マネーフォワード クラウド債務支払 お知らせ

インボイス制度に対応するための機能をリリースしました ※9月13日追記あり

公開日:2023年08月28日

いつも「マネーフォワード クラウド債務支払」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、マネーフォワード クラウド債務支払でインボイス制度に対応するための機能をリリースしましたので、お知らせいたします。

インボイス制度についての詳細は、以下のガイドをご参照ください。
「インボイス制度」の概要とマネーフォワード クラウドでの対応方法

クラウド債務支払でインボイス制度に対応するために必要な設定については、以下のガイドをご参照ください。
インボイス制度に対応するために必要な設定や操作について

<ご注意>

  • 今回は一部機能のみリリースしました。他の機能についても後日リリース予定です。
  • 今後のリリース予定については、お問い合わせいただいてもお答えいたしかねます。

対象ページ

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド債務支払をご利用中のお客さま
※「インボイス制度」などの設定は、クラウド債務支払を「管理」権限でご利用中のお客さまのみ可能です。

追加機能の詳細

今回のリリースでは、インボイス制度への対応に向けて、メニューや項目を追加しました。

「インボイス制度」メニューの新設

「管理設定」>「債務機能設定」画面に「インボイス制度」メニューを新設しました。
「インボイス制度」画面では、「仕入控除税額の端数処理」で仕入控除税額の経過措置計算による端数処理、および「特例区分の摘要文言」を設定できます。

「仕入控除税額の端数処理」の項目は、「マネーフォワード クラウド会計・確定申告」と連携している場合は表示されません。

「インボイス制度」画面の詳細は、以下のガイドをご参照ください。
「インボイス制度」の設定

「税区分」に「インボイス経過措置」を追加

「管理設定」>「債務機能設定」>「科目・税区分」>「税区分」画面に「インボイス経過措置」欄を追加しました。
「インボイス経過措置」欄は、「管理設定」>「債務機能設定」>「基本設定」画面の「連携サービス」で「連携しない(他社会計サービスと連携する)」を選択している場合に表示されます。

「税区分」の詳細は、以下のガイドをご参照ください。
「税区分」の設定方法

支払依頼の申請画面に「特例区分」および「適格請求書発行事業者登録番号」を追加

支払依頼の申請画面に「特例区分」「住所・所在地」「適格請求書発行事業者登録番号」の入力項目を追加しました。
「適格請求書発行事業者登録番号」を入力すると、国税庁のAPIを通じて、入力した登録番号が国税庁に登録されているかを自動で判定できます。

国税庁に登録されている場合は、「登録情報を表示」をクリックすることで登録情報を確認可能です。

「適格請求書発行事業者登録番号」に存在しない登録番号が入力された場合や、登録番号が無効の場合は、アラートが表示されます。

  • 「適格請求書発行事業者登録番号」は、「特例区分」を選択していない場合に入力できます。
  • 「特例区分」と「適格請求書発行事業者登録番号」を利用する場合は、「申請フォーム」画面で表示設定を行う必要があります。
  • 請求書に「適格請求書発行事業者登録番号」が記載されていない場合は入力不要です。

「支払依頼申請」の詳細は、以下のガイドをご参照ください。
支払依頼申請

「支払依頼申請」の明細項目に「取引日」および税率別の小計表示項目を追加

支払依頼の申請画面に以下の項目を追加しました。

  • 支払依頼明細ごとの「取引日」 ※必須項目
  • 税率別の小計


なお、「適格請求書発行事業者登録番号」の有効確認は、支払依頼明細に入力した「取引日」時点の情報で以下のように判定されます。

  • 「有効」の場合:「インボイス経過措置」が「適格」と判定される。
  • その他の場合:「80%控除」と判定される。
  • 「日付」が2023年9月30日以前の場合:「適格請求書発行事業者登録番号」の入力内容に関わらず「適格」と判定され、消費税額の全額が仕入税額控除の対象となる。
<ご注意>
本機能リリース前に作成済みの支払依頼申請に添付した明細の編集を行う場合、支払明細ごとに「取引日」の入力が必要となります。

