準備
※休職期間中に一部の項目のみ支給をしたい場合、事前に以下の設定を行ってください。
休職中にも支給したい項目を、「基本設定」>「支給項目」画面の「詳細設定」で「休業/休職の計算対象」にチェックマークを入れ保存します。
操作手順
- 「従業員情報」画面>一般情報の「休職情報」欄右端の「編集」ボタンをクリックします。
- 「追加」ボタンをクリックします。
- 休職情報を入力後、「更新する」ボタンをクリックします。
- 「給与計算」画面または「賞与計算」画面にて、計算結果を確認します。
機能の詳細説明
休職に関して、4つの情報の登録・管理が可能です。
- 「期間」
- 「種類」
- 「支給項目の計算方法」
- 「メモ」
「種類」によって、社会保険料の控除方法が異なります。
「支給項目の計算方法」によって、休職時の給与における支給項目の計算方法が異なります。
以下に詳しく説明します。
管理できる休職情報
- 期間
- 種類
- 支給項目の計算方法
- メモ
休職開始日、休職終了日を管理できます。
下記の3つの選択肢から、選択可能です。
・育児休業
・産前産後休業
・その他休業・休職
「育児休業」「産前産後休業」を選択した場合、給与計算・賞与計算で休職期間の社会保険料を自動で免除します。(※)
「その他休業・休職」を選択した場合、休職期間中の社会保険料は通常通り計算されます。
※「社会保険料の免除」とは、対象期間の、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料(厚生年金基金掛金も含む)、子ども・子育て拠出金を従業員負担分・会社負担分ともに0円で計算することを指します。
下記の3つの選択肢から、選択可能です。
・全ての支給項目を0円にする
・休職期間外と同じ
・「休業/休職の計算対象」に選択した項目のみを計算
給与計算期間がすべて休業/休職期間に含まれる月のみ、指定した計算方法が適用されます。
給与計算期間の一部のみ休業/休職期間に含まれる場合には、通常通り計算されます。
末締めの事業者において、1/15~3/20まで休職する従業員が発生した場合には下記の通りになります。
1月末締め: 通常通り計算
2月末締め: 「支給項目の計算方法」で指定した計算
3月末締め: 通常通り計算
テキスト入力で、メモを入力することが可能です。
入力できる文字数は200文字までです。
ご注意
- 休職期間に入る月や休職から復帰する月の給与計算で、自動で日割計算を行いたい場合には「日割り計算控除」で控除額の自動計算が可能です。
詳細についてはこちらをご覧ください。 - 残業代を翌月支給としている事業者については、「給与計算方法」で【「休業/休職の計算対象」に選択した項目のみを計算】を選択していただくことを推奨しています。
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。
頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。
よく見られているガイド
- 従業員のログイン方法ログイン
- 給与計算を確定して給与明細を印刷する方法給与計算に関する手続き