作成日 : 2025年6月20日

リフォームに役立つ資格とは？資格の種類と費用、取得方法を解説

リフォームを行う際、資格が役立つ場面は多々あります。特に、どの資格を取得するかによって、自分の得意分野をより活かすことができ、専門的な知識や技術を身につけることが可能です。

この記事では、リフォームに関連する資格の種類や、それぞれの費用、取得方法について解説します。

アイデアを活かし解決することが好き＜室内の空間を整える資格＞
インテリアやオシャレが好き＜家具や色を扱う資格＞
本格的なリフォーム、DIYが好き＜リフォームのプロになれる資格＞
テラスや造園が好き＜外まわりの資格＞
就活で有利な資格が欲しい＜専門知識を活かす資格＞
こんな資格も？こだわりリフォームの資格
- 愛犬家・愛猫家住宅コーディネーター
- キッチンスペシャリスト
リフォームとリノベーションの違い
まとめ

アイデアを活かし解決することが好き＜室内の空間を整える資格＞

整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザーは、家庭や職場での整理整頓、収納方法についての専門的な知識と技術を持ったプロフェッショナルです。

物の配置や収納方法を学ぶことで、空間を効率的に利用する技術を身につけます。特に日本では、限られたスペースを有効活用することが求められるため、この資格の需要も増しています。また、整理収納アドバイザーは、ただのアドバイザーにとどまらず、情報発信やセミナーの講師として活動することもできます。

＜運営＞ハウスキーピング協会

＜受験資格＞日本語の読み書きが可能な方。

＜受験方法＞３級・２級は講座受講による取得、準1級・1級は講座受講後に試験あり

＜資格取得費用＞

3級通信講座：9,900円（税込）
2級講座：24,700円（税込）※テキスト代込み
2級WEB講座：17,050円（税込）
準1級講座：36,300円（税込）※テキスト代込み
準1級WEB講座：33,000円（税込）※テキスト代込み

1級1次試験：16,500円(税込)
1級1次試験と2次審査セット：32,670円(税込)

住空間収納プランナー

住空間収納プランナーは、限られたスペースを有効活用し、住環境を整えるための専門的な知識と技術を持つ資格です。

この資格の目的は、家庭やオフィスにおける生活空間を整え、快適で機能的な環境を提供することです。住空間収納プランナーは、収納の専門家として、物の整理整頓や収納方法の提案を行い、ストレスの少ない生活を実現します。

＜運営＞一般社団法人日本収納プランナー協会

＜受験資格＞ベーシックはなし、エキスパート、マスターはそれぞれ会員であることなどの条件あり

＜受験方法＞自宅にてオンライン受験

＜受験料＞

ベーシック：5,000円
エキスパート：8,000円
マスター：20,000円

※公式テキストは別途有料

ライフオーガナイザー

ライフオーガナイザーは、生活空間を最適化し、心地よい環境を提供するための資格です。整理や収納に関する知識を活かし、クライアントの家やライフスタイルを整理整頓する手助けをします。

ライフオーガナイザーの役割は、単なる物の整理に留まりません。心理学的なアプローチを用いて、クライアントが自分の持ち物や生活習慣を見直し、より良い生活を送るためのサポートを行います。

＜運営＞一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会 (JALO)

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞対面、もしくはオンラインでの講座受講による資格習得

＜費用＞

２級）

2級資格認定講座受講料（対面・オンライン）:22,000円（税込）

（この費用には、公式テキスト、認定料、消費税が含まれます）

※サブテキスト代（1,700円）、入会金、年会費は別途必要です

１級）

1級資格認定講座受講料:109,450円（税込）

（この費用には、公式テキスト、三角スケール、認定料、教材送料、消費税が含まれます）

※サブテキスト代（1,700円）、入会金、年会費は別途必要です

JALO会員入会金:16,500円
JALO会員年会費:16,500円

インテリアやオシャレが好き＜家具や色を扱う資格＞

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは、住空間の美しさや機能性を引き出す専門家です。彼らは色、素材、家具の配置などを巧みに駆使し、居心地の良い環境を作り上げる役割を担っています。顧客のニーズに応じた空間デザインを提供し、単なる美しさの追求だけでなく、生活の質を向上させるための提案も行います。

特に近年では、リモートワークの増加に伴い、ホームオフィスの設計やリフォームにおいて、その需要が高まっています。たとえば、仕事効率を上げるための動線や、リラックスできる休息スペースを考慮した設計が求められる点が挙げられます。

