「為替レート」画面の使い方

概要

このガイドでは、「為替レート」画面の使い方についてご説明します。

対象ページ

対象のお客さま

マネーフォワードクラウド連結会計を「連結担当者」「連結承認者」「閲覧者」のいずれかのロールでご利用中のお客さま
※各ロールで利用できる機能には制限があります。詳細はこちらのガイドをご参照ください。

画面の説明

「為替レート」画面では、グループ会社ごとの為替レート（AR・CR）の設定・変更や、設定した為替レートでの換算ができます。

番号	項目名	項目の説明
①	連結通貨	対象の連結決算単位の連結通貨が表示されます。
②	最終更新日時	対象の連結決算単位で為替レートを最後に更新した日時が表示されます。
③	会社	「会社」画面に登録されているグループ会社が表示されます。会社が表示されない場合は、「連結決算単位」画面で対象の連結決算単位の「編集」をクリックし、「連結グループ範囲」で該当の会社の「単体決算報告」欄にチェックが入っているかを確認してください。
④	報告通貨	各会社の報告通貨が表示されます。報告通貨の設定は、「会社」画面で確認できます。なお、「会社」画面で設定した通貨は変更できません。
⑤	AR	グループ会社ごとのAR（期中平均レート）が表示されます。「報告通貨」で「JPY」以外を選択している会社がある場合は、「為替レート」画面で任意の数値に修正できます。
⑥	CR	グループ会社ごとのCR（決算時レート）が表示されます。「報告通貨」で「JPY」以外を選択している会社がある場合は、「為替レート」画面で任意の数値に修正できます。
⑦	履歴	クリックすると、対象の連結決算単位で為替レートを設定した操作履歴が確認できます。
⑧	インポート設定	クリックすると、為替レートのインポートに関する設定ができます。
⑨	インポート	クリックすると、為替レートをインポートできます。
⑩	保存	「報告通貨」で「JPY」以外を選択している会社がある場合に利用できます。「AR」と「CR」を入力して「保存」をクリックすると、連結パッケージの貸借対照表と損益計算書の金額が入力後のレートで換算されます。換算前・換算後の金額は、「連結パッケージ」画面で対象の会社の「貸借対照表」または「損益計算書」の「換算前」「換算後」タブで確認できます。

為替レートの設定・換算方法

「為替レート」画面では、「報告通貨」で「JPY」以外を選択している会社について、為替レートの設定・換算ができます。

手動で設定する方法

「為替レート」画面を開き、「AR」と「CR」に各グループ会社の為替レートを入力します。
為替レートは、小数点以下6桁までの半角数字で入力できます。
画面右上の「保存」をクリックします。
「連結パッケージの一括換算」画面で内容を確認し、問題がなければ「換算」をクリックします。
「連結パッケージ」画面ですでに連結パッケージをインポートしている場合は、入力した為替レートで換算されます。
「連結パッケージ」画面で連結パッケージをすでにインポートしている場合は、入力した為替レートで換算されます。

EXCELファイルでインポートする方法

手順

「為替レート」画面を開き、「インポート設定」をクリックします。
「インポート設定：為替レート」画面で「シート名」「取込範囲」等を指定し、「保存」をクリックします。
インポート設定の項目の詳細は、こちらの項をご参照ください。
「インポート」をクリックします。
「インポート」画面で「ファイル選択」をクリックしてインポートするファイルを選択するか、ファイルをドラッグ＆ドロップします。
インポートする連結科目のプレビューを確認し、問題がなければ「保存」をクリックします。
「連結パッケージの一括換算」画面で内容を確認し、問題がなければ「換算」をクリックします。
「連結パッケージ」画面ですでに連結パッケージをインポートしている場合は、入力した為替レートで換算されます。
「連結パッケージ」画面で連結パッケージをすでにインポートしている場合は、入力した為替レートで換算されます。

