マネーフォワード クラウド固定資産では、直接減額方式での圧縮記帳に対応しています。
圧縮記帳を行う場合は、資産の登録時に「補助金額」の入力が必要です。
詳細は以下をご確認ください。
登録方法
「固定資産台帳」画面で登録する場合
- 「固定資産台帳」画面で「新規追加」ボタンをクリックします。
- 「固定資産登録」画面で「資産名」「取得日」「取得価額」等の項目を入力します。
- 「補助金額」を入力します。
- 「取得価額」と「圧縮額」をもとに自動計算された「圧縮後取得価額」に問題がないかを確認します。
- 画面右下の「登録」ボタンをクリックします。
CSVインポートで登録する場合
CSVファイルのL列「取得時補助金額」とM列「取得時圧縮額」を入力してインポートします。
インポート手順については、以下のガイドをご参照ください。
固定資産のインポート・エクスポート
ご注意
- 「圧縮額」は、「事業供用開始日」と「取得日」が同日の場合に登録できます。※
- 「補助金額」と「圧縮額」が同額の場合は、資産を登録できます。
※移行資産として登録する場合は、「事業供用開始日」と「取得日」が異なる日付でも「圧縮額」を登録できます。移行資産の登録方法は、こちらのガイドをご参照ください。
各画面への反映
固定資産台帳
固定資産の詳細画面に「補助金額」「差引取得価額」「圧縮額」「圧縮後取得価額」が表示されます。
「固定資産台帳」画面の詳細については、以下のガイドをご参照ください。
「固定資産台帳」の使い方
固定資産のCSVエクスポート
「固定資産台帳」画面でエクスポートしたCSVファイルに、「取得時補助金額」「取得時圧縮額」「差引取得価額」「圧縮後取得価額」が出力されます。
固定資産のCSVエクスポートについては、以下のガイドをご参照ください。
固定資産のインポート・エクスポート
増減集計表
「増減集計表」画面では、表示期間や登録した資産の内容に応じて、集計の仕組みが異なります。
新規登録した資産の場合
新規登録した資産の場合、圧縮額は以下のように反映します。
- 資産の取得日が属する月のみ表示している場合、圧縮額は「当月減少額(その他)」に反映する。
- 上記以外の場合、指定している期間の累積圧縮額が「圧縮額」に反映する。
すでに圧縮記帳済みの資産を移行資産として登録した場合
すでに圧縮記帳済みの資産を移行資産として登録した場合、圧縮額は以下のように反映します。
- 圧縮額は「圧縮額」列にのみ反映し、「当月減少額(その他)」には反映しない。
- ただし、「事業供用開始日」「取得日」「移行日」が同日の場合は、新規登録した資産と同じ挙動となる。
「増減集計表」画面の詳細については、以下のガイドをご参照ください。
「増減集計表」の使い方
法人税申告
「法人税申告」画面で作成できる「別表十六(一)」「別表十六(二)」「別表十六(七)」では、一部の項目に金額が反映します。
「別表十六(一)」「別表十六(二)」の場合
番号 | 項目名 | 項目の説明 |
---|---|---|
7 | 取得価額又は制作価額 | 集計対象の資産の「取得価額の合計額」が表示されます。 |
8 | (7)のうち積立金方式による圧縮記帳の場合の償却額計算の対象となる取得価額に参入しない金額 | クラウド固定資産は積立金方式の圧縮記帳に対応していないため、空欄になります。 |
9 | 差引取得価額(7)-(8) | クラウド固定資産は積立金方式の圧縮記帳に対応していないため、「取得価額又は製作価額」の金額がそのまま表示されます。 |
詳細は以下のガイドをご参照ください。
法人税申告書の「別表十六(一)」を確認する
法人税申告書の「別表十六(二)」を確認する
「別表十六(七)」の場合
番号 | 項目名 | 項目の説明 |
---|---|---|
5 | 取得価額又は製作価額 | 差引取得価額が表示されます。 |
6 | 法人税法上の圧縮記帳による積立金計上額 | クラウド固定資産は積立金方式の圧縮記帳に対応していないため、空欄になります。 |
7 | 差引改定取得価額(5)-(6) | クラウド固定資産は積立金方式の圧縮記帳に対応していないため、「取得価額又は製作価額」の金額がそのまま表示されます。 |
詳細は以下のガイドをご参照ください。
法人税申告書の「別表十六(七)」を確認する
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。
頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。