＜運営＞公益社団法人インテリア産業協会

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞全国のテストセンターにて受験

＜費用＞

基本タイプ（一次試験→二次試験）：14,850円（税込）
- 同一年度内に一次試験と二次試験の両方の受験を希望する方
  ※一次試験が不合格となった場合、二次試験を受験できません。
  ※一次試験が不合格となり二次試験を受験できない場合や二次試験を受験しなかった場合においても受験料の一部返金は行なっておりません。
一次試験＜先取り＞タイプ（一次試験のみ）：11,550円（税込）
- 一次試験のみの受験を希望する方
  ※一次試験に合格した場合でも、同一年度内の二次試験の受験はできません。

カラーコーディネーター

カラーコーディネーターは、色彩に関する専門的な知識を活かして、様々な空間や商品の色の組み合わせを提案する役割を持っています。この資格を取得することで、理論的な色彩の知識を学び、実践的なスキルを習得することが可能になります。

また、カラーコーディネーターの資格を持つことで、プロとしての信頼性が増し、顧客からの信頼を獲得しやすくなります。特に、インテリアや住宅リフォームに関わる分野では、色彩が重要な要素であるため、専門的なアドバイスを提供できる人材としての需要が高まっています。

＜運営＞東京商工会議所

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞自身のパコソンから在宅で受験するIBT方式または、各地のテストセンターで受験するCBT方式による受験

＜費用＞

＜IBT方式＞
アドバンスクラス：7,700円（税込）
スタンダードクラス：5,500円（税込）

＜CBT方式＞
アドバンスクラス：7,700円（税込）＋CBT利用料２，２００円（税込）
スタンダードクラス：5,500円（税込）＋CBT利用料２，２００円（税込）

インテリアデザイナー

インテリアデザイナーは、居住空間や商業施設の内部を美しく機能的にデザインする専門家です。この職業は単に見た目を重視するだけではなく、使い勝手や安全性、さらには心理的な快適さを考慮に入れたトータルな空間設計が求められます。

インテリアデザインの分野には、特定の専門性を持ったサブカテゴリーが多く存在します。例えば、商業空間のデザインに特化した商業インテリアデザイナー、特定のスタイルに特化したデザイナー、またはユーザーのニーズに基づいて特化したユニバーサルデザインの専門家などがいます。

＜運営＞日本デザインプランナー協会（JDP)

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞インターネット申込後、自宅にてオンライン受験

＜費用＞10,000円（税込）

窓装飾プランナー

窓装飾プランナーは、窓のスタイルや機能性を考慮した最適な装飾を提案する専門家です。さまざまな素材やデザインのカーテン、ブラインド、ロールスクリーンなどの選定に加え、光の入れ方やプライバシーの確保、さらには部屋全体のインテリアとの調和を考えることが求められます。これらの専門的な知識を持つことで、居住者が求める機能性とデザイン性を両立することが可能になります。

＜運営＞日本インテリア協会

＜受験資格＞

窓装飾プランナー：なし
窓装飾プランナーアソシエイト：学生であること

＜受験方法＞全国の試験会場にて受験

＜費用＞

窓装飾プランナー：15,400円（税込）
窓装飾プランナーアソシエイト：5,500円（税込）

本格的なリフォーム、DIYが好き＜リフォームのプロになれる資格＞

二級建築士

二級建築士は、建築の設計や工事監理を行う際に必要な資格です。延床面積が300㎡以下の建物や、階数が2階以下の木造建築物を対象に設計や監理を行うことが許可されています。

二級建築士の取得は、リフォーム業界でのキャリア構築にとって、強力な武器となり得ます。技術と知識を磨くことで、多様なニーズに対応できるようになり、顧客からの信頼を獲得することも可能です。

＜運営＞公益財団法人建築技術教育普及センター

＜受験資格＞建築に関する学歴又は資格等に応じて、必要となる建築実務の経験がある方

＜受験方法＞各試験会場にて受験

＜費用＞18,500円（税抜）

リフォーム提案士

リフォーム提案士は、リフォームのニーズを正確に把握し、顧客に最適なプランを提案する専門家です。顧客の希望を聞き取り、予算や条件に基づいてリフォームプランを作成し、工事の進捗を管理することが求められます。

リフォーム提案士の資格を取得する際は、専門学校や通信教育などのプログラムを利用することが一般的です。認定団体によって定められたカリキュラムを受講し、試験に合格することで資格を取得できます。

＜運営＞一般社団法人全国住宅営業認定協会

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞動画講座の受講とレポートの提出による取得

＜費用＞会場38,500円（税込）Web39,600円 (税込)

