有給休暇パターンの作成時に「勤続年数0.5年目の前倒し付与」で「有給休暇起算日に応じた比例付与」を選択すると、設定に応じて有給休暇を前倒し付与することができます。
本ガイドでは、「有給休暇起算日と4月1日に付与する」と指定した場合を例に説明します。
有給休暇で「勤続年数0.5年目の前倒し付与」を設定する
- 「休暇ルール」>「有給休暇」画面で有給休暇の「編集」をクリックします。
- 「勤続年数0.5年目の前倒し付与」で「有給休暇起算日に応じた比例付与」を選択します。
- 「有給休暇起算日と[ ]月[ ]日に付与する」で「4月1日」を指定します。
- 「週の契約労働日数が[ ]の従業員に付与する有給休暇日数」で「5日以上」を選択します。
- 有給休暇起算日が属する月ごとに、週の契約労働日数が5日以上の従業員に付与する有給休暇の日数を入力します。
- 「勤続年数1.5年目以降の付与日」の「付与日の基準」で「月日指定(斉一的付与)」を選択し、「付与日」で「4月1日」を指定します。
- その他の各項目を設定し、「保存」をクリックします。
「共通設定」で「付与数」を設定する

「付与数」で以下のように設定すると、表の日数が付与されます。
- 勤続年数0.5年目の付与数:12日
- 1.5年目の付与数:13日
- 2.5年目の付与数:14日
有給休暇起算月 | 有給休暇起算日に付与される日数 | 有給休暇起算日の6ヶ月後に付与される日数 | 翌4月1日に付与される日数 | 翌々4月1日に付与される日数 |
---|---|---|---|---|
4月 | 12日 | 0日 | 13日 | 14日 |
5月 | 12日 | 0日 | 13日 | 14日 |
6月 | 11日 | 1日 | 13日 | 14日 |
7月 | 11日 | 1日 | 13日 | 14日 |
8月 | 10日 | 2日 | 13日 | 14日 |
9月 | 10日 | 2日 | 13日 | 14日 |
10月 | 6日 | 0日※ | 12日※ | 13日※ |
11月 | 5日 | 0日 | 12日 | 13日 |
12月 | 4日 | 0日 | 12日 | 13日 |
1月 | 3日 | 0日 | 12日 | 13日 |
2月 | 2日 | 0日 | 12日 | 13日 |
3月 | 1日 | 0日 | 12日 | 13日 |
上記の場合、有給休暇起算日が10月1日の従業員は、10月1日に6日、翌4月1日に6日、翌々4月1日に13日付与されます。
操作方法の詳細は以下のガイドをご参照ください。
有給休暇の共通設定を設定する方法
<ご注意>
- 任意の日付への到達が従業員の有給休暇起算日から6ヶ月目以降の場合、任意の日付に有給休暇は付与されません。
- 有給休暇起算日から6ヶ月までに付与される日数が、「共通設定」の「0.5年目の付与日数」より少ない場合、残日数が有給休暇起算日から6ヶ月後に自動で日数が付与されます。
更新日:2024年10月03日
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