• 更新日 : 2026年8月28日

GitHub Copilot個人プラン(Individual)とは?料金・法人プランとの違い・非エンジニア活用法を解説

PointGitHub Copilot個人プランの料金と使い方は?

GitHub Copilot個人プラン(Copilot Pro)は月額10ドルからコード補完とChat機能を利用できる個人向けAIコーディング支援サービスです。

  • Proは月額10ドル・コード補完無制限
  • 法人プランとの差はIP補償と組織管理
  • VBA・GAS生成で非エンジニアも活用可

Q. 個人プランと法人プランの主な違いは?

  1. コード保管など基本的なAI機能に大差はなく、IP補償と組織のポリシー管理機能が法人プランのみに付帯します。

GitHub Copilot個人プラン(GitHub Copilot Individual、現在の呼称はCopilot Pro)は、月額10ドルからコード補完やチャット機能を利用できる個人向けプランです。本記事では、Copilot個人プランの料金体系、法人プラン(Business・Enterprise)との違い、非エンジニアの業務活用方法までを解説します。

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※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。

GitHub Copilot個人プランとは?どんな機能がある?

GitHub Copilot個人プランは、AIがコードの候補をリアルタイムで提案するコーディング支援サービスです。GitHubの公式プラン一覧では、個人開発者・フリーランス・学生・教育者・オープンソースのメンテナーを対象としたプランと位置づけられています。

個人プランで利用できる主な機能は次のとおりです。

  • コード補完:入力中のコードに対してAIが次の行や関数全体を提案する
  • Copilot Chat:エディタ内でAIに質問し、コードの生成・修正・解説を依頼できる
  • 複数モデルからの選択:プランに応じて利用できるAIモデルの範囲が異なる
  • 公開コードフィルタ:GitHubの公開リポジトリと一致するコード提案をブロックする機能

法人向けオファリング(Business・Enterprise)との主な違いは、組織のライセンス管理・ポリシー管理・IP補償の有無にあるとGitHub公式は説明しています。

参考:GitHub Copilot · Plans & pricing|GitHub

対応エディタは何がある?

Copilot個人プランはVS Code(Visual Studio Code)をはじめ、複数の開発環境に対応しています。GitHub公式によると、Copilot Chatの利用環境はVisual Studio Code、Visual Studio、JetBrains IDE、Eclipse、Xcodeが対象で、インライン補完はこれらに加えてVim/Neovimでも利用できます。

特にVS Codeは無料で導入できるため、プログラミング経験が浅い方でも始めやすい環境です。バックオフィス担当者がExcel VBA(Visual Basic for Applications)やGAS(Google Apps Script)を書く場合も、VS Code上でCopilotの補完を受けられます。

参考:Plans for GitHub Copilot|GitHub Docs

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※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。

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GitHub Copilot個人プランの料金体系は?

2026年7月時点の個人プランはFree・Student・Pro・Pro+・Maxの5段階で構成されています。2026年6月1日からは「GitHub AI Credits」と呼ばれるトークン消費型の従量課金が全プランに導入され、料金の仕組みが変わりました。

プラン 月額 月間AIクレジット コード補完
Free 無料 一定の割当あり 月2,000回まで
Student(学生向け) 無料 一定の割当あり 無制限
Pro 10ドル 1,500(基本1,000+変動500) 無制限
Pro+ 39ドル 7,000(基本3,900+変動3,100) 無制限
Max 100ドル 20,000(基本10,000+変動10,000) 無制限

参考:About individual GitHub Copilot plans and benefits|GitHub Docs

AIクレジット(従量課金)

GitHub AI Creditsは、2026年6月1日から全Copilotプランに導入されたトークン消費型の課金単位です。GitHub公式ブログによると、Copilot ProおよびPro+の月額サブスクリプションには、それぞれの価格に応じたAIクレジットが含まれる仕組みに移行しています。

一方で、通常のコード補完(インライン補完)やNext Edit Suggestionsはこのクレジット消費の対象外であり、有料プランであれば引き続き無制限に利用できます。クレジットが消費されるのは主にCopilot Chat・エージェント機能・コードレビューなど、プレミアムモデルを使う場面です。

バックオフィス業務でVBAの生成やGASの修正を行う程度であれば、コード補完自体は無制限に使える上、Proプランに含まれるクレジット枠でChat利用も一定量まかなえるケースが多いでしょう。

参考:GitHub Copilot is moving to usage-based billing|The GitHub Blog

Copilot個人プランと法人プランの違いは?

