概要
このガイドでは、マネーフォワード Pay for Businessにおける電子帳簿保存法への対応についてご説明します。
対象ページ
設定>事業者
対象のお客さま
マネーフォワード Pay for Businessをご利用中で、かつ「マネーフォワード クラウド」の有料プランをご契約中のお客さま
目次
事前設定
電子帳簿保存法に対応するには、「証憑・メモ添付機能」と「電子帳簿保存法対応」を有効にする必要があります。
設定手順
- 左メニューの「設定」をクリックし、「事業者」を選択します。
- 「事業者」画面の「証憑・メモ添付機能」で「有効」を選択します。
- 「電子帳簿保存法対応」で「有効」を選択します。
- 「変更を保存」をクリックします。
電子取引の要件と対応する機能
「利用明細」画面で利用明細に証憑を添付すると、添付した証憑は「マネーフォワード クラウドBox」に連携されます。
クラウドBoxで証憑を保存することで、電子帳簿保存法の「電子取引」区分に対応できます。
クラウドBoxにおける電子帳簿保存法への対応については、以下のガイドをご参照ください。
電子帳簿保存法への対応について
スキャナ保存の要件と対応する機能
「階調および解像度のチェック」と「帳簿との相互関連性の確保」を行うことで、電子帳簿保存法の「スキャナ保存」に対応できます。
「マネーフォワード クラウドBox」との連携では未対応なため、必ずご自身でご対応ください。
階調および解像度のチェック
諧調と解像度の基準を満たすためには、基準を満たした証憑画像をアップロードする必要があります。
マネーフォワード Pay for Businessアプリで撮影した画像は階調と解像度の基準を満たして保存されるため、必要に応じてご活用ください。
画像の解像度要件については、以下のガイドをご参照ください。
電子帳簿保存法運用の注意点(解像度要件の確認)
- クラウドBoxには階調および解像度のチェック機能はありません。
- 添付する画像のサイズはA4以下である必要があります。
帳簿との相互関連性の確保
マネーフォワード クラウド会計・確定申告を利用している場合
クラウドBoxに保存された証憑を仕訳に添付することで、「帳簿との相互関連性の確保」に対応できます。
クラウド会計・確定申告における証憑添付方法については、以下のガイドをご参照ください。
証憑添付機能の使い方
マネーフォワード クラウド会計Plusや他社会計ソフトを利用している場合
「帳簿との相互関連性の確保」に対応できません。
電子帳簿保存法の「スキャナ保存」区分に対応するためには、別途スキャン文書と帳簿との相互関連性を保持する必要があります。
仕訳の摘要欄に取引IDやURLの記載などの対応を行い、帳簿データと紐づけてください。
ご注意
- 「電子帳簿保存法対応」を有効にするためには、「マネーフォワード クラウド」の有料プランを契約する必要があります。
- 「電子帳簿保存法対応」を有効にする場合は、「証憑・メモ添付機能」もあわせて有効にしてください。
- 「マネーフォワード クラウド」の有料プランを解約すると、「電子帳簿保存法対応」が無効になります。
頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。

