• 作成日 : 2026年7月31日

Notion AIの使い方は?基本操作・業務活用・ChatGPTとの違いまで解説

PointNotion AIの使い方は?

Notion AIは、社内ナレッジを活用して文章生成・要約・AI Q&Aができる統合型AIアシスタントです。

  • スラッシュコマンドで簡単起動
  • 議事録要約で作業時間大幅短縮
  • フリープランから試用可能

Q. ChatGPTとの違いは?

A. ワークスペース内の社内情報を参照して回答を生成できる点が最大の違いです。

Notion AIは、プロジェクト管理ツール「Notion」に統合されたAIアシスタント機能で、2023年2月の一般公開以降、社内ナレッジを活用した業務効率化ツールとして導入企業が増えています。文章生成・要約・AI Q&Aなどの機能を使うことで、議事録整理や情報検索にかかる時間を大幅に削減できます。本記事では、基本操作からプロンプトの工夫、業務別の活用法、ChatGPTとの使い分けまで解説します。

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※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。

Notion AIとは?

Notion AIは、ワークスペース内の社内情報を横断的に検索・活用できる点が、他の外部AIツールと大きく異なります。

議事録、マニュアル、プロジェクト資料といった社内ナレッジに基づいた回答を得られるため、業務に即したアウトプットを引き出しやすいのが特徴です。2026年6月時点では「エンタープライズリサーチ」やNotionエージェントなど多彩な機能を備えており、継続的なアップデートが行われています。

Notion AIの使い方を理解するうえで、まず押さえておきたい主要機能は以下のとおりです。

  • 文章生成:ブログ記事の下書き、報告書、メール文面などを指示に応じて自動作成
  • 要約:長文の議事録やドキュメントを短時間で要点整理
  • 翻訳:英語・日本語をはじめ多言語間の翻訳に対応
  • エンタープライズリサーチ:ワークスペース内のページやデータベースを横断検索し、質問に回答
  • アイデア出し・ブレインストーミング:テーマを入力するだけで複数のアイデアを提案
  • トーン変換・リライト:既存の文章をフォーマルやカジュアルなど指定したトーンに書き換え

参考:Notion AI is here for everyone|Notion Blog

Notion AIの料金プランと無料枠

Notion AIはフリープランから試せるため、まず無料で機能を確認してから有料プランへ移行するかどうかを判断できます。

2026年6月時点の料金体系は以下のとおりです。

プラン(年払い) AI機能
フリー(無料) 回数制限付きで利用可能
プラス(月額1,650円/人) 回数制限付きで利用可能
ビジネス(月額3,150円/人) AI機能フル利用可+エージェント機能
エンタープライズ AI機能フル利用+セキュリティ強化

参考:料金プラン|Notion

まずはフリープランで使い勝手を確認し、業務への効果を見極めてから有料プランへ移行するという進め方も選択肢のひとつです。

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この記事をお読みの方におすすめのガイド4選

続いてこちらのセクションでは、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを簡単に紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。

※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。

AI活用の教科書

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経理・人事・経営企画といった企業の基幹業務における具体的なユースケースをご紹介。

さらに、誰もが均質な成果を出せる「プロンプトのテンプレート化」や、安全なガバナンス構築など、個人利用から企業としての本格活用へステップアップするためのノウハウを凝縮しました。

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人事労務担当者向け!Chat GPTの活用アイデア・プロンプトまとめ14選

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人事労務業務に特化!人事労務・採用担当者がChat GPTをどのように活用できるのか、主なアイデアを14選まとめたガイドです。

プロンプトと出力内容も掲載しており、PDFからコピペで簡単に試すことも可能です。

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経理担当者向け!Chat GPTの活用アイデア・プロンプトまとめ12選

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経理業務に特化!経理担当者がChat GPTをどのように活用できるか、主なアイデアを12選まとめたガイドです。

お手元における保存版としてはもちろん、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。

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法務担当者向け!Chat GPTの活用アイデア・プロンプトまとめ12選

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法務担当者がchat GPTで使えるプロンプトのアイデアをまとめた資料を無料で提供しています。

chat GPT以外の生成AIでも活用できるので、普段利用する生成AIに入力してご活用ください。

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Notion AIの使い方|基本操作を解説

Notion AIの起動は、ショートカットキーやスラッシュコマンドで手軽に行えます。特別な設定やプラグインのインストールは不要で、Notionのページ上からそのまま操作できます。

AIを起動する

Notion AIを起動するには、以下のような方法があります。

  • スラッシュコマンド:ページ内で /ai と入力して Enter キーを押す
  • ショートカットキー:Space キー(空のブロックで押す)または Ctrl+J(Windows)/ Cmd+J(Mac)
  • テキスト選択:既存のテキストを選択し、表示されるツールバーから「AIに依頼」を選ぶ

