いつも「マネーフォワード クラウド会計・確定申告」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、インボイス制度に対応するための機能をリリースしましたので、お知らせいたします。
インボイス制度についての詳細は、以下のガイドをご参照ください。
「インボイス制度」の概要とマネーフォワード クラウドでの対応方法
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド会計・確定申告をご利用中のお客さま
追加機能の詳細
マネーフォワード クラウド会計・確定申告において、インボイス制度に対応するためのいくつかの機能をリリースしました。
リリースした機能の詳細につきましては、以下をクリックしてご確認ください。
「取引先」画面のリニューアル
「各種設定」>「取引先」画面をリニューアルしました。
これにより、「取引先」を登録する際に、適格請求書発行事業者の登録番号を入力できるようになりました。
「取引先」画面の詳細は以下のガイドをご確認ください。
「取引先」画面の使い方
「適格」チェックボックスの新設
「振替伝票入力」画面をはじめ、仕訳の入力を行う画面をリニューアルし、仕訳に「適格」チェックボックスを新設しました。
各仕訳の「適格」チェックボックスにチェックを正しく付与することにより、適格請求書発行事業者との取引か、それ以外の者との取引かを区別できます。
適格請求書発行事業者との取引
対象の取引が「適格請求書発行事業者」との取引である場合は、「適格」チェックボックスにチェックを入れた状態で仕訳を登録します。
適格請求書発行事業者以外の者との取引
対象の取引が「適格請求書発行事業者以外の者」との取引の場合は、「適格」チェックボックスにチェックを入れずに仕訳を登録します。
「適格」チェックボックスにチェックを入れずに登録した仕訳には、インボイス経過措置※の適用を受ける旨が記載されます。
適格請求書発行事業者以外の者との取引によって支払った消費税については、原則仕入税額控除の適用を受けることができません。
しかし、制度導入後の6年間は、適格請求書発行事業者以外の者との取引によって支払った消費税について、一定割合を仕入税額控除額とみなすことができる経過措置が設けられています。
インボイス経過措置についての詳細はこちらをご確認ください。
「適格」チェックボックスの詳細は以下のガイドをご確認ください。
Q. 仕訳の「適格」チェックボックスについて教えてください。
インボイス経過措置に応じた仕入税額控除額の集計・表示
「消費税集計」画面において、適用を受ける経過措置に応じた仕入税額控除額を集計・表示できるようになりました。
「消費税集計」画面の詳細は以下ガイドをご参照ください。
「消費税集計」画面の使い方
インボイス制度導入後の消費税の新計算方法への対応
マネーフォワード クラウド会計・確定申告において、インボイス制度導入後に適用される消費税の新しい計算方法に対応しました。
2023年(令和5年)10月1日以降は、インボイス制度の導入と同時に消費税の計算方法が変わります。
変更内容は以下のとおりです。
- 消費税申告の「仕入」の計算方法として「積上げ」を選択している事業者がインボイス経過措置を受ける場合、課税仕入れに係る消費税額は経過措置の適用を受ける課税仕入れがあった都度計算する。
- 上記で算出した課税仕入れに係る消費税額に1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り捨てまたは四捨五入する。(切り上げを認めない)
- 消費税申告の「売上」の計算方法が「積上げ」である場合、消費税申告の「仕入」の計算方法も「積上げ」である必要がある。
新しい計算方法についての詳細は、以下国税庁のQ&Aページをご参照ください。
消費税の仕入税額控除制度における適格請求書等保存方式に関するQ&A|国税庁
マネーフォワード クラウド会計・確定申告の関連ガイドは、以下をご確認ください。
Q. インボイス経過措置を適用する場合における、仕入税額控除の計算方法を教えてください。
Q. 「消費税申告の計算方法」で「積上げ」を選択した場合の機能制限を教えてください。
Q. 消費税の設定や消費税申告の計算方法を変更しようとしたらエラーになりました。どうしたらいいですか?
今後も皆さまのご要望に基づき、新機能開発・機能改善を進めてまいります。
ご意見・ご要望がございましたら、お問い合わせ窓口よりお送りください。
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。