＜住宅リフォームエキスパート＞増改築相談員

増改築相談員は、リフォームや増改築の専門知識を持ち、消費者に適切なアドバイスを提供する資格です。増改築相談員の役割は多岐にわたり、リフォームを考えているお客様に対して、建物の構造や工法についての情報を提供したり、リフォーム計画のアドバイスを行ったりします。また、施工業者との調整や、設計図面の作成、予算の管理なども重要な業務です。

リフォームに関する悩みを持つ方々にとって、増改築相談員は頼りになる存在です。

＜運営＞公益財団法人　住宅リフォーム・紛争処理支援センター

＜受験資格＞住宅の新築またはリフォーム工事に関する実地経験を5年以上有し、所定の研修会を受講した方

＜受験方法＞各会場にて、所定の研修会を受講後にテストを受験

＜費用＞研修会を実施する団体によって異なります、詳細は受講する団体に問い合わせください
新規）

所属団体の会員外：35,000円～40,000円位 (税込）
所属団体の会員：25,000円～35,000円位 (税込）

更新･再登録受講料）

所属団体の会員外：25,000円～30,000円位 (税込）
所属団体の会員：20,000円～25,000円位 (税込）

マンションリフォームマネジャー

マンションリフォームマネジャーは、マンションのリフォームやリノベーションプロジェクトを円滑に進行するための専門資格です。

総務省の調査によれば、マンションリフォーム市場は年々成長しており、2022年には前年比で約10%の伸びを見せました。マンションリフォームの分野での活躍を目指す方にとって、非常に有意義な資格であると言えるでしょう。

＜運営＞公益財団法人　住宅リフォーム・紛争処理支援センター

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞全国の試験会場にて受験

＜費用＞

学科試験+設計製図試験：16,500円（税込）
学科試験のみ：12,700円（税込）
設計製図試験のみ：12,700円（税込）

テラスや造園が好き＜外まわりの資格＞

造園技能士（造園技能検定）

造園技能士は、庭や公園などの造園工事に関する専門的な知識と技能を持つ資格です。

この資格は、公共施設の景観整備や住宅の庭作りを行う業者に多く必要とされています。近年では環境意識の高まりとともに、自然に配慮した造園の需要も増加しており、資格を持つことで専門家としての信頼を得やすくなります。

＜運営＞JAVADA 中央職業能力開発協会

＜受験資格＞それぞれ指定の実務経験がある方

1級：7年以上
2級：2年以上
3級：6ヶ月に満たない場合も受検可能

＜受験方法＞学科試験、及び実技試験を全国の試験会場にて受験

＜費用＞

学科試験：3,100円
実技試験：18,200円

（※都道府県によって異なる場合があります。）

エクステリアプランナー

エクステリアプランナーは、住宅の外部空間を美しくかつ機能的にデザインする専門家です。庭や駐車場、外壁、フェンスなどのエクステリア部分を含めたトータルデザインを提案します。

この資格は、庭や外観だけでなく、住人が快適に過ごすための環境づくりにも寄与します。例えば、住宅の外観を向上させることで、その価値を高めることができます。日本では、エクステリアデザインが特に重要視されており、プロの技術や知識が求められています。

＜運営＞公益社団法人　日本エクステリア建設業協会

＜受験資格＞2級はなし、1級は下記のいずれかを持っている方。

建築コンクリートブロック工事士、１･２級建築士、木造建築士、１･２級建築施工管理技士、１･２級造園施工管理技士、１･２級土木施工管理技士、給水装置工事主任技術者、２級エクステリアプランナー（この資格のみ、業界３年以上の実務経験必要）、１･２級ブロック建築技能士

＜受験方法＞

全国の試験会場にて受験

＜費用＞

1級：14,300円（税込）
2級：一般受験　11,000円（税込）
学生受験　5,500円（税込）

屋根診断士

屋根診断士は、建物の屋根に特化した専門家として、屋根の状態を正確に評価し、適切な対策を提案する資格です。

屋根診断士の主な役割は、屋根の劣化具合や損傷の有無を診断し、それに基づいて修理やリフォームのアドバイスを行うことです。たとえば、屋根に生じるひび割れや剥がれ、カビの発生などは、早期に対処しなければ、建物全体に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、屋根は外部の環境に直接影響を受ける部分であり、定期的な点検が重要です。

