売上仕訳と消込仕訳に使用する科目の設定箇所と具体例については、以下をご確認ください。
科目の設定箇所
「設定」>「債権・入金の科目のデフォルト, 税の端数処理」画面および「品目」画面で設定した科目が使用されます。
売上仕訳の科目
債権・前受の残高に応じて適切な仕訳が自動で作成されます。
売上計上日前に入金があった場合
借方科目 | 貸方科目 |
---|---|
「設定」>「債権・入金の科目のデフォルト, 税の端数処理」の「前受」で設定した科目 | 「設定」>「品目」で設定した科目 |
売上計上日までに入金がなかった場合
借方科目 | 貸方科目 |
---|---|
「設定」>「債権・入金の科目のデフォルト, 税の端数処理」の「債権」で設定した科目 | 「設定」>「品目」で設定した科目 |
消込仕訳の科目
売上計上日前に入金があった場合
借方科目 | 貸方科目 |
---|---|
「設定」>「債権・入金の科目のデフォルト, 税の端数処理」の「入金」で設定した科目 | 「設定」>「債権・入金の科目のデフォルト, 税の端数処理」の「「前受」で設定した科目 |
売上計上日後に入金があった場合
借方科目 | 貸方科目 |
---|---|
「設定」>「債権・入金の科目のデフォルト, 税の端数処理」の「入金」で設定した科目 | 「設定」>「債権・入金の科目のデフォルト, 税の端数処理」の「債権」で設定した科目 |
具体例
「設定」>「債権・入金の科目のデフォルト, 税の端数処理」画面および「品目」画面で以下のように設定した場合を例に説明します。
- 「債権」の勘定科目:売掛金
- 「入金」の勘定科目:普通預金、補助科目:マネフォ銀行
- 「前受」の勘定科目:前受金
- 「品目」の勘定科目:売上高
売上仕訳
売上計上日が「2023年3月31日」、対象取引の入金消込日が「2023年2月1日」の場合
借 方 | 貸 方 | ||
前受金 | 10,000円 | 売上高 | 10,000円 |
売上計上日が「2023年3月31日」、対象取引の入金消込日が「2023年5月1日」の場合
借 方 | 貸 方 | ||
売掛金 | 10,000円 | 売上高 | 10,000円 |
消込仕訳
売上計上日が「2023年3月31日」、対象取引の入金消込日が「2023年2月1日」で、かつ請求額と入金額が同額の場合
借 方 | 貸 方 | ||
普通預金 (マネフォ銀行) | 10,000円 | 前受金 | 10,000円 |
売上計上日が「2023年3月31日」、対象取引の入金消込日が「2023年5月1日」で、かつ請求額と入金額が同額の場合
借 方 | 貸 方 | ||
普通預金 (マネフォ銀行) | 10,000円 | 売掛金 | 10,000円 |
売上計上日が「2023年3月31日」、対象取引の入金消込日が「2023年5月1日」で、「請求額>入金額」のとき、差額に「支払手数料」の科目を使用する場合
借 方 | 貸 方 | ||
普通預金 (マネフォ銀行) | 9,560円 | 売掛金 | 10,000円 |
支払手数料 | 440円 |
売上計上日が「2023年3月31日」、対象取引の入金消込日が「2023年5月1日」で、「請求額<入金額」のとき、差額に「仮受金」の科目を使用する場合
借 方 | 貸 方 | ||
普通預金 (マネフォ銀行) | 10,000円 | 売掛金 | 9,000円 |
仮受金 | 1,000円 |
債権単体の処理で「貸倒損失」の科目を使用する場合
借 方 | 貸 方 | ||
貸倒損失 | 10,000円 | 売掛金 (取引先A) | 10,000円 |
入金単体の処理で「仮受金」の科目を使用する場合
借 方 | 貸 方 | ||
普通預金 (マネフォ銀行) | 10,000円 | 仮受金 | 10,000円 |
※消込操作の詳細はこちらを参照してください。
更新日:2023年04月05日
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