• 更新日 : 2026年7月31日

Midjourney V7の新機能と使い方は?V6との違い・料金プラン・始め方も解説

PointMidjourney V7とは何?

Midjourney V7は2025年4月リリースの画像生成AIで、画質・速度・プロンプト理解力が大幅向上した画像生成モデルです。

  • Draft Modeで生成速度10倍・コスト半減
  • 人物描写の破綻が大幅減少し商用品質に
  • 短文プロンプトでも意図を正確に理解

Q. V7とV6の最大の違いは?

A. 新アーキテクチャ採用により画質・テクスチャ・人物表現が飛躍的に向上し、短いプロンプトでも高品質画像を生成できる点です。

Midjourney V7は2025年4月3日にリリースされた画像生成AIです。従来のV6/V6.1から設計思想を一新し、画質・生成速度・プロンプト理解力がそれぞれ向上しました。新たにDraft ModeやPersonalization機能が追加され、業務でのビジュアル制作コスト削減にも直結します。本記事では、V7の新機能と使い方、V6との違い、料金プランから始め方まで解説します。

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※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。

Midjourney V7とは何が変わったのか?

Midjourney V7は、2025年4月3日にアルファ版としてリリースされ、同年6月17日にデフォルトモデルとなった画像生成AIです。V6/V6.1とは根本的に異なる新アーキテクチャを採用しており、画質・速度・プロンプト理解力のすべてが底上げされています。

Midjourneyは、テキストで指示を入力するだけで、クオリティの高い画像を自動生成できるAIサービスです。

デザイナーやクリエイターだけでなく、マーケティング素材や社内資料のビジュアル作成など、ビジネス用途での利用が広がっています。

新アーキテクチャで画質が大幅に向上

V7ではモデルの内部構造が刷新されました。画像のディテール表現・色彩の自然さ・テクスチャの精細さが向上し、特に人物描写の改善が顕著です。V6以前では「手の指が不自然」「目の位置がずれる」といった問題が起きやすかったのに対し、V7ではこうした破綻が大幅に減少しています。

また、短いプロンプトでも意図を正確に汲み取る能力が強化されました。V6では細かく指定しないと思い通りの画像が出にくかったのに対し、V7では「オフィスで働くビジネスパーソン」程度の指示でも自然な構図・ライティングの画像が生成されます。

参考:Version|Midjourney公式ドキュメント

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Midjourney V7の注目すべき新機能は?

V7では、Draft ModeやOmni Referenceが導入され、Personalizationも標準的に活用しやすくなりました。生成コストの削減・ブランドイメージの統一・キャラクターの一貫性という、ビジネスの現場が抱える課題に応える機能が揃っています。

Draft Modeで生成コストと時間を大幅に削減できる

Draft Modeは、V7における通常モードの約10倍の速度でGPUコストを半減させて画像を生成できる高速モードです。公式ドキュメントでは「half the GPU cost and 10x faster」と明記されており、アイデア出しの段階で大量のバリエーションを素早く確認する用途に最適です。

Draft Modeの主な特徴は以下のとおりです。

項目 内容
生成速度 通常モードの約10倍
GPUコスト 通常モードの約半分
解像度 やや低め(ラフ案の確認向き)
主な用途 方向性の検討・大量のバリエーション出し

広告バナーのビジュアルを検討する場面では、まずDraft Modeで10〜20パターンの構図を試し、方向性が決まってから通常モードで高解像度の本番画像を生成するという使い方が効果的です。コスト効率を最大化するワークフローとして、多くのユーザーに取り入れられています。

参考:Draft & Conversational Modes|Midjourney公式ドキュメント

Personalization機能でブランドの統一感を保てる

Personalization機能は、ユーザーの画像評価の蓄積をもとに出力スタイルを自動調整する仕組みです。Midjourney上で画像を評価・選別するほど精度が上がり、自社ブランドのトーンに合った画像が出やすくなります。

企業のSNS投稿やWebサイトでは、ビジュアルのトーン&マナーを統一することがブランディング上のポイントです。Personalization機能を活用すれば、デザイナーに細かく指示を出さなくても、一定のテイストを保った画像を量産できます。

Omni Referenceでキャラクターの一貫性を維持できる

Omni Referenceは、参照画像のスタイルやキャラクターの特徴を次の生成に引き継ぐ機能です。同じ人物やマスコットキャラクターを異なるシーンで描きたいとき、外見の一貫性を保てます。

採用サイト用のイメージキャラクターを複数のポーズや背景で展開したり、商品紹介ページで統一感のあるイラストシリーズを作成したりするケースで特に有効です。従来はイラストレーターへの外注が必要だった作業を、社内で完結させやすくなります。

Midjourney V7とV6はどう違うのか?