＜運営＞一般社団法人　日本屋根診断士®協会

＜受験資格＞屋根に関わる工事・営業の経験が1年以上の方で、建設業許可をお持ちの方

＜受験方法＞研修センターにて講義受講後、筆記試験あり

＜費用＞30,000円（税込）※教材費、昼食費込み※宿泊付き

外装劣化診断士

外装劣化診断士とは、建物の外装における劣化状態を認識し、適切な対処方法を提案する専門家です。

外壁や屋根が劣化すると、水漏れやカビの原因になるなど、住環境に大きな影響を及ぼす恐れがあります。したがって、定期的な診断を行うことは非常に重要です。外装劣化診断士が行う診断は、専門的な判断が必要な場合も含まれます。例えば、診断の結果、不具合が見つかった場合は、適切なリフォーム計画の立案や施工業者の選定など、建物の資産価値を守るための重要な役割を担います。

＜運営＞一般財団法人塗装品質機構

＜受験資格＞なし。ただし、試験内容は建設業または不動産業での実務経験が３年以上の方、及び建築士、宅建士などの資格を有する方を対象としている。

＜受験方法＞東京・大阪・名古屋の試験会場にて受験

＜費用＞

講習会：13,200円（税込）
受験料：16,500円（税込）

就活で有利な資格が欲しい＜専門知識を活かす資格＞

宅地建物取引士<宅建士＞

宅地建物取引士、通称宅建士は、不動産の売買や賃貸に関する国家資格です。この資格を持つことで、信頼性の高い取引を行うことができるため、多くのリフォーム業者や不動産業界で重宝されています。

宅建士の主な役割は、不動産の取引の際に必要な専門知識を持ち、法令に従った適切なアドバイスを行うことです。不動産に関するトラブルを未然に防ぐことができるため、顧客からの信頼を得ることができます。

この資格を取得するためには、宅建試験に合格する必要があります。試験は年に一度実施され、幅広い範囲の知識が求められます。具体的には、宅地建物取引業法、民法、税法、土地・建物の評価に関する法律などが含まれています。合格率は約15%とされており、難易度は中程度ですが、しっかりとした対策を講じることで取得が可能です。

＜運営＞一般社団法人　不動産適正取引推進機構

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞居住する都道府県の試験会場にて受験

＜費用＞8,200円（非課税）

福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障がい者の生活を支援するための住環境を整える専門家です。住宅のバリアフリー化や福祉機器の導入に関する知識を持ち、適切なアドバイスを提供します。

東京大学の研究によると、高齢者が住み慣れた場所で安全に生活し続けることができれば、生活の質が向上し、医療費の節減にも寄与することが報告されています。福祉住環境コーディネーターは、利用者やその家族とコミュニケーションを図りながら、住環境の改善がもたらす生活の質の向上についても説明する役割を果たします。これにより、安心して利用者がリフォームや改修を進められるようサポートします。

＜運営＞東京商工会議所

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞自宅からオンラインで受験するIBT方式、または全国のテストセンターで受験するCBT方式

＜費用＞

IBT方式）2級：7,700円（税込）
3級：５,500円（税込）

CBT方式）2級：7,700円（税込）＋2,200円 (CBT利用料・税込)
3級：５,500円（税込）＋2,200円(CBT利用料・税込)
1級：9,900円（税込）＋2,200円 (CBT利用料・税込)

リフォーム資金アドバイザー

リフォーム資金アドバイザーは、リフォームプロジェクトに必要な資金計画を支援する専門家です。リフォームを行う際の費用の見積もりや、最適な資金調達方法を提案する役割を果たします。

リフォームは多くの方にとって大きな投資であり、その過程で生じる疑問や不安を解消する役割も担います。安心感を提供することで、より良いリフォーム計画をサポートできます。

＜運営＞一般社団法人日本ライフスタイル協会

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞試験会場にて講習を受講後、試験あり

＜費用＞22,000円（税込）

住宅ローン診断士

住宅ローン診断士は、住宅購入を考える人々に対して、専門的なアドバイスを提供する資格です。金融商品に関する知識を持ち、借入可能額や返済計画を検討し、最適なローン選びをサポートします。住宅購入時における負担の軽減や返済計画の精査を行うことで、顧客が安心して新しい住まいの購入に踏み出せるよう手助けをします。

＜運営＞一般社団法人　日本住宅ローン診断士協会

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞会場または通信にて講習を受講後、レポートを提出

＜費用＞

通学：30,350円（税込）
通信：31,370円（税込）

古民家鑑定士

古民家鑑定士は、古民家の価値や状態を正確に評価する専門家です。近年、古民家をリフォーム・再生する取り組みが増えており、それに伴って古民家鑑定士の重要性も高まっています。