新しい文章を一から生成したい場合はスラッシュコマンドやショートカットが便利です。すでに書いた文章を要約・リライトしたい場合は、テキスト選択からの起動が効率的でしょう。

プロンプトを工夫して精度を高める

Notion AIの出力品質は、入力するプロンプト(指示文)の書き方に大きく依存します。漠然とした指示では期待どおりの回答が得にくいため、以下のポイントを意識してみてください。

  • 役割を指定する:「経理担当者として」「マーケティング部長の視点で」など立場を明示する
  • 出力形式を指定する:「箇条書きで」「表形式で」「300字以内で」など形式や分量を伝える
  • 背景情報を添える:「新入社員向けに」「クライアントへの報告用に」など読み手や目的を伝える
  • 段階的に依頼する:一度に完成形を求めず、下書き→修正→仕上げと段階を分ける

例えば「来週の会議アジェンダを作って」という指示よりも、

来週月曜の営業定例会議のアジェンダを箇条書きで作成してください。議題は売上報告・新規施策・来月のKPI設定の3点です

と具体的に指示したほうが、精度の高い出力を得られます。

また、エンタープライズリサーチを使えば、「先月の売上報告はどこにある?」「出張申請の手順は?」といった社内ナレッジに関する質問にも答えられます。ワークスペース内の情報をもとに回答を生成してくれるため、情報を探す手間を大幅に削減できるでしょう。

Notion AIの使い方|業務別の活用法

Notion AIは議事録要約・求人票作成・経費ルール整理など、部門を問わず定型業務の時間短縮に活用できます。文書作成や情報整理にかかる時間を削減することで、より重要な業務へのリソース配分が可能になります。

議事録の要約で作業時間を短縮できる

Notion AIのAIミーティングノートを使えば、会議中にメモした長文の記録をページに貼り付けて「要約して」と指示するだけで、要点を自動抽出できます。

例えば、60分の会議で3,000字を超える記録が残った場合でも、「決定事項とアクションアイテムを箇条書きで要約してください」と依頼すれば、10秒程度で構造化された要約が出力されます。従来30分以上かかっていた議事録整理が数分で完了するため、ほかの業務に時間を回せるようになるでしょう。

人事・採用業務を効率化できる

人事・採用部門では、求人票の作成や面接フィードバックの整理にNotion AIが役立ちます。

  • 求人票の下書き:職種名・業務内容・求めるスキルを入力し、求人媒体に合ったフォーマットで文面を生成
  • 面接記録の要約:面接官のメモを要約し、評価ポイントを一覧化
  • 社内FAQの自動生成:就業規則や福利厚生に関する質問と回答をまとめたFAQページを作成
  • 入社マニュアルの更新:既存マニュアルの修正点をAIに洗い出させ、最新情報への書き換えを効率化

特に中小企業では、人事担当者が1〜2名で幅広い業務をこなしているケースが多いでしょう。文書作成の時間を削減することで、面談や制度設計といった本来注力すべき業務にリソースを振り向けられます。

経理・バックオフィス業務に活用できる

経理やバックオフィス部門でも、定型文書の作成や社内ルールの整備にNotion AIを活用できます。

  • 経費精算ルールの整理:散在する社内規程をもとに、わかりやすいガイドラインを生成
  • 月次報告書の下書き:数値データを入力し、報告文のテンプレートを自動作成
  • 契約書レビューの補助:契約書の要約やチェックポイントの洗い出しに活用
  • 業務マニュアルの多言語化:日本語で作成したマニュアルを英語や中国語に翻訳

実際に、10ページの社内規程をNotion AIで要約したところA4用紙1枚分のガイドラインに整理できたというケースもあります。新入社員や外部スタッフへの説明資料としてすぐに活用できるため、問い合わせ対応の時間削減にもつながるでしょう。

Notion AIとChatGPTの違いは?

Notion AIとChatGPTの最大の違いは、社内データとの連携力です。

ChatGPT(OpenAI社が提供する対話型AI)はインターネット上の一般情報をもとに回答を生成しますが、Notion AIはワークスペース内の社内ドキュメントやデータベースをもとに回答を返せます。両者の特徴を比較すると、次のような違いがあります。

比較項目 Notion AI ChatGPT
データソース ワークスペース内の社内情報 インターネット上の一般情報
社内ナレッジ検索 エンタープライズリサーチで横断検索が可能 社内情報の参照は不可(API連携除く)
文書編集との連携 Notionページ上で直接編集 別ウィンドウでのコピー&ペーストが必要
カスタマイズ性 カスタムスキルで社内業務に特化 GPTsやカスタム指示で調整可能
適した用途 社内情報の活用・ドキュメント作成 一般的な調査・アイデア出し・コード生成