GitHub Copilotの個人プラン(Pro等)と法人プラン(Business・Enterprise)では、コード補完やChatといったAI機能そのものに大きな差はありません。GitHub公式によれば、両者の主な違いは組織のライセンス管理・ポリシー管理・IP補償にあります。

比較項目 個人プラン(Pro) Business(法人) Enterprise(法人)
対象 個人開発者・フリーランス・学生等 組織・チーム GitHub Enterprise Cloudを利用する企業
コード補完・Chat 利用可能 利用可能 利用可能
IP補償 なし あり あり
組織のポリシー管理 なし あり あり
ローカルのコード索引化 あり あり あり
クラウドのリモート索引化 なし あり あり

参考:GitHub Copilot · Plans & pricing|GitHub

IP補償は法人プランだけに付くのはなぜか

IP補償(知的財産補償)とは、Copilotが提案したコードをめぐる知的財産上のリスクに関して法人向けプランに付帯する保護であり、個人プランには含まれていません。GitHub公式は、組織向けオファリングと個人向けオファリングの主要な違いの一つとしてIP補償を挙げています。

自社サービスの開発にCopilotを利用するなら、この違いは見逃せないポイントです。ただし、社内向けの業務自動化スクリプト(VBAマクロやGASなど)を外部に公開せず自社利用のみにとどめる場合は、IP補償の有無がリスクとして顕在化する場面は限定的と考えられます。

参考:GitHub Copilot · Plans & pricing|GitHub

組織管理機能の有無が導入判断のポイントになる

法人プラン(Business・Enterprise)では、組織の管理者がポリシー管理や機能の有効・無効化を一元的に設定できます。個人プランにはこうした組織単位の管理機能がなく、契約も単一アカウントに紐づく仕組みです。GitHub公式ドキュメントでは、複数人にライセンスを付与したい場合は組織向けプランへのアップグレードが必要と案内されています。

従業員が複数名いる組織でCopilotの利用状況を一元把握したい場合はBusinessプランの検討余地がある一方、1〜2名の小規模チームや個人事業主であれば個人プランのほうがコストを抑えやすいといえます。

参考:GitHub Copilot licenses|GitHub Docs

Copilot個人プランを非エンジニアが業務活用する方法は?

GitHub Copilot個人プランは、Excel VBAやGoogle Apps Script(GAS)の生成支援を通じて、バックオフィス担当者の定型業務を効率化できるツールです。プロの開発者専用ではなく、日本語のコメントや指示文でも動作するコードの提案を受けられる点が特徴です。

Excel VBAの生成で事務作業を効率化する

経理担当者が繰り返し行う「請求書データの転記」や「月次レポートの集計」といった作業は、VBAで自動化することで手作業の時間を削減できる余地があります。

例えばVS Code上で、次のようなコメントを入力するだけでCopilotが対応するコードを提案してくれます。

Sheet1のA列からB列のデータを集計してSheet2に転記するVBAマクロを書いて

プログラミング未経験でも、日本語で処理内容を指示すればコードのたたき台が生成される仕組みです。ただし、生成されたマクロは業務データに適用する前に必ず内容を確認し、テスト環境で動作検証することが望まれます。

GASでメール送信や集計を自動化する

Googleスプレッドシート(Google Sheets)とGASを組み合わせれば、さらに幅広い業務を自動化できます。代表的な活用シナリオは次のとおりです。

  • スプレッドシートの取引データを条件別に集計し、Gmailで自動送信する
  • フォーム回答をトリガーにして担当者へ自動通知メールを配信する
  • 複数シートのデータを1つのレポートに統合し、定時で自動更新する

Copilot Chatに次のように依頼すれば、動作の土台となるコードを短時間で提案してもらえます。

スプレッドシートのB列が「未対応」の行だけ抽出して、担当者にメールを送るGASコードを書いて

GASはGoogleアカウントがあれば無料で使えるため、追加コストはCopilotの月額料金のみで済む点もメリットです。

個人プランを業務利用する際の設定は?

Copilot個人プランを業務で使う場合、入力したコードがAIモデルの学習に使われないよう設定を見直すことが重要です。GitHub公式によると、2026年4月24日以降、Copilot Free・Pro・Pro+・Maxのユーザーとのやり取り(入力・出力・コードスニペット等)は、オプトアウトしない限りAIモデルの学習改善に利用される場合があるとされています。

AIモデルの学習利用をオプトアウトする手順

自分のコードがGitHubの学習データとして使われないようにする手順は次のとおりです。

  1. GitHubにログインし、右上のプロフィールアイコンから「Copilot settings」を開く
  2. 「Allow GitHub to use my data for AI model training」の項目を確認する
  3. トグルを無効(Disabled)に切り替える
  4. 設定が保存されたことを確認する

なお、Business・Enterprise(法人プラン)の顧客データは、GitHubのデータ保護契約により、原則としてAIモデルの学習に利用されない扱いとなっています。個人プランでこの設定項目が表示されない場合は、法人プランのライセンスでログインしている可能性があります。

参考:Managing GitHub Copilot policies as an individual subscriber|GitHub Docs

公開コードフィルタを有効にする

公開コードフィルタ(Suggestions matching public code)は、Copilotの提案がGitHub上の公開リポジトリのコードと一致・近似した場合に表示をブロックする機能です。著作権リスクを抑えたい場合は有効にしておくとよいでしょう。

設定は次の手順で行います。

  1. GitHubの右上プロフィールアイコンから「Copilot settings」を開く
  2. Suggestions matching public code の項目を確認する
  3. ドロップダウンメニューから Block を選択する

参考:Managing GitHub Copilot policies as an individual subscriber|GitHub Docs

GitHub Copilot個人プランの導入手順は?