設定項目の詳細

項目	項目の説明
シート名	必須項目です。インポートファイルのタブ名を31字以内で入力します。
取込範囲	必須項目です。インポートファイルに入力した為替レートを何行目まで取り込むかを指定します。インポートファイルの1行目に項目行を設定している場合は、「取込範囲」の開始行欄に「2」と入力します。終了行の最大値は「1,048,576」です。
会社略号	必須項目です。インポートファイルで会社略号を入力した列を半角英字で指定します。
AR	必須項目です。インポートファイルでARを入力した列を半角英字で指定します。インポートファイルに入力するARの数値は、小数点以下6桁までの半角数字で入力できます。
CR	必須項目です。インポートファイルでCRを入力した列を半角英字で指定します。インポートファイルに入力するCRの数値は、小数点以下6桁までの半角数字で入力できます。

主なエラーリスト

No.	エラーメッセージ	原因と対処方法
1	拡張子がxlsx以外のファイルはアップロードできません。	拡張子が「.xlsx」形式以外のファイルをインポートしたことが原因です。「.xlsx」形式のファイルを選択してください。
2	ファイルサイズは100MB以内にしてください。	ファイルサイズが100MB以上のファイルをインポートしたことが原因です。ファイルサイズを100MB以内にしてください。
3	ファイル名は100文字以内にしてください。	ファイル名が100文字を超えるファイルをインポートしたことが原因です。ファイル名を100文字以内にしてください。
4	インポート設定で指定したシートが存在しません。	「インポート設定：為替レート」画面で指定したシート名のシートが、インポートしたファイル内に存在しないことが原因です。「インポート設定：為替レート」画面で「シート名」を修正してください。
5	為替レート登録対象の会社略号を入力してください。	インポートファイルの「会社略号」列が空欄になっていることが原因です。エラーメッセージの下に表示されている列と行を確認し、該当の列と行に1つ以上の会社略号を入力してください。
6	会社略号が重複しています。	インポートファイルの「会社略号」列に重複する会社略号が存在していることが原因です。エラーメッセージの下に表示されている列と行を確認し、該当の列と行の会社略号を重複しない値に修正してください。
7	ARまたはCRのいずれかを入力してください。	インポートファイルの「AR」「CR」列が空欄になっていることが原因です。エラーメッセージの下に表示されている列と行を確認し、該当の列と行に数値を入力してください。
8	AR/CRは半角数字で入力してください。	インポートファイルの「AR」「CR」列に半角数字以外が入力されていることが原因です。エラーメッセージの下に表示されている列と行を確認し、該当の列と行の値を半角数字に修正してください。
9	AR/CRは小数点第6位以内で入力してください。	インポートファイルの「AR」「CR」列に小数点以下6桁を超える桁数の数値が入力されていることが原因です。エラーメッセージの下に表示されている列と行を確認し、該当の列と行の値を小数点以下6桁までに修正してください。
10	AR/CRは13桁以内で入力してください。	インポートファイルの「AR」「CR」列に13桁を超える桁数の数値が入力されていることが原因です。エラーメッセージの下に表示されている列と行を確認し、該当の列と行の値を13桁までに修正してください。
11	AR/CRは0以上を入力してください。	インポートファイルの「AR」「CR」列に0未満の数値が入力されていることが原因です。エラーメッセージの下に表示されている列と行を確認し、該当の列と行の値を0以上の数値に修正してください。

操作履歴の確認

「為替レート」画面で「履歴」をクリックすると、対象の連結決算単位で為替レートを設定した操作履歴が確認できます。

番号	項目名	項目の説明
①	日時	操作を行った日時が表示されます。
②	ユーザー	操作を行ったユーザーのユーザー名が表示されます。
④	操作	為替レートの換算処理を行った操作に「保存および一括換算」と表示されます。インポートで換算処理を行った場合は、インポートしたExcelファイルも表示されます。「為替レート」をクリックすると、換算後の為替レートのCSVファイルをダウンロードできます。

ユーザー名を変更すると、変更前の「ユーザー」の履歴も最新のユーザー名で表示されます。
ユーザーを削除すると、削除以前の「ユーザー」の履歴は「削除済みユーザー」と表示されます。

更新日：2025年11月27日

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