V7とV6の違いは、画質・速度・プロンプト対応力の三軸で整理できます。特に人物表現のリアルさはV6.1からさらに進化しており、商用利用を前提としたビジュアル制作に耐えうる品質に達しています。

比較項目 V6 / V6.1 V7
画質(人物) 手や目に不自然さが残る場合あり テクスチャ・手・体の表現が大幅に向上
テクスチャ・質感 やや平坦になりやすい 布・金属・肌の質感が精細
プロンプト理解 細かい指示が必要 短文でも意図を汲み取る
生成速度 標準 Draft Modeで約10倍高速
主な新機能 基本的な生成・Vary機能 Draft Mode・Personalization・Omni Reference

参考:Version|Midjourney公式ドキュメント

プロンプトの書き方はどう変わったか?

V6では「a photo of a Japanese businessman in a modern office, wearing a navy suit, soft lighting, 4K, ultra detailed」のように、スタイル指定や品質パラメータを細かく書き込む必要がありました。V7では「日本人ビジネスマン、モダンなオフィス」程度の短い指示でも、自然なライティングや高解像度の画像が生成されます。

ただし、V7でもアスペクト比(–ar 16:9 など)やスタイライズ値(–s)といったパラメータは引き続き有効です。プロンプトの「書き込み量」が減った分、パラメータの微調整で仕上がりをコントロールする運用が主流になっています。

V6とV7はどう使い分けるか?

V7が全面的に優れているわけではなく、V6の方が好みの出力になるケースもあります。V7はリアル寄りの画風が強い傾向にあるため、イラストタッチやアニメ風の画像を求める場合はV6/V6.1の方がイメージに近い結果を得やすいでしょう。

ビジネス用途のリアルな写真風ビジュアルにはV7、SNS向けのカジュアルなイラストにはV6と、目的に応じてバージョンを切り替える運用が現実的です。プロンプト末尾に「 –v 6」と付けるだけでV6に切り替えられるため、併用のハードルは低いといえます。

ただし、アニメ・東洋風の表現を重視する場合は、Nijiモデルも選択肢になります。

Midjourney V7をビジネスで活用するには?

Midjourney V7をビジネスに取り入れると、外注コストの削減と制作スピードの向上を同時に実現しやすくなります。ストック素材の購入やデザイナーへの外注にかかっていたビジュアル制作を、月額プランの範囲内で社内完結できるためです。

マーケティング・営業資料の素材を低コストで作成できる

広告バナー、SNS投稿画像、プレゼン資料のキービジュアルなどは、Midjourney V7と相性のよい用途です。Draft Modeでラフ案を量産し、通常モードで仕上げる流れなら、試作から本番まで短時間で制作を進められます。

仮に外注費を1枚5,000円と想定した場合、月20枚の制作では月10万円のコストになります。Midjourney V7のStandardプラン(月額30ドル)で自社制作に切り替えれば、年間換算で大幅な費用削減につながる計算です。ただしこれは仮定値であり、実際のコスト削減額は制作枚数・品質要件・社内の習熟度によって異なります。

人事・採用コンテンツのビジュアルを内製化できる

採用サイトや求人広告に掲載する「働くイメージ写真」も、Midjourney V7の得意分野です。V7の人物描写の向上により、「明るいオフィスで打ち合わせをするチーム」のような画像を、撮影コストを抑えて用意できます。

ただし、AI生成画像を人物写真として採用コンテンツに使う際は注意が必要です。実在しない人物を「社員」として掲載すると、求職者の信頼を損ねるリスクがあります。「イメージ画像」である旨のキャプションを付けるなど、透明性を確保した運用を心がけましょう。

社内資料・研修コンテンツのビジュアル化にも使える

業務マニュアルや研修スライドに挿入する図解・イラストも、Midjourney V7で手軽に作成できます。テキストだけの資料よりも視覚情報を加えた方が理解を助けるケースは多く、資料の品質向上と作成時間の短縮を両立しやすいでしょう。

Midjourneyの有料プランで生成した画像は商用利用が認められています。ただし、年間収益が100万ドルを超える企業はProまたはMegaプランへの加入が規約上の要件です。商用利用前に最新の利用規約を確認するようにしましょう。

参考:Comparing Midjourney Plans|Midjourney公式ドキュメント

Midjourney V7の料金プランと始め方は?

