- 作成日 : 2026年7月6日
Claude Codeの使い方は?インストール・始め方からバックオフィス業務での活用まで徹底解説
Claude Codeは、自然言語で指示するだけでファイル操作や業務処理を自動化できるAIコーディングエージェントです。
- Pro以上の有料プラン必須
- 議事録整理やExcel集計が可能
- インストールは1行コマンドで完了
Q. 非エンジニアでも使える?
A. はい。チャット形式で指示するだけなので、コマンドラインに不慣れでも直感的に操作できます。
Claude Codeは、Anthropic社が提供するAIコーディングエージェントで、自然言語の指示だけでファイル操作や業務処理を自動化できるツールです。本記事では、Claude Codeの使い方を、インストール手順、初期設定、便利な計画モードや権限管理、バックオフィス業務での活用例まで、企業の事務担当者にもわかりやすく解説します。コマンドラインに不慣れな方でも安心して導入できる構成です。
※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。
目次
Claude Codeとは?
Claude Codeとは、Anthropic社が提供するターミナルベースのAIエージェントで、自然言語の指示でコード生成や書類処理、ファイル操作を自動化できるツールです。チャット形式で指示するだけで、ExcelやCSV、テキストファイルなどの編集や集計まで任せられます。
開発者向けのコーディング支援ツールとして登場しましたが、現在ではバックオフィス業務での書類整理、議事録要約、データ抽出などにも活用が広がっています。ターミナル操作に不慣れな非エンジニアでも、実際に触れてみると「普通のチャットと変わらない」と感じられるほど直感的な操作性が特徴です。
Claude Codeでできることの一覧
Claude Codeは、コード関連だけでなく、文書処理やデータ整理など幅広いタスクに対応します。代表的な活用例は次のとおりです。
| 用途カテゴリ | 具体的な作業例 |
|---|---|
| 文書処理 | 議事録の要約、報告書ドラフト作成、文章校正 |
| データ操作 | CSV・Excelの集計、フォーマット変換、重複除去 |
| ファイル整理 | フォルダ一括リネーム、命名規則の統一 |
| コード生成 | 業務効率化スクリプト、自動化マクロ作成 |
| 情報抽出 | PDFやテキストからのキーワード抽出、表データ化 |
Zoomの文字起こしファイルをドラッグして「決定事項とTODOを担当者付きで一覧化して」と指示するだけで、会議録の整理作業を数十秒で完了させることもできます。
参考:Claude Code 概要|Claude Code Docs
Claudeチャット版との違い
Claude Codeとブラウザ版Claude(claude.ai)の違いは、ローカル環境のファイルを直接操作できる点にあります。チャット版はブラウザ内での会話に限定されますが、Claude Codeはパソコン上のファイル・フォルダを読み書きし、コマンド実行までこなせます。
| 比較項目 | Claude Code | Claude(ブラウザ版) |
|---|---|---|
| 利用環境 | ターミナル・VS Code・デスクトップアプリ | Webブラウザ |
| ファイル操作 | ローカルファイルを直接編集可能 | アップロード形式のみ |
| 自動化 | コマンド実行・Git操作などに対応 | チャット応答のみ |
| 主な用途 | コーディング・業務自動化 | 文章生成・相談・要約 |
| 必要プラン | Pro以上の有料プラン | 無料プランから利用可能 |
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Claude Codeを使うために必要な準備は?