「先月のプロジェクトAの進捗をまとめて」「営業部の月次目標はいくつ?」といった社内情報にもとづく質問には、Notion AIのほうが的確に答えられます。一方で、業界全体のトレンド調査やプログラミングコードの生成など、社外の幅広い知識が必要な場面ではChatGPTが向いているケースが多いでしょう。

どちらか一方を選ぶというよりも、用途に応じて使い分けるのが効果的です。社内の情報整理やナレッジ共有にはNotion AI、外部情報のリサーチにはChatGPTといった棲み分けが、業務全体の生産性を高めるポイントといえるでしょう。

Notion AI活用時の注意点は?

Notion AIを業務に取り入れる際は、出力精度とセキュリティの両面に気を配る必要があります。AIが生成した内容を無条件に信頼すると、誤情報の社外発信やデータ漏えいのリスクにつながりかねません。

出力内容のファクトチェックを行う

生成AIの出力には「ハルシネーション」と呼ばれる事実と異なる情報の生成が起こりえるため、人の目による確認フローが不可欠です。

特に数値データや法的な記述を含む文書は注意が必要です。Notion AIに契約書の要約を依頼した際、契約期間や違約金の金額が原文と異なって出力されたケースも報告されています。「AIの出力はあくまで下書き」と位置づけ、最終確認は担当者が行うルールを社内で統一するとよいでしょう。

セキュリティとアクセス権限を設定する

Notion AIはワークスペース内の情報を参照して回答を生成するため、アクセス権限の設定が不十分だと、AI経由で機密情報へアクセスされるリスクがあります。

対策として、以下の点を確認しておくと安心です。

  • ページ・データベースごとにアクセス権限を適切に設定する
  • 人事評価や給与情報など機密性の高いページはAI検索の対象外に設定する
  • エンタープライズプランではSSO(シングルサインオン)やSCIM連携など高度なセキュリティ機能を活用する
  • 社内で「AIに入力してよい情報」と「入力してはいけない情報」のガイドラインを策定する

NotionおよびサブプロセッサはユーザーデータをAIモデルのトレーニングに使用しないことを公式に表明しており、この禁止事項を契約上の義務としてサブプロセッサにも課しています。ただし、回答生成時にはAnthropicやOpenAIといった外部LLMプロバイダーにデータが送信されます。エンタープライズプランではLLMプロバイダーへのデータ保存がゼロリテンション(即時削除)となるため、機密情報を扱う組織ではプラン選択時に考慮するとよいでしょう。

参考:Notion AI security & privacy practices|Notion Help Center

導入後に「使われない」状態を防ぐ

AIツールを導入したものの現場で活用されずコストだけが発生する状況を防ぐには、最初の利用シーンを絞り込むことが有効です。

まず特定の業務(例:議事録の要約)にNotion AIの利用シーンを限定し、成功体験を積むことから始めるとよいでしょう。小さな成功を社内に共有することで、他の部門への展開がスムーズに進みます。

導入後1か月を目安に「AIで削減できた作業時間」を計測し、効果を数値で把握することも有効です。月に10時間の作業削減ができていれば、人件費換算で年間数十万円のコスト削減に相当するケースもあるため、継続利用の判断材料になるでしょう。

よくある質問

Notion AIは無料で使えますか?

フリープランでも回数制限付きで利用できます。制限なく使いたい場合は、プラス・ビジネス・エンタープライズの各プランへの移行が必要です。

参考:料金プラン|Notion

Notion AIは日本語に対応していますか?

日本語での文章生成・要約・翻訳に対応しています。日本語で指示を出して日本語で出力を受け取れるため、日本語環境での業務にも問題なく活用できます。

Notion AIのデータは安全ですか?

NotionおよびサブプロセッサはユーザーデータをAIトレーニングに使用しないと公式に表明しています。ただし、回答生成時にはAnthropicやOpenAIなどの外部LLMプロバイダーにデータが送信されます。エンタープライズプランではLLMプロバイダーへのデータ保存がゼロリテンションとなるため、機密情報を扱う組織では上位プランの検討も一案です。

参考:Notion AI security & privacy practices|Notion Help Center

Notion AIの操作方法を業務に活かすために

Notion AIは、社内ナレッジを直接活用できる点が他のAIツールと大きく異なります。議事録の要約や求人票の作成、経費ガイドラインの整理など、日常業務の幅広い場面で作業時間の短縮につなげられます。フリープランでAIを使ったドキュメント管理や文章生成を試しながら、自社の業務フローへの組み込み方を探る方法もあります。


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