GitHub Copilot Proの利用開始は、GitHubアカウントの作成からVS Codeへの拡張機能追加まで、次のステップで進められます。

  1. GitHubアカウントを作成する:github.comにアクセスし、メールアドレスとパスワードを登録する。すでにアカウントがあればログインするだけでよい
  2. Copilotプランを契約する:ログイン後、Copilot settingsからProプラン等を選択し、支払い方法を登録する
  3. VS Codeをインストールする:VS Code公式サイトからダウンロードし、インストールを完了させる
  4. VS Codeに拡張機能を追加する:拡張機能マーケットプレイスで「GitHub Copilot」を検索し、インストールする
  5. GitHubアカウントで認証する:拡張機能インストール後にログインを求められるため、ブラウザ上で認証を完了する
  6. 動作を確認する:新規ファイルを開き、コメントやコードを入力してCopilotの提案が表示されれば設定完了

なお、GitHubは2026年4月20日にCopilot Pro・Pro+・Student(個人向けプラン)の新規サインアップを一時停止し、同年4月22日にはGitHub FreeおよびGitHub Teamプランの組織向けCopilot Businessの自己申込みも一時停止しました。エージェント利用の急増によるインフラ負荷が理由として説明されています。その後、2026年6月17日付のGitHub公式アップデートで、Student・Pro・Pro+・Maxの新規サインアップを数週間かけて順次再開すると案内されました。最新の受付状況はGitHub公式のアップデート情報で確認することをおすすめします。

GitHub Copilot個人プランのよくある質問

GitHub Copilotの個人プランに関してよくある質問をまとめました。

個人プランを業務で使っても問題ない?

GitHub Copilotの利用条件は、個人プランの場合はGitHub利用規約のセクションJ(AI機能)が適用され、BusinessおよびEnterpriseライセンスの場合は別途「GitHub Copilot Product Specific Terms」が適用されます。個人プランの利用条件には業務目的の利用を一律に禁止する記載はなく、個人事業主やフリーランスが業務で利用するケースも見られます。ただし、IP補償や組織管理機能が必要な場合は法人プランへの移行を検討する価値があります。

参考:GitHub Terms for Additional Products and Features|GitHub Docs

新規サインアップの制限は今も続いている?

2026年4月に一時停止されたCopilot個人プランの新規サインアップは、同年6月17日のGitHub公式アップデートで段階的な再開が発表されました。プランによっては再開までに時間差がある場合もあるため、契約前に公式ページで最新の受付状況を確認するとよいでしょう。

参考:Copilot individual plan sign-ups are reopening|GitHub Changelog

Copilot Freeプランとの違いは?

Freeプランは月2,000回までのコード補完と、限定的なChat・エージェント機能を無料で利用できるプランです。Proプラン以上では、コード補完が無制限になり、より広いモデル選択とAIクレジットの割当が受けられる点が主な違いです。

参考:About individual GitHub Copilot plans and benefits|GitHub Docs

対応プログラミング言語は?

GitHub CopilotはVBAやGASを含む幅広い言語のコード生成に対応しており、特定の言語に限定されるものではありません。ただし、生成されるコードの精度は言語やコンテキストによって差があるため、実行前の確認が推奨されます。

学生・教育者向けの割引はある?

GitHub公式では、検証済みの学生向けにCopilot Studentプランが無料で提供されているほか、教育者やオープンソースの主要メンテナーもProプランを無料で利用できる場合があるとされています。適用条件はGitHub Educationのプログラムを通じて確認する必要があります。

参考:About individual GitHub Copilot plans and benefits|GitHub Docs

ProとPro+はどう使い分ける?

日常的なコード補完や基本的なChat利用が中心であればProプランで十分なケースが多く、より上位のAIモデルへのアクセスや大きなAIクレジット枠が必要な場合にPro+が適しています。GitHub公式は、コーディング業務の頻度や求めるモデル性能に応じてプランを選ぶよう案内しています。

参考:About individual GitHub Copilot plans and benefits|GitHub Docs

GitHub Copilot個人プランで自分に合った活用を選ぶ

GitHub Copilot Individual(現GitHub Copilot Pro)は月額10ドルからコード補完やChat機能を利用できるプランです。IP補償や組織管理が必要な場合はBusinessプランが向いていますが、1〜2名の小規模チームや個人事業主であれば個人プランでコストを抑えた運用ができます。VBAやGASを使った業務自動化にも活用できるため、まずはFreeプランで試してみるのも一つの方法です。


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