Claude Codeを使うには、有料サブスクリプションと対応OSのパソコンが必要です。無料プランではClaude Codeは利用できず、Pro(月額20米ドル)、Max(月額100〜200米ドル)、またはTeam/Enterpriseプランへの加入が前提となります。
動作環境と料金プラン
Claude Codeのインストール前に、システム要件と必要なアカウントを確認しましょう。macOS 13以降、Ubuntu 20.04以降またはDebian 10以降、もしくはWSL付きのWindows 10(バージョン1809以降)が推奨環境です。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| OS | macOS 13以降/Windows 10以降(WSLまたはGit for Windows)/Ubuntu 20.04以降 |
| メモリ | 最低4GB(推奨8GB以上) |
| インターネット | 常時接続必須 |
| アカウント | Claude Pro/Max/Team/Enterpriseのいずれか |
料金プランは利用頻度に応じて選びます。個人で試すならPro、毎日ヘビーに使うならMax、組織導入ならTeamが基本です。
| プラン | 月額(米ドル) | 想定ユーザー |
|---|---|---|
| Pro | $20 | 個人で軽く試したい人 |
| Max 5x | $100 | 日常的に活用するヘビーユーザー |
| Max 20x | $200 | フリーランス・本格利用 |
| Team | $25〜/ユーザー | チーム導入 |
| Enterprise | 個別見積もり | 大企業・セキュリティ要件あり |
Claude Codeのインストール方法は?
Claude Codeのインストールは、公式インストーラーをターミナルで1行実行するだけで完了します。所要時間は3〜5分程度で、2026年現在はネイティブインストーラーが推奨されており、Node.jsの事前準備は不要になっています。
STEP1:OS別のインストール手順
macOS、Windows、Linuxそれぞれで使えるコマンドは次のとおりです。
| OS | 推奨インストール方法 |
|---|---|
| macOS | ターミナルで curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash を実行 |
| Windows | PowerShellで公式インストールスクリプトを実行(Git Bashを利用する場合は事前に Git for Windows の導入を推奨) |
| Linux | ターミナルで curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash を実行 |
Homebrewを使う場合は brew install –cask claude-code でも導入可能ですが、自動更新されないため手動アップデートが必要です。Windowsで claude コマンドが認識されない場合は、環境変数のPATHに C:Users[ユーザー名].localbin を追加してください。
STEP2:インストール後の動作確認
インストール完了後は、必ず動作確認のコマンドを実行しましょう。claude –version でバージョン情報を表示し、claude doctor でセットアップ状態を診断します。
All checks passed と表示されれば、インストールは正常に完了している状態です。
参考:Claude Code セットアップガイド|Claude Code Docs
Claude Codeの初期設定はどう行う?
Claude Codeの初期設定では、Anthropicアカウントへのログインとプロジェクト設定ファイル(CLAUDE.md)の作成を行います。この2つを済ませれば、基本的な利用準備が整います。
STEP1:初回ログイン・認証
ターミナルで claude コマンドを実行すると、ブラウザが自動で開き認証画面が表示されます。APIキーの入力は不要で、ブラウザでログインするだけで認証が完了します。
- ターミナルで claude を実行する
- 自動で開いたブラウザでAnthropicアカウントにログインする
- 認証コードをターミナルに貼り付ける
STEP2:作業フォルダとCLAUDE.mdの作成
Claude Codeはフォルダ単位で動作するため、業務ごとに作業ディレクトリを用意しておくと管理しやすくなります。/init コマンドを使えば、プロジェクト固有の設定ファイル CLAUDE.md の雛形を自動生成できます。
- 作業用フォルダを作成し、cd コマンドで移動する
- claude コマンドで起動する
- 起動後に /init を入力し、CLAUDE.md の雛形を作成する
- ファイルにコーディング規約や業務ルールを追記する
CLAUDE.md は応答品質を安定させる要となるファイルです。プロジェクトの前提情報や禁則事項を書いておくと、毎回同じ説明をする手間が省けます。
STEP3:VS Code拡張機能との連携
エディタと連携すれば、コマンドラインに不慣れな方でも視覚的に操作できます。
- VS Code(バージョン1.98以上)を起動する
- 拡張機能ビュー(Mac:Cmd+Shift+X、Windows:Ctrl+Shift+X)を開く
- 「Claude Code」と検索してインストールする
- コマンドパレット(Cmd+Shift+P または Ctrl+Shift+P)から起動し、「Claude.ai Subscription」で認証する
連携後はエディタ内で差分表示やファイルメンション機能が利用できます。
参考:VS Code で Claude Code を使用する|Claude Code Docs
Claude Codeの基本操作と便利な機能は?