古民家再生に対する需要は年々増加しており、特に都会から地方への移住志向が強まっているため、古民家を選ぶ人が増えています。この背景から、古民家鑑定士として活動することは、将来的に非常に有望な選択肢となっています。

さらに、古民家には独自の文化や歴史が詰まっています。そのため、文化財としての評価をしっかりと理解している古民家鑑定士は、単にリフォームの知識だけでなく、文化的価値の認識にも長けています。

＜運営＞一般財団法人職業技能振興会

＜受験資格＞20歳以上

＜受験方法＞試験会場にて受験

＜費用＞9,000円（税込）

こんな資格も？こだわりリフォームの資格

愛犬家・愛猫家住宅コーディネーター

愛犬家・愛猫家住宅コーディネーターは、ペットと過ごすために最適化された住環境を提供する専門家です。この資格を取得することで、住宅におけるペットの快適性や安全性を考慮した設計や提案が可能になります。

＜運営＞一般社団法人ペットライフスタイル協会

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞通信講座を受講後、全国の試験会場にて受験

＜費用＞

愛犬家住宅コーディネーター）
講座教材セット・通信講座ID：71,500円（税込）
資格認定試験：11,000円（税込）

愛猫家住宅コーディネーター）
講座教材セット・通信講座ID：33,000円（税込）
資格認定試験：11,000円（税込）

キッチンスペシャリスト

キッチンスペシャリストは、厨房や調理環境の専門知識を持つプロフェッショナルです。キッチンの設計や設備に関する知識を活用し、利用者の生活スタイルに合わせた最適なキッチン空間を提案します。

家族構成やライフスタイルによって必要な要素が異なるため、利用者のニーズをしっかりと把握してカスタマイズする能力が求められる資格です。

さらに、キッチンスペシャリストとしての経験は、独立開業を目指す際にも大きな武器となります。自分のスタイルで仕事をすることができ、個人のブランドを築くチャンスが広がります。現在、特に若い世代の間では、自分らしいキッチンを持ちたいというニーズが高まっており、キッチンスペシャリストの需要は今後も増加することが予想されます。

＜運営＞公益社団法人　インテリア産業協会

＜受験資格＞なし

＜受験方法＞学科試験・実技試験を全国の試験会場にて受験

＜費用＞

学科試験＋実技試験：14,300円（税込）
学科試験：11,000円（税込）
実技試験：11,000円（税込）

リフォームとリノベーションの違い

リフォームは既存の建物を改善することを指し、リノベーションは建物を新たに生まれ変わらせることです。この二つの用語は似たように使われることが多いですが、実際には目的や内容が大きく異なりますので、それぞれの特徴を理解することが重要です。

リフォームの概要

リフォームは、主に老朽化した部分の修繕や、機能の向上を目的として行われる工事です。例えば、キッチンの改修や、屋根の修理、設備の交換などがこれに該当します。リフォームは、必要な部分を改良し、住みやすさを向上させるための施策です。

リノベーションの特徴

一方、リノベーションは、物件の価値を大きく向上させることを目的として行う工事で、外観やレイアウトを根本から変更します。例えば、古い家屋を現代的なデザインに改築したり、使われていないスペースを有効活用して新しい部屋を作ったりすることが含まれます。リノベーションは、既存の構造を生かしながら、新たな機能やデザインを加えることに重きが置かれています。

リフォームとリノベーションの選択方法

リフォームとリノベーションの選択は、住まいの状況やニーズに応じて異なります。家の老朽化が激しく、単に修繕するだけでは不十分であればリノベーションを検討することが望ましいでしょう。しかし、特定の部分だけの改善で済む場合は、リフォームで対応可能です。

なお、リフォームとリノベーションの違いを理解するための指標として、工事の規模や期間、投資額を考えることがあります。リフォームは比較的小規模な工事が多く、短期間で完了することが一般的です。これに対してリノベーションは、大規模な工事になるため、時間やコストも相応にかかることを念頭に置いておきましょう。

まとめ

リフォームに関連する資格は、専門知識を身につけるだけでなく、就職活動やキャリアアップにも大きな武器となります。外装劣化診断士や宅建士、福祉住環境コーディネーターなど、幅広い分野の資格が存在し、それぞれがリフォーム業界での価値を高める要素となります。また、愛犬家住宅コーディネーターやキッチンスペシャリストのように、特定のニーズに応える資格も増えています。このように、リフォーム資格を取得することは、個人の専門性を高め、顧客により良いサービスを提供するための重要なステップです。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。