Midjourney V7は有料サブスクリプション制で、月額10ドルのBasicプランから利用を開始できます。2026年時点での料金体系は以下のとおりです(すべて税別・USD表記)。なお料金体系は変更される場合があるため、契約前に公式サイトで最新情報を確認してください。

プラン名 月額料金 Fast GPU時間 Relaxモード Stealthモード
Basic $10 約3.3時間 なし なし
Standard $30 約15時間 あり(無制限) なし
Pro $60 約30時間 あり(無制限) あり
Mega $120 約60時間 あり(無制限) あり

年間払いを選択すると月額換算で20%割引になります。個人事業主や小規模チームならStandardプランが候補になるでしょう。Relaxモード(生成速度が遅い代わりにFast時間を消費しない)を活用すれば、Standardプランでも実質的に枚数無制限の画像生成が可能です。

参考:Comparing Midjourney Plans|Midjourney公式ドキュメント

STEP 1:アカウント作成とプラン契約

midjourney.com にアクセスし、Googleアカウントなどでサインアップしてからプランをクレジットカードで契約します。無料トライアルは現在提供されていないため、最初から有料プランへの加入が必要です。

STEP 2:Web版で画像を生成する

2025年以降、MidjourneyはWeb版の機能を大幅に拡充しています。ブラウザ上で画像の生成・管理・編集ができるため、Discordに不慣れな方にはWeb版からの利用開始が向いています。

画面上部のプロンプト入力欄にテキストを入力し、生成ボタンを押すだけで画像が出力されます。生成された画像に対してバリエーション作成やアップスケール(高解像度化)を行う操作も、ボタンひとつで完結します。

STEP 3:Discord版でパラメータを細かく調整する

Discord版はチャット形式でプロンプトを入力する方式です。コマンド操作に慣れている方や、パラメータを細かく調整したい場合に向いています。

Discord(チャットアプリ)のアカウントを作成してMidjourneyの公式サーバーに参加し、チャット欄に「 /imagine」と入力してプロンプトを続けて入力します。Web版とDiscord版どちらを使っても、同じアカウントで生成履歴やFast時間の残量は共有されます。

導入時に確認しておきたいチェックリスト

Midjourney V7を業務で導入する際に、事前に確認しておきたい項目をまとめました。

  1. 利用目的と月間の画像生成枚数の見込みを洗い出し、適切なプランを選ぶ
  2. Midjourneyの最新利用規約を確認し、商用利用の範囲と自社の収益条件を把握する
  3. 生成画像に「AI生成である旨」を表示するかどうか、社内ルールを策定する
  4. 機密性の高いプロジェクト名や未公開商品名をプロンプトに含めない運用ルールを決める
  5. Draft Modeで3〜5パターンのテスト生成を行い、自社のニーズに合う品質かを検証する

他のAI画像生成ツールとの違いは?

Midjourney V7は、Images 2.0(OpenAI)やStable Diffusion XL(Stability AI)、Adobe Firefly(Adobe)など、複数の競合ツールと比較されることが多い分野です。ツールごとに得意領域が異なるため、用途に応じた使い分けが現実的です。

ツール名 強み ビジネス利用での特徴
Midjourney V7 美しさ・芸術性・フォトリアリズム 高品質ビジュアル制作に強み。月額制で使いやすい
Images 2.0(ChatGPT連携) テキスト内画像の再現・指示への忠実さ ChatGPTとの連携で操作が直感的
Stable Diffusion XL カスタマイズ性・ローカル動作 自社サーバーへの導入も可能。技術力が必要
Adobe Firefly 商用安全性・Creative Cloud連携 Adobe製品との親和性が高い。著作権配慮設計

Midjourneyは美しさや芸術性に優れる一方、テキスト内文字の正確な描写は苦手とされています。画像内に日本語や英語のテキストを正確に入れたい場合は、Images 2.0やAdobe Fireflyの方が適している場面があります。

Midjourney V7で業務のビジュアル制作を効率化しよう

Midjourney V7は、2025年4月3日リリースの画像生成AIで、プロンプト理解力の向上・Draft Modeによる生成コスト半減・Personalization機能によるブランド統一など、ビジネス現場のビジュアル制作を効率化する機能が充実しています。リアルな写真風ビジュアルにはV7、イラストタッチにはV6と使い分けることで、目的に合った画像を低コストで量産できるでしょう。月額プランでDraft Modeを試すことが、導入判断の第一歩になるでしょう。


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