Claude Codeの基本操作は、起動して自然言語で指示を出すだけです。加えて、Plan mode(計画モード)やモデル切替などの機能を使いこなせば、作業の精度とコスト効率を同時に高められます。
よく使うスラッシュコマンドの一覧
Claude Codeでは、スラッシュ「/」から始まるコマンドで操作を制御します。覚えておくべき主要コマンドは次のとおりです。
| コマンド | 機能 | 使いどころ |
|---|---|---|
| /init | CLAUDE.md の雛形を生成 | プロジェクト開始時 |
| /clear | 会話履歴をリセット | 新しいタスクに切り替えるとき |
| /compact | 履歴を圧縮 | 長時間作業でトークンを節約したいとき |
| /usage | 現在のセッションのコストを表示 | 利用状況を確認したいとき |
| /model | 使用モデルを切り替え | コストと精度のバランス調整 |
| /help | コマンド一覧を表示 | 操作に迷ったとき |
| /exit | セッションを終了 | 作業を中断するとき |
| claude –continue | 前回の会話を再開 | 同じ文脈で再開したいとき |
Plan mode(計画モード)の活用方法
Plan modeとは、Claude Codeが実装に着手する前に方針と手順を提案し、承認を得てから作業を開始するモードです。Shift+Tab キーを2回押すことで切り替えられます。
複雑な依頼ほど、いきなり作業させるよりPlan modeで計画を確認するほうが手戻りが減ります。たとえば「複数のExcelをマージして集計表を作って」のような複合タスクでは、Plan modeでファイル構成と処理手順を先に確認できると安心です。
モデル切替とコスト管理
Claude Codeでは /model コマンドで使用するAIモデルを切り替えられます。タスクの難易度に応じて使い分けることで、コスト効率を高められます。
| モデル | 特徴 | 推奨用途 |
|---|---|---|
| Haiku | 高速・低コスト | 軽い質問、簡単な整形作業 |
| Sonnet | 標準性能・標準コスト | 日常的な業務処理、文書整理 |
| Opus | 高性能・高コスト | 複雑な分析、大規模なデータ処理 |
/cost コマンドで現在のセッションのトークン消費量と概算コストを確認できるため、定期的に確認しながら使うとコスト管理がしやすくなります。
参考:コストを効果的に管理する|Claude Code Docs
バックオフィス業務でClaude Codeをどう活用する?
Claude Codeは、議事録整理・データ集計・書類フォーマット統一など、日々のバックオフィス業務を大幅に効率化できます。書類管理の煩雑さに悩む担当者にこそ恩恵が大きいツールです。
議事録の要約と要点抽出
会議の文字起こしファイルをClaude Codeに渡せば、決定事項・TODO・担当者・期限を構造化したサマリに変換できます。1時間の議事録なら手作業より短時間で要点整理できます。
依頼例:「meeting.txt を読み込み、決定事項とTODOを担当者・期限付きでMarkdown表形式に整理して、summary.md として保存して」
Excel・CSVのデータ集計と整形
スプレッドシート(Googleスプレッドシート、Excel/表計算ソフト)の集計・整形作業も自動化できます。複数ファイルのマージや重複除去、フォーマット統一もコマンド一つで完了します。
依頼例:「data フォルダ内の月次CSVをすべて結合し、得意先別・月別の売上を集計した結果を result.xlsx として書き出して」
ファイル名一括変更とフォルダ整理
大量のファイル名変更や、命名規則の統一もClaude Codeの得意分野です。「請求書_2026年04月_株式会社○○.pdf」のような統一フォーマットに自動で変換できます。
依頼例:「invoices フォルダ内のPDFを、ファイル内容から取引先名と発行日を抽出し、請求書_YYYYMM_取引先名.pdf の形式にリネームして」
報告書・社内文書のドラフト作成
定型的な報告書や社内通知文も、過去のテンプレートと最新データを組み合わせれば短時間でドラフトが完成します。
依頼例:「template.docx のフォーマットに、sales_q1.xlsx の数値を反映した第1四半期の業績報告書ドラフトを作成して」
外部サービスとの連携(MCP)はどう使う?
