「残高試算表」画面で「売上高」や「仕入高」の残高がマイナスで表示される場合、2つの原因が考えられます。
詳細は以下をご確認ください。
仕訳の内容に誤りがある
「売上高」や「仕入高」の残高がマイナスで表示される場合、仕訳の内容が誤っている可能性があります。
以下の手順では、「売上高」の残高がマイナスになっている場合を例に対処方法を説明します。
対処方法
- 「残高試算表」画面で「売上高」をクリックします。
- 表示された「総勘定元帳」画面で仕訳内容を確認し、編集する仕訳の「詳細」をクリックします。
仕訳の確認方法はこちらの項をご確認ください。
- 仕訳の内容を編集し、「保存」をクリックします。
- 「残高試算表」画面で正しい期末残高が表示されたことを確認します。
- 「残高試算表」画面で補助科目をクリックすると、「補助元帳」画面に切り替わります。
- 仕訳の内容についてはこちらのガイドをご参照ください。
「総勘定元帳」画面や「補助元帳」画面の確認方法
「総勘定元帳」画面や「補助元帳」画面では、科目ごとに取引を確認できます。
具体例
商品を現金で売り上げ、借方に「現金」・貸方に「売上高」を設定した仕訳を登録した場合、「総勘定元帳」画面を「売上高」で検索すると、「貸方金額」に金額が反映します。
「売上値引・返品」や「仕入値引・返品」の科目名を変更して売上や仕入の仕訳を登録している
原因
仕訳の内容は正しいにも関わらず売上高や仕入高の残高がマイナスになる場合、勘定科目「売上値引・返品」や「仕入値引・返品」の名称を変更して仕訳に使用している可能性があります。
「売上値引・返品」と「仕入値引・返品」はマイナスで計上される仕組みのため、売上高や仕入高の科目に名称を変更しても、プラスでは計上されません。
対処方法
「勘定科目」画面で勘定科目名の右側にある「!」のアイコンにカーソルをあわせ、初期値の勘定科目名が「売上値引・返品」や「仕入値引・返品」の科目を特定する必要があります。
以下では勘定科目「商品売上高」の残高がマイナスになっている場合を例に対処方法をご説明します。
対処方法
- 「勘定科目」画面で勘定科目名の右側にある「!」のアイコンにカーソルをあわせ、初期値の勘定科目名が「売上値引・返品」や「仕入値引・返品」の科目を特定する必要があります。
以下の手順では、勘定科目「商品売上高」の残高がマイナスになっている場合を例に対処方法を説明します。
- 勘定科目「商品売上高」の名称を「売上値引・返品」に戻します。
必要に応じて「決算書科目」の名称や税区分も変更してください。
- 画面下部の「+勘定科目追加」をクリックし、決算書科目「売上高」に紐づく勘定科目として「商品売上高」を選択します。
決算書科目を追加する場合は、「+決算書科目追加」をクリックし、「カテゴリ」で「売上(収入)金額」を選択して決算書科目と勘定科目を追加してください。
- 「残高試算表」画面で「売上値引・返品」をクリックします。
- 表示された「総勘定元帳」画面で仕訳の「詳細」をクリックし、仕訳を編集します。
- 「残高試算表」画面で正しい期末残高が表示されたことを確認します。
- 「残高試算表」画面で補助科目をクリックすると、「補助元帳」画面に切り替わります。
- 仕訳を一括で編集する場合は、「一括編集」機能をご利用ください。詳細はこちらのガイドをご参照ください。
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。
頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。