「支払依頼申請」の詳細は、以下ガイドをご参照ください。
支払依頼申請

「支払依頼申請」の詳細内に「税率別内訳」項目を追加

支払依頼の申請後の詳細画面に「税率別内訳」を追加しました。
「税率別内訳」には、税率別に「小計(税抜)」「消費税額/仕入控除税額」「小計(税込)」が表示されます。

支払依頼申請の詳細画面にある「合算仕訳」に項目を追加

支払依頼申請の詳細画面にある「合算仕訳」に、インボイス制度に関連する項目を追加しました。

「承認」および「経理業務」の支払依頼の編集画面に「インボイス経過措置」項目を追加

「承認」および「経理業務」の支払依頼の編集画面に、「インボイス経過措置」の項目を追加しました。

「インボイス経過措置」項目は、それぞれ以下の方法で確認してください。

  • 承認:「承認」>「支払依頼」>「申請一覧」画面で承認する申請の「内容確認」をクリックし、各明細の「詳細」を選択する。
  • 経理業務:「経理業務」>「支払依頼」>「明細一覧」画面で各明細の「詳細」をクリックする。

オペレーター入力のインボイス制度対応について

オペレーター入力では、現在の「支払先」「合計金額」「税区分」に加え、以下項目の入力に対応できるようになりました。

  • 適格請求書発行事業者登録番号
  • 税率ごとの明細行

「オペレータ入力」についての詳細は、以下のガイドをご参照ください。
Q. オペレーター入力とはどんな機能ですか?

OCR入力のインボイス制度対応について

OCR入力では、現在の「支払先」「合計金額」「支払期日」に加え、以下項目の入力に対応できるようになりました。

  • 適格請求書発行事業者登録番号
  • 税率ごとの明細行

「OCR入力」についての詳細は、以下のガイドをご参照ください。
Q. OCR入力(自動読み取り)機能とはどんな機能ですか?

会計ソフトとの仕訳連携について

クラウド会計・確定申告に仕訳を連携している場合

「マネーフォワード クラウド会計・確定申告」への仕訳連携時に、「インボイス経過措置」の情報も連携されるようになりました。
これにより、クラウド会計・確定申告で仕入控除税額が計算されます。

また、仕訳の摘要欄に「日付」「適格請求書発行事業者登録番号」「特例区分」「住所・所在地」が連携可能になりました。

クラウド会計Plusに仕訳を連携している場合

「マネーフォワード クラウド会計Plus」への仕訳連携時に、「インボイス経過措置」「消費税額」「仕入控除税額」の情報も連携されるようになりました。
これにより、クラウド会計Plusの消費税設定に従って仕入控除税額が計算されます。

また、仕訳の摘要欄に「日付」「適格請求書発行事業者登録番号」「特例区分」「住所・所在地」が連携可能になりました。

他社会計ソフトをご利用で、仕訳エクスポートしている場合

「費用計上仕訳」について、以下を出力項目として設定できるようになりました。

出力単位出力できる項目
明細単位
  • 適格請求書発行事業者登録番号
  • 特例区分
  • 住所・所在地
  • 取引日
  • インボイス経過措置
  • 仕入控除税額
  • 税抜金額(仕入控除税額から)
申請単位
  • 適格請求書発行事業者登録番号
  • 特例区分
  • 住所・所在地
  • インボイス経過措置
  • 仕入控除税額
  • 税抜金額(仕入控除税額から)
集計単位
  • インボイス経過措置
  • 仕入控除税額
  • 税抜金額(仕入控除税額から)

今後も皆さまのご要望に基づき、新機能開発・機能改善を進めてまいります。
ご意見・ご要望がございましたら、お問い合わせ窓口よりお送りください。

※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。

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