Claude CodeはMCP(Model Context Protocol)という仕組みを通じて、SlackやGoogle Drive、データベースなど外部サービスと連携できます。これにより、ファイル操作だけでなく、業務システムを横断した自動化が可能になります。
MCPは「AIと外部ツールをつなぐ共通規格」と捉えるとわかりやすく、対応サービスのMCPサーバーをClaude Codeに追加することで、新しい操作を取り込めます。たとえばSlack MCPを追加すれば、「今日のClaude Codeの作業結果をSlackの#業務報告チャンネルに投稿して」といった依頼が可能になります。MCPサーバーの追加は claude mcp add コマンドで行います。
参考:MCP経由でClaude Codeをツールに接続する|Claude Code Docs
Claude Codeを安全に使うための注意点は?
Claude Codeを業務で使う際は、差分確認・権限管理・機密データの取り扱いの3点を必ず押さえましょう。自動でファイルを書き換える力があるからこそ、運用ルールが重要になります。
変更内容を必ず差分で確認する
Claude Codeはファイルを書き換える前に、変更内容のプレビュー(差分)を表示します。「Yes/No」で承認するまで実際の書き込みは行われないため、想定外の変更を防げます。
権限管理(permission)で安全性を高める
Claude Codeは /permissions コマンドや settings.json で、ファイル操作やコマンド実行の権限を細かく制御できます。たとえば .env ファイルの読み込みや、git push -f のような危険なコマンドを禁止リストに登録しておくと、重要ファイルの破壊や誤操作を未然に防げます。
機密性の高いプロジェクトでは、最小権限の原則に従い、必要な操作だけを許可リストに登録する運用が安全です。
機密データの取り扱いとコスト管理
Claude Codeは入力内容をAnthropic社のクラウドに送信して処理します。個人情報や機密情報を含むファイルを扱う際は、社内ポリシーに従って利用範囲を明確にしましょう。データ保持なしでの利用を要するなら、Enterpriseプランの検討が推奨されます。
また、サブスクリプションには5時間ごとのレート制限があるため、/compact コマンドで履歴を圧縮しながら使うとコスト効率が良くなります。
よくあるトラブルと解決方法は?
Claude Code導入時の代表的なトラブルは「コマンドが見つからない」「認証に失敗する」「セキュリティソフトに弾かれる」の3つです。
command not found: claude と表示される場合は、PATHが通っていない可能性が高いため、ターミナルを再起動するか、source ~/.zshrc(または ~/.bashrc)でシェル設定を再読み込みします。それでも解消しない場合は、echo ‘export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"’ >> ~/.zshrc でPATHを追加してください。認証エラーが出る場合は、claude logout でいったんログアウトし、claude login で再認証を試します。社内のセキュリティソフトにインストーラーを弾かれた場合は、情報システム部門に「Anthropic社のClaude Code、コード署名済み」と伝えてホワイトリスト登録を依頼するとスムーズです。
Claude Codeの使い方を理解しよう
Claude Codeの使い方は、インストール・初期設定・基本コマンドの3ステップを押さえれば、初心者でも30分以内に使い始められます。Plan modeで作業方針を確認し、/model でコストを調整し、MCPで外部サービスとつなげば、活用範囲はバックオフィス業務全般に広がります。AIコーディングアシスタントという枠を超えて、議事録の要約、Excel集計、書類のフォーマット統一など、日々の事務作業を任せられる存在として活躍してくれるはずです。
まずはProプランで小さなタスクから試し、業務に合うと感じたらMaxやTeamプランへ移行する流れが、無理のない導入方